大内山駅
三重県度会郡大紀町大内山にある東海旅客鉄道の駅
大内山駅(おおうちやまえき)は、三重県度会郡大紀町大内山にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
大内山駅 | |
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待合所(2005年8月) | |
おおうちやま Ōuchiyama | |
◄伊勢柏崎 (4.7 km) (2.6 km) 梅ケ谷► | |
所在地 | 三重県度会郡大紀町大内山759 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■紀勢本線 |
キロ程 | 86.9 km(亀山起点) |
電報略号 | オマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
35人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)11月13日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史 編集
- 1927年(昭和2年)11月13日:国鉄紀勢東線の伊勢柏崎駅から当駅までの延伸に伴い開業[1][2]。
- 1929年(昭和4年)4月26日:紀勢東線が当駅から紀伊長島駅まで延伸し、途中駅となる[1]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:三木里駅 - 新鹿駅間の開通に伴う線路名称改定により紀勢本線所属となる[1]。
- 1972年(昭和47年)10月15日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:無人化[3]。荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道に承継[1][2]。
- 2002年(平成14年):旧来からの木造駅舎が撤去され、新しく待合所が設置される。
駅構造 編集
南側に単式ホーム1面1線、北側に島式ホーム1面2線と、合計2面3線のホームを有する地上駅。二つのホームを屋根のない跨線橋が結んでいる。のりばは南から1番線、2番線、3番線となっている。
紀伊長島駅管理の無人駅。木造駅舎は撤去され、2002年(平成14年)からは1番線側に新築された待合所だけの駅となった。この脇にトイレを併設した「大内山駅前休憩所」が置かれており、内部には旧駅舎の駅名の看板も展示されている。
のりば 編集
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■紀勢本線 | 下り | 尾鷲・新宮方面[注釈 1] |
2・3 | 上り | 松阪・名古屋方面[注釈 1][注釈 2] |
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待合室(2023年7月)
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ホーム(2023年7月)
利用状況 編集
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
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1998年 | 54 |
1999年 | 53 |
2000年 | 49 |
2001年 | 49 |
2002年 | 47 |
2003年 | 41 |
2004年 | 37 |
2005年 | 38 |
2006年 | 48 |
2007年 | 52 |
2008年 | 50 |
2009年 | 42 |
2010年 | 37 |
2011年 | 35 |
2012年 | 41 |
2013年 | 46 |
2014年 | 41 |
2015年 | 34 |
2016年 | 34 |
2017年 | 30 |
2018年 | 32 |
2019年 | 35 |
駅周辺 編集
唐子川が大内山川に注ぐ地点に近く、駅周辺ではこれらの河川に沿って集落が散在する。駅の南側は2005年まで存在した旧大内山村の中心集落となっていて、商店などが立地するほか、大紀町役場大内山支所(旧大内山村役場)、大紀町立大内山小学校がある。また大内山郵便局が駅前に置かれている。
道路は大内山川に沿って国道42号が走っている。