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大利根 勝子(おおとね かつこ)は女流の浪曲師である。全盲。本名は斎藤勝子。1942年1月6日岩手県一関市生まれ。1953年4月9日、大利根太郎(初代東家浦太郎の当初の師匠でもある)に入門後、同年5月20日に北海道常呂町営林局で初舞台「花売り娘」。その後も長く地方巡業する。

目次

概要編集

「大利根勝子は五つの時に、流行り病をわずらって、三日三晩の高熱で、危うく命は助かるも、母の姿も見えぬ目に。咲き誇る花の薫りで春を知り、秋の夜長の虫の声、耳を傾けしみじみと、たとえこの眼は見えぬとも、聴いてくださる皆様の、熱い眼差し五体に受けて、行く末長くご贔屓を、高座(たかざ)ながらも願います」という今では珍しくなった自己紹介の外題付けを使い[1]、1995年に木馬亭で復活。現在も木馬亭を中心に活動している。声量豊かで、浪曲にかける意気込みが客席に伝わってくる[2]。 「鍛えられた浪花節の声だ。叫び、苦悩し、身悶えして節を感情を叩きつける。芸の神が憑依した大利根勝子の高座。芸歴は50年以上、木馬亭の財産だ[3]」と、高座を観た者の心を鷲掴みにする。

DVD編集

  • 『浪曲dramatix 唸りをあげる浪曲ソウル 大利根勝子 波瀾万丈!』MR-07

関連項目編集

参考文献編集

  • 長田衛『浪曲定席 木馬亭よ、永遠なれ。 芸豪烈伝+浪曲日記』創英社/三省堂書店、2014年2月14日。ISBN 978-4881428337
  • 全盲の浪曲師 大利根勝子さん活動60年-47NEWS(2017年5月21日閲覧)

脚注編集

  1. ^ #長田 p.284
  2. ^ #長田 p.195
  3. ^ #長田 p.284

外部リンク編集