大澤信亮
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経歴編集
- 東京都生まれ。現在、埼玉県所沢市在住。
- 高校卒業後、ビル清掃のアルバイトをしたのち早稲田大学入学。
- 早稲田大学人間科学部卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。大学院では福田和也ゼミで近代思想史を専攻。修士論文題目は「日本資本主義論争における天皇制国家論」。
- 2003年3月、『重力02』の参加者による「web重力」の開設に伴い沖公祐とともに責任編集を務める。
- 2003年4月1日に刊行された『重力02』に小説「コンプレックス・パーソンズ」を発表。
- 2003年4月6日、「1968年の「重力」」と題して絓秀実、井土紀州、大杉重男、鎌田哲哉、沖公祐とトーク。青山ブックセンター本店にて。
- 2005年10月22日(土) 六本木ヒルズで行われた映像産業振興機構主催のシンポジウムに佐藤大、島田裕巳とともに登壇。司会はササキバラ・ゴウ。
- 2006年4月、映画専門大学院大学助手に就任。
- 2007年、「宮澤賢治の暴力」で第39回新潮新人賞評論部門受賞。受賞時は映画専門大学院大学にて助手を務めていた。
- 『論座』2008年5月号にて東浩紀、佐々木敦と鼎談。
- 『新潮』2008年11月号に「柄谷行人論」を掲載。
- 2008年11月9日(日) 東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎にて開催された第七回文学フリマで「東浩紀のゼロアカ道場」第四関門企画として発売された、三ツ野陽介とやずや・やずやチーム(project1980)の同人誌『ケフィア』に三ツ野陽介、杉田俊介、大澤の鼎談「批評は何を語るのか」が掲載される。
- 2010年4月に刊行された雑誌『ロスジェネ』第4号(最終号)にて杉田俊介と対談。
- 2010年10月、初の単著『神的批評』を新潮社から刊行。第24回三島由紀夫賞候補になるも落選。今村夏子が『こちらあみ子』(筑摩書房、2011年1月)で受賞。
- 『文學界』2011年3月号に「復活の批評」を寄稿。宇野常寛、雨宮処凛、赤木智弘、山城むつみ、鎌田哲哉、大塚英志、福田和也、福嶋亮大、安藤礼二、佐々木中、東浩紀、柄谷行人を批判した。
- 2011年、第4回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。副賞の100万円全額を、東北への義援金として日本赤十字社に寄付した。同年、日本映画大学准教授。
- 2012年3月、大澤が組合員として参加していた有限責任事業組合フリーターズフリーが解散。
- 『新潮』2013年7月号より「小林秀雄」の連載を開始。
- 2013年12月から2014年1月にかけて、5回にわたって公開講義『ジャーナリズム論』を開講。東浩紀、中島岳志、杉田俊介、山城むつみ、大澤真幸と対談を行った。大澤との対談は『群像』2014年3月号に、中島との対談は『すばる』2014年4月号にそれぞれ掲載された[1]。
- 『すばる』2016年2月号に浜崎洋介との対談「生きることの批評 in 箱根」が掲載された。
- 2017年9月の第49回新潮新人賞より、同賞の選考委員を務めている。
- 2017年よりすばるクリティーク賞選考委員。
著書編集
- 『神的批評』2010年、新潮社(「宮澤賢治の暴力」「柄谷行人論」「私小説的労働と協働」「批評と殺生」収録)
- 『新世紀神曲』2013年、新潮社(「復活の批評」「出日本記」「新世紀神曲」収録、ISBN 9784103278122)
共著編集
- 『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』(大塚英志共著、2005年、角川oneテーマ21)
評価編集
脚注編集
- ^ “日本映画大学 公式Webサイト”. www.eiga.ac.jp. 2018年7月7日閲覧。