大伴祖父麻呂
奈良時代の貴族
大伴 祖父麻呂(おおとも の おおじまろ)は、奈良時代の貴族。名は邑治麻呂とも記される。常道頭・大伴吹負の子。官位は従四位下・越前按察使。
時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
別名 | 邑治麻呂 |
官位 | 従四位下越前按察使 |
主君 | 元正天皇→聖武天皇 |
氏族 | 大伴氏 |
父母 | 父:大伴吹負 |
兄弟 | 牛養、祖父麻呂 |
子 | 古慈斐 |
経歴
編集霊亀2年(716年)従五位下に叙爵。養老4年(720年)式部少輔に任ぜられる。
元正朝末の養老7年(723年)に従五位上に昇叙されて以降、神亀3年(726年)正五位下、天平元年(729年)正五位上と聖武朝にかけて順調に昇進し、天平3年(731年)従四位下に至る。この頃、越前按察使兼越前守を務めている。
官歴
編集『続日本紀』による。
系譜
編集脚注
編集参考文献
編集- 宇治谷孟『続日本紀 (上)』講談社〈講談社学術文庫〉、1992年。
- 宝賀寿男 編著『古代氏族系譜集成』上中下、古代氏族研究会、1986年。国立国会図書館書誌ID:000001831027。