大平原 (映画)
『大平原』(原題:Union Pacific)は、1939年制作のアメリカ合衆国の映画である。セシル・B・デミル監督。
大平原 | |
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Union Pacific | |
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監督 | セシル・B・デミル |
脚本 |
ウォルター・デレオン C・ガードナー・サリヴァン ジャック・カニンガム ジェシー・ラスキー・ジュニア |
原作 | アーネスト・ヘイコックス |
製作 | セシル・B・デミル |
出演者 |
バーバラ・スタンウィック ジョエル・マクリー |
音楽 |
ジグムンド・クラムゴールド ジョン・レイポルド |
撮影 | ヴィクター・ミルナー |
編集 | アン・ボーチェンズ |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 135分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $1,000,000[1] |
大陸横断鉄道建設を背景に描いた西部劇映画で、1939年の第1回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した[2]。
1940年のキネマ旬報外国映画ベスト・テン第8位。
あらすじ編集
1862年、エイブラハム・リンカーン大統領の命によって、アメリカを東西に結ぶ大陸横断鉄道の建設が始まった。東からユニオン・パシフィック鉄道、西からセントラル・パシフィック鉄道が敷設工事を行ない、また、どちらの会社がより長い線路を敷設できるかも競われた。
だが、財界の大物バロウズは私腹を肥やすために工事を遅らせようと企て、博奕打のキャムポウとその仲間ディックを雇い、酒と女と博奕で工夫を誘惑する。
そこで、ディックの北軍時代の親友ジェフ・バトラーが、工事を再開させるため派遣された。ユニオン側の名物機関士の娘で郵便係のモリーは、男らしいジェフに想いを寄せ、ジェフも彼女を愛していたが、ディックもまたモリーを愛していた。モリーはジェフを想いながらも、彼の危機を救うためディックと結婚することを決める。
キャスト編集
※括弧内は日本語吹替(NETテレビ版[3]/東京12ch版[4])
- モリー・モナハン:バーバラ・スタンウィック(小原乃梨子/二階堂有希子)
- ジェフ・バトラー:ジョエル・マクリー(田中信夫/羽佐間道夫)
- ディック・アレン :ロバート・プレストン(服部哲治/ )
- フィエスタ:エイキム・タミロフ(雨森雅司/ )
- キャムポウ:ブライアン・ドンレヴィ(筈見純/ )
- バロウズ:ヘンリー・コルカー
- ジャック:アンソニー・クイン(風祭修一/ )
- サム:リチャード・レイン
- ダラハイド:ロン・チェイニー・ジュニア
- イヴリン・キース
- メアリー・マクラレン(クレジットなし)
- ウィリアム・ウォーシントン(クレジットなし)
脚注編集
- ^ Union Pacific (1939) - Box office / business
- ^ Cannes Film Festival (1939)
- ^ 初回放送1968年6月16日『日曜洋画劇場』
- ^ 初回放送1978年6月30日『想い出の名作洋画劇場』
外部リンク編集
- 大平原 - allcinema
- 大平原 - KINENOTE
- Union Pacific - オールムービー(英語)
- Union Pacific - インターネット・ムービー・データベース(英語)