大倉治彦
大倉 治彦(おおくら はるひこ、1958年5月2日 - )は、日本の実業家。月桂冠代表取締役社長、京都経済同友会代表幹事、日本酒造組合中央会会長などを歴任。
人物
編集京都府京都市出身。大倉敬一(元月桂冠社長・会長)の長男。京都教育大学教育学部附属高等学校を経て、1981年に一橋大学経済学部を卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行する。東京中央支店を経て、本店国際資金部で為替ディーラーを務めた[1]。
1987年、月桂冠に入社する。副社長等を経て、1997年に社長に就任する。日本酒市場の縮小、低価格化で利益率が下がる中、基本理念「QUALITY, CREATIVITY, HUMANITY」を定め、コンビニエンスストアやスーパーマーケット向けのパソコンを活用した提案型営業を強化するなど、コンビニ、スーパーでのシェア拡大に力を入れるほか、バイオ関連事業等の拡大も目指す[2]。1999年大手清酒専業メーカーで初めて品質管理の国際規格・ISO9002の認証を取得する[3]。2007年、上海駐在所を設立し、中国へ進出する。
一般社団法人京都経済同友会代表幹事、京都経営者協会常任理事、社団法人京都工業会常任理事、京都府酒造組合連合会会長、京都パープルサンガ後援会副会長、伏見納税協会副会長、日本酒造組合中央会副会長等も歴任し[4]、2020年日本酒造組合中央会会長。同年藍綬褒章受章[5][6]。
脚注
編集- ^ 「日経産業新聞」1997年2月20日
- ^ 「日本経済新聞」2001年8月25日、「日経産業新聞」2002年3月25日
- ^ 「日経産業新聞」1999年12月6日
- ^ 日本酒造組合中央会役員名簿日本酒造組合中央会
- ^ 秋の褒章決まる 黄綬に築野富美氏 大倉治彦氏が藍綬日本食糧新聞2020.11.02 12140号 01面
- ^ 新会長に大倉治彦氏日本食糧新聞2020.06.17 12066号 03面
- ^ “同友会で『ほんとうの憲法』を精読 批判的視点に学ぶ - 月桂冠社長 大倉治彦氏”. NIKKEI STYLE (2020年12月5日). 2020年12月16日閲覧。
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