メインメニューを開く

大越 慎一(おおこし しんいち、1965年10月10日 - )は日本の化学者東京大学理学系研究科化学専攻教授。専門分野は物性化学、磁気化学、光化学、錯体化学など。

研究編集

分子磁性体・金属酸化物磁性体などの研究で知られる。化合物湿度などの性質に応じて性質を変化させる磁性体や、ミリ波吸収材料など、新規な材料の開発に取り組んでいる。2010年には光によって金属状態と半導体状態を行き来する化合物(五酸化三チタン)の開発に成功し、高密度記録媒体の開発に道を拓く研究として注目を受けた[1]。2015年、蓄熱セラミックスを発見[2]

経歴編集

  • 1989年 上智大学理工学部卒
  • 1995年 東北大学大学院理学研究科博士課程修了
  • 1995年 財団法人神奈川科学技術アカデミー研究員
  • 1997年 東京大学先端科学技術研究センター助手(橋本和仁研究室)
  • 2000年 同講師
  • 2003年 同助教授
  • 2004年 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 助教授
  • 2006年 東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授
  • 2017年 フランスCNRS国際共同研究所 IM-LEDディレクター
  • 2017年 東京大学低温センター長
  • 2017年 東京大学教育研究評議会 評議員
  • 2017年 東京大学大学院理学系研究科 副研究科長

受賞編集

  • 2000年 日本化学会進歩賞
  • 2005年 文部科学大臣表彰 若手科学者賞
  • 2008年 日本学術振興会賞
  • 2008年 日本学士院学術奨励賞
  • 2009年 日本IBM科学賞
  • 2014年 市村学術賞
  • 2015年 井上学術賞
  • 2017年 向井賞
  • 2017年 ナノテク大賞 産学連携賞
  • 2018年 フランス レンヌ市より表彰
  • 2019年 日本化学会賞

など。

脚注編集

外部リンク編集