夜モノ映画
夜モノ映画(よるものえいが)とは、映画の一ジャンルである。
概説
編集1960年代の前半、所謂モンド映画の元になったジャンルであり、モンド映画の前身的役割を果たしていたお色気やショーをメインにしたドキュメント映画である。
欧米のナイトクラブのショーやヴォードヴィル、見世物小屋等の出し物、ストリップショーやアクロバットショー、セクシーな風俗等、ステージモノに特化した裏観光的な記録映画であった。勿論一流の歌手によるショーも記録されていた。このジャンルに関する事は洋泉社の「悪趣味洋画劇場」や60年代に発刊された夜モノ特集した古本に掲載。 特に日本では夜シリーズとしてお色気メインとした娯楽モノとして人気を博したものの、ピンク映画の台頭やモンド映画の台頭により約、二年弱で衰退していった。
一部のお色気部分はモンド映画に吸収されていった[1]。
代表作
編集関連映画(番外編)
編集- ワールド・バイ・ナイトTODAY(1975)(Mondo Di Notte Oggi)正統派の夜モノジャンルを10数年ぶりに復活させた、ナイトクラブのお色気系エンターテーメントに特化した映画。
- クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011)(Crazy Horse)有名ナイトクラブを舞台にしたドキュメンタリーであり、そのステージと舞台裏をルポした映画。
- 地球の皮を剥ぐ(1963)(Ecco、This Shocking World)所謂夜モノジャンルの発展型でお色気よりも、もはやキワモノ性や残酷ショーを取り上げたモンド映画として吸収されたモノ。
脚注
編集参考文献
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