大興郡(テフンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国平安南道東北部に位置する郡。

平安南道 大興郡
位置
各種表記
チョソングル: 대흥군
漢字: 大興郡
日本語読み仮名: だいきょうぐん
片仮名転写: テフン=グン
ローマ字転写 (MR): Taehŭng kun
統計(2008年
面積: 1,232.6 km2
総人口: 32,915 人
人口密度: 26.70 人/km2
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
上位自治体: 平安南道
テンプレートを表示

地理

編集

狼林山脈のうち大同江源流地帯にあたる郡である。

隣接行政区

編集

行政区域

編集

1邑・1労働者区・16里を管轄する。

  • 大興邑(テフンウプ)
  • 鯨水労働者区(キョンスロドンジャグ)
  • 広通里(クァントンニ)
  • 錦城里(クムソンニ)
  • 大同里(テドンニ)
  • 徳興里(トクンニ)
  • 都興里(トフンニ)
  • 狼林里(ランニムニ)
  • 龍坪里(リョンピョンニ)
  • 文三里(ムンサムニ)
  • 福興里(ポクンニ)
  • 小白里(ソベンニ)
  • 新南里(シンナムニ)
  • 雲興里(ウヌンニ)
  • 仁龍里(イルリョンニ)
  • 昌峴里(チャンヒョンニ)
  • 平和里(ピョンファリ)
  • 黒水里(フクスリ)

歴史

編集

1945年8月15日の時点で、寧遠郡の一部であった。1952年12月に北朝鮮の行政区画が改編された際、寧遠郡東北部にあたる城龍面・大興面・小白面・新城面からなる大興郡(1邑24里)が新設された。1954年10月から1972年11月までは咸鏡南道に所属した。

年表

編集

この節の出典[1]

  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、平安南道寧遠郡城龍面・大興面・小白面・新城面および温和面・徳化面の各一部地域をもって、大興郡を設置。大興郡に以下の邑・里が成立。(1邑24里)
    • 大興邑・龍大里・青山里・淳浩里・龍坪里・広通里・仁龍里・福興里・黒水里・鯨水里・平和里・大同里・小白里・狼林里・錦城里・昌壮里・都興里・雲興里・新南里・昌峴里・文三里・徳興里・温陽里・茴陽里・新興里
  • 1954年10月 - 行政区画の見直しにより、咸鏡南道大興郡となる。(1邑18里)
    • 龍大里・青山里・淳浩里・温陽里・茴陽里・新興里が平安南道寧遠郡に編入。
  • 1956年9月 - 昌壮里が雲興里・昌峴里に分割編入。(1邑17里)
  • 1961年3月 - 鯨水里が鯨水労働者区に昇格。(1邑1労働者区16里)
  • 1972年11月 - 行政区画の見直しにより、平安南道大興郡となる。(1邑1労働者区16里)
  • 2001年8月 - 黒水里の一部が咸鏡南道咸州郡上倉里と合併し、咸鏡南道咸興市来日労働者区となる。(1邑1労働者区16里)

脚注

編集

外部リンク

編集