大邱上仁洞ガス爆発事故

大邱上仁洞ガス爆発事故(テグ サンインドン ガスばくはつじこ)は、1995年4月28日午前7時52分に、大韓民国大邱広域市達西区上仁洞で発生したガス爆発事故である。

大邱上仁洞ガス爆発事故
各種表記
ハングル 대구 상인동 가스폭발사고
漢字 大邱上仁洞가스爆發事故
発音 テグ サンインドン カスポクパル サゴ 
日本語読み: たいきゅうかみじんどう ガスばくはつじこ
2000年式
MR式
Daegu Sangindong gaseupokbal sago
Taeku Sangintong kaseup'okpal sako
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事故の概要 編集

事故当時、爆発事故現場の南側77メートル地点で行われていたデパート新築工事で誤って都市ガスの管を破損し、下水管を介してガスが大邱都市鉄道1号線建設工事現場に充満し爆発した。この事故で、事故現場付近に位置する嶺南中学校の生徒や教師を含む102人が死亡し、202人が負傷した。また建物346軒、自動車150台に被害を及ぼした。大邱地下鉄1号線の完成前の事故だったため、乗降客の被害はなかった。

この事故の前年10月には聖水大橋が崩落して32人が死亡し、さらにこの事故の2ヵ月後の6月29日には三豊百貨店が崩落して502人が死亡するなど1年以内に大規模事故が相次いだ事から、韓国では7月に災難管理法が成立することとなる。なお、大邱地下鉄開業後の2003年2月に大邱地下鉄放火事件が発生した。

関連項目 編集

外部リンク 編集