大阪神ビルディング(だいはんしんビルディング)は、大阪市北区梅田大阪駅前にかつてあった建物である。地下で大阪梅田駅(阪神)と直結しており、阪神百貨店梅田本店が入居していた。

大阪神ビルディング
情報
旧名称 梅田阪神ビル
用途 店舗
施工 大林組
建築主 阪神不動産
事業主体 阪神電気鉄道
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積
※約7,300
延床面積
※約97,000
階数 地下5階、地上11階
高さ 約50m
竣工 1963年
所在地 大阪府大阪市北区梅田一丁目
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概要 編集

1941年(昭和16年)4月23日に梅田阪神ビル(第1期工事、地上4階地下2階)として竣工[1]、地下に阪神マートの売場を開設[2]

1951年(昭和26年)11月1日に阪神マートは売場を1階に拡張し、阪神百貨店と改称。

1958年(昭和33年)3月13日に第1期増築工事(地上8階地下2階)が竣工し、阪神百貨店が売場を地上8階まで拡張[3]

1961年(昭和36年)1月18日に大阪神ビルディングに改称[4]

1963年(昭和38年)6月27日に拡張工事が完了し全体竣工[5]

1974年(昭和49年)11月21日に阪神百貨店の売り場を拡張し、全館が阪神百貨店となり、12月28日に改造工事が完成[6]

2002年(平成14年)11月にリニューアル工事が竣工[7]

市道を挟んで南側にある新阪急ビルと一体的に再開発され、大阪梅田ツインタワーズ・サウスに建て替えられることになり、2015年(平成27年)2月18日に東側の解体工事が着手され、2018年(平成30年)6月1日に西側の解体工事が着手された[8]

交通 編集

脚注 編集

  1. ^ 企業情報 > あゆみ > 年譜(昭和前期)阪神電気鉄道 2021年1月2日閲覧
  2. ^ 小展示資料集 > 第18回大阪資料・古典籍室1小展示 平成10年4月1日~5月7日 大阪の百貨店 創業時を中心に大阪府立中之島図書館
  3. ^ 大阪神ビル阪神百貨店 2021年1月2日閲覧
  4. ^ 企業情報 > あゆみ > 年譜(昭和中期)阪神電気鉄道 2021年1月2日閲覧
  5. ^ 実績 大阪神ビルディング大林組 2021年1月2日閲覧
  6. ^ 企業情報 > あゆみ > 年譜(昭和後期)阪神電気鉄道 2021年1月2日閲覧
  7. ^ 実績 大阪神ビルディング (リニューアル)大林組 2021年1月2日閲覧
  8. ^ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスII期部分の新築工事に6月1日から着手します - 阪神電気鉄道・阪急電鉄・阪急阪神不動産 2019年5月27日