天才を殺す凡人
天才を殺す凡人(てんさいをころすぼんじん)は、北野唯我によって著された書籍。
概要
編集新卒採用のサービスを行う企業の役員でもある人物による著書。世の中を変えるほどの天才的な才能を発揮する人物が、あっさりと凡人たちに潰されてしまうという悲劇を述べる。このようなことは、歴史上でも現代の職場や人間関係でもしばしば起きているとの事[2]。
日本は天才が生まれにくい国であり、なぜ人は天才を潰してしまうのかについても述べられている。凡人は理解できないという理由で天才を潰し、秀才は妬みと憧れの相反する感情から天才を排斥しており、この行動のメカニズムが解説されている[3]。
2019年2月第1週の書籍売り上げランキングで1位[4]。
大賀康史による『ビジネスエリート必読の名著15』で同書が選ばれている[5]。
読者が選ぶビジネス書グランプリ2020で9位[6]。
日本の人事部「HRアワード」2019書籍部門に入賞[7]。
ITエンジニア本大賞ビジネス書部門ベスト10に選ばれる[8]。
脚注
編集- ^ “天才を殺す凡人―職場の人間関係に悩む、すべての人へ”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年7月23日閲覧。
- ^ “『天才を殺す凡人』 著者・北野唯我氏を救った“共感の神”とは?”. FRIDAYデジタル (2019年3月31日). 2023年7月23日閲覧。
- ^ “凡人は共感できず、秀才は妬む──。日本で天才が育たない理由、構造を解き明かす! - 経済・ビジネス - ニュース”. 週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト] (2019年2月19日). 2023年7月23日閲覧。
- ^ “「吉高由里子、定時で帰ります」!?本ランキング 2019年1月27日~2月2日”. ブクログ通信 (2019年2月6日). 2023年7月23日閲覧。
- ^ “「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」”. 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」. 2023年7月23日閲覧。
- ^ “「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」”. 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」. 2023年7月23日閲覧。
- ^ “全国の人事キーパーソンが選ぶ 日本の人事部「HRアワード」”. 日本の人事部「HRアワード」. 2023年7月23日閲覧。
- ^ “ITエンジニア本大賞2020”. Shoeisha. 2023年7月23日閲覧。
- ^ MONOQLO編集部 (2022年11月10日). “【2023年】ビジネス書のおすすめランキング100冊。専門家が徹底比較”. 360LiFE. 2023年7月23日閲覧。