大阪 - 新見・三次線
大阪 - 新見・三次線(おおさか - にいみ・みよしせん)は大阪府大阪市・吹田市・兵庫県宝塚市・西宮市と岡山県真庭市・新見市・広島県庄原市・三次市を結ぶ高速バスである。
なお、中国バスでは『みよしワインライナー』の名称で運行している。1990年代初期の同社のパンフレットでは『中国ハイウェイバス』と呼称していた。
全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。ただし、中国バス運行便については広島県内のみの利用に限り自由席で、予約は不要(かつて運行されていた広島電鉄担当便も同様だった)。
2020年10月以降、全便運休中。
歴史編集
- 1981年7月7日 大阪 - 新見線 運行開始。
- 1984年5月1日 4往復中の1往復が東城へ、1往復が三次まで運行開始[1]
- 1984年5月20日 中国バス・広島電鉄が参入。新大阪 - 三次車庫(中国バス)・加計営業所・千代田営業所(以上広島電鉄)間運行開始。
- 1991年7月25日 大阪 - 新見線 阪急バスから備北バスに運行変更。
- 1996年3月31日 中国バス・広島電鉄の阪急梅田乗り入れ中止。翌日から新大阪止めに戻る。また、広島電鉄は安佐営業所発着に統一。
- 1998年1月10日 真庭リバーサイドホテルへの停車を開始(阪急バス運行便のみ)。
- 2000年10月21日 広島電鉄が運行していた新大阪 - 安佐(飯室)線を廃止。
- これに伴い、1往復分のダイヤは中国バスが引き継ぎ三次まで運転。
- のちに、三次以西に停車する大阪線のバスとして中国ジェイアールバス運行の「浜田道エクスプレス大阪号」が運転開始されたが、この路線とは停車停留所が異なる。(高宮・美土里→高田インター、千代田出張所→千代田インター、広島北インター・安佐営業所周辺には乗り入れない。なお、2016年より三次インターにも停車している。)
- 2006年12月22日 旧・中国バスの事業廃止により、同社担当便を新・中国バス(両備ホールディングスの100%子会社)に移管。
- 2007年9月7日 真庭リバーサイドホテルへの停車を廃止。
- 2008年12月21日 大阪⇔湯原温泉(阪急バス・中鉄北部バス)廃止に伴い、同路線が停車していた津山北・院庄インター・久米・中国追分に、大阪 - 中国新見・三次系統(阪急バス・備北バス)が停車を開始。
- 2010年2月1日 広島側の予約受付業務を、備北交通観光課三次営業所から中国バス高速予約センター(福山市)に移管。
- 2012年4月1日 この日より落合サンプラザ前停留所を新設、西宮名塩・神郷の各停留所を廃止。
- 2015年5月18日 JR三次駅前に乗り入れ開始。中国バス便の巴橋停留所への停車を廃止。
- 2016年2月1日 中国バス便が三次(たび館)前への停車を取りやめ。また、中国バスの運行便が3往復→2往復に減少。
- 2017年12月22日 この日限りで中国バス便での帝釈バスストップ・庄原インターチェンジ・和知バスストップからの各バス停および中国バス東城出張所・三次駅との相互乗降取り扱いを廃止。翌日から大阪行は乗車専用・三次行は降車専用となる。
- 2020年4月13日 - 6月18日(中国バスは7月2日まで)、10月1日 - 新型コロナウイルス蔓延に伴う外出自粛による利用減退のため、全便が運休。
運行会社編集
- 現在
- 過去
停車停留所編集
すべて<停留所 - 停留所>でくくられた中での乗降はできない。また中国バス担当便のみ阪急梅田には乗り入れない(一時中国バスや当時運行していた広島電鉄も乗り入れていたが、1996年4月1日に再度新大阪止めに戻る)。
運行経路編集
- 新見線(備北バス)
- 新見・三次線(阪急バス・阪急観光バス)
- 三次線(中国バス)
外部リンク編集
脚注編集
- ^ 中国運輸局“アーカイブされたコピー”. 2008年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月23日閲覧。 高速バス(都市間バス)の運行状況