多良駅
日本の佐賀県藤津郡太良町にある九州旅客鉄道の駅
多良駅(たらえき)は、佐賀県藤津郡太良町大字多良にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線の駅である。
多良駅 | |
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駅舎(2005年3月) | |
たら Tara | |
◄肥前飯田 (4.1 km) (7.9 km) 肥前大浦► | |
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所在地 | 佐賀県藤津郡太良町大字多良1702-5 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■長崎本線 |
キロ程 | 67.7 km(鳥栖起点) |
電報略号 | タラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
323人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)4月16日[2] |
備考 | 無人駅[3] |
概要編集
江北駅方面からの普通列車の一部が当駅で折り返す。通常は普通列車のみ停車するが、2019年(平成31年)3月まではカニのシーズンを中心に一部の特急「かもめ」が臨時停車することがあった。なお、国鉄時代末期からJR初期は一部の特急「かもめ」が停車していた。
なお、当駅の存在する町名は読みは同じ「たら」だが、旧多良町と旧大浦村の合成地名である[要出典]ため「太良」と表記する[1]。
歴史編集
駅構造編集
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する持つ地上駅。上り線(2番のりば)を通過線とする一線スルー配線構造で、二つのホームは跨線橋(屋根なし)で結ばれている。駅舎は東側の単式ホームに面しており、古くからの木造であるがリニューアルされ、内部には待合所と改札口がある。2022年9月22日まで入線していた817系に合わせて2両分のホームがかさ上げされている。
もともとはJR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅であったが、2020年(令和2年)4月1日から無人化された[3]。
のりば編集
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2・3 | ■長崎本線 | 上り | 肥前浜・江北方面 |
下り | 諫早・長崎方面 |
利用状況編集
2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は323人である[6]。
年度 | 1日平均 乗車人員[7] |
---|---|
2000年 | 332 |
2001年 | 296 |
2002年 | 258 |
2003年 | 281 |
2004年 | 307 |
2005年 | 297 |
2006年 | 294 |
2007年 | 269 |
2008年 | 280 |
2009年 | 279 |
2010年 | 291 |
2011年 | 295 |
2012年 | 297 |
2013年 | 315 |
2014年 | 314 |
2015年 | 319 |
2016年 | 323 |
駅周辺編集
太良町の中心部となっており、駅周辺は多良川などいくつかの河川の河口部分にあたる。なお、多良岳登山口へはかつては当駅より祐徳バス中山線が運行されていたが、2019年(令和元年)10月に廃止された。
- 太良町役場
- 佐賀県立太良高等学校
- 太良町立多良小学校
- 太良町立多良中学校
- 国道207号 - 東側の海沿いを並行して通る。
- 佐賀県道232号多良停車場線
- 多良川
バス路線編集
隣の駅編集
脚注編集
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、22頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、715頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “多良駅4月から無人駅に 太良町、管理人設置を断念”. 佐賀新聞. (2020年3月14日). オリジナルの2020年3月21日時点におけるアーカイブ。 2020年3月21日閲覧。
- ^ “通報”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1985年1月17日)
- ^ “多良駅・特急臨時停車打ち切り JR九州グルメ企画終了機に 太良町長「復活を」 |行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE”. 佐賀新聞LiVE. 2019年12月4日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月1日閲覧。
- ^ 佐賀県統計年鑑、2020年9月5日閲覧
関連項目編集
外部リンク編集
- 多良駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
- 国土地理院地図閲覧サービス - 多良駅周辺の1/25000地形図(図名:多良)