天童駅
山形県天童市本町にある東日本旅客鉄道の駅
(天童バスターミナルから転送)
天童駅(てんどうえき)は、山形県天童市本町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線(山形線)の駅である。
天童駅 | |
---|---|
東口(2024年3月) | |
てんどう Tendō | |
所在地 | 山形県天童市本町一丁目1-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | テン |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,237人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)8月23日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■山形新幹線 |
キロ程 |
100.4 km(福島起点) 東京から373.2 km |
◄山形 (13.3 km) (7.7 km) さくらんぼ東根► | |
所属路線 | ■奥羽本線(山形線) |
キロ程 | 100.4 km(福島起点) |
◄天童南 (2.1 km) (3.0 km) 乱川► | |
備考 |
歴史
編集- 1901年(明治34年)8月23日:官設鉄道(後に日本国有鉄道)奥羽南線山形 - 楯岡間開通時に開設[1][3]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定に伴い、奥羽本線の駅となる[4]。
- 1914年(大正3年)3月26日:電報取扱を開始[5]。
- 1982年(昭和57年)3月20日:貨物取扱を廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱いを廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)12月20日:オレンジカード対応券売機設置[新聞 1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1]。
- 1992年(平成4年)
- 1993年(平成5年)10月4日:駅周辺が建設省の都市景観大賞を受賞。
- 1997年(平成9年)3月18日:駅東口・西口にエレベーターを設置。
- 1999年(平成11年)12月4日:山形新幹線新庄延伸に伴い停車駅となる[報道 1]。
- 2007年(平成19年)3月18日:指定席券売機を導入。
- 2018年(平成30年)9月1日:業務委託化、天童駅長・助役廃止。山形駅管理下となる[6]。
- 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービス開始[報道 2]。
- 2021年(令和3年)3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始[注 1][報道 3]。
- 2024年(令和6年)
駅構造
編集単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)、計2面3線を有する地上駅である。橋上駅舎を備え、ターミナルビルPALTEと東口で連絡している。駅舎には天童市将棋資料館及び将棋交流室がある。また、各ホームにはエレベーターが、2・3番線に上りエスカレータが設置されている。
有人改札であり、山形新幹線のICカード専用自動改札機と、山形線の簡易Suica改札機が別個に設置されている。
山形駅管理の業務委託駅で、自動券売機、話せる指定席券売機[2]、待合室が設置されている。直営駅時代は管理駅として、高擶駅 - 袖崎駅間の各駅を管理していた。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■山形新幹線 ■山形線 |
上り | 山形・東京方面[9] |
2 | 下り | 村山・新庄方面[9] | |
3 | ■山形線 | 上り | 山形方面[9] |
下り | 村山・新庄方面[9] |
- 当駅始発は3番線を使用する。また、山形方面からの終電は当駅止まりとなっている。
-
改札口(2024年3月)
-
ホーム(2024年3月)
利用状況
編集JR東日本および「天童市の統計」によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,237人である[利用客数 1]。
1986年度(昭和61年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1986年(昭和61年) | 1,819 | [利用客数 2] |
1987年(昭和62年) | 1,821 | |
1988年(昭和63年) | 1,892 | |
1989年(平成元年) | 非公表 | |
1990年(平成 | 2年)非公表 | |
1991年(平成 | 3年)1,932 | |
1992年(平成 | 4年)1,983 | |
1993年(平成 | 5年)2,012 | |
1994年(平成 | 6年)2,065 | |
1995年(平成 | 7年)2,099 | |
1996年(平成 | 8年)2,159 | |
1997年(平成 | 9年)2,061 | |
1998年(平成10年) | 1,970 | |
1999年(平成11年) | 1,666 | |
2000年(平成12年) | 1,938 | [利用客数 3] |
2001年(平成13年) | 1,996 | [利用客数 4] |
2002年(平成14年) | 1,968 | [利用客数 5] |
2003年(平成15年) | 1,915 | [利用客数 6] |
2004年(平成16年) | 1,855 | [利用客数 7] |
2005年(平成17年) | 1,828 | [利用客数 8] |
2006年(平成18年) | 1,804 | [利用客数 9] |
2007年(平成19年) | 1,814 | [利用客数 10] |
2008年(平成20年) | 1,755 | [利用客数 11] |
2009年(平成21年) | 1,689 | [利用客数 12] |
2010年(平成22年) | 1,701 | [利用客数 13] |
2011年(平成23年) | 1,714 | [利用客数 14] |
2012年(平成24年) | 1,729 | [利用客数 15] |
2013年(平成25年) | 1,799 | [利用客数 16] |
2014年(平成26年) | 1,745 | [利用客数 17] |
2015年(平成27年) | 1,588 | [利用客数 18] |
2016年(平成28年) | 1,517 | [利用客数 19] |
2017年(平成29年) | 1,516 | [利用客数 20] |
2018年(平成30年) | 1,463 | [利用客数 21] |
2019年(令和元年) | 1,393 | [利用客数 22] |
2020年(令和 | 2年)981 | [利用客数 23] |
2021年(令和 | 3年)1,034 | [利用客数 24] |
2022年(令和 | 4年)1,139 | [利用客数 25] |
2023年(令和 | 5年)1,237 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集東口には昔からの商店街、住宅地があるが、最近ではマンション建設が進んでおり、駅周辺の人口が増加しつつある。また、西口は新興住宅が立ち並んでいる。
バス路線
編集ターミナルビルPALTE内に天童駅前バス停が[10]、駅東口ロータリーに天童駅東口バス停が設置されている。
- 天童駅前
- 天童駅東口
- オリオンバス:東京方面
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、530頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d “駅の情報(天童駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
- ^ 『逓信省告示第三百三十四号. 官報. 1901年08月21日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『鉄道院告示第五十四号. 官報. 1909年10月12日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『逓信省告示第169号. 官報. 1914年03月20日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ “営業職場の施策の提案と説明について” (PDF). 東日本旅客鉄道労働組合 (2018年5月25日). 2018年8月31日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 『山形新幹線の全車指定席化と山形・秋田新幹線の特急料金の改定について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道秋田支社、2021年11月16日。オリジナルの2021年11月16日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
- ^ 『2022年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年12月17日。オリジナルの2021年12月17日時点におけるアーカイブ 。2021年12月17日閲覧。
- ^ a b c d “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(天童駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月15日閲覧。
- ^ 「4月1日 (水)~ 市営バスの運行時刻・停留所名が変わります」『市報てんどう』(PDF)1576号、天童市総務部市長公室、2020年4月1日、15頁 。
報道発表資料
編集- ^ 『山形新幹線「つばさ」の新庄開業等について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、1999年7月30日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ 。2020年11月13日閲覧。
- ^ 『「新幹線eチケットサービス」が始まります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、北海道旅客鉄道、西日本旅客鉄道、2020年2月4日。オリジナルの2020年2月26日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ 『タッチでGo!新幹線 サービスエリア拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年11月12日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ 。2020年11月13日閲覧。
- ^ 『山形県のSuica利用がますます便利になります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東北本部、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ 『山形県におけるSuicaご利用駅の拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2022年7月22日。オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブ 。2022年7月22日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
新聞記事
編集利用状況
編集- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “天童市の統計” (PDF). 天童市. p. 80 (2011年). 2019年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(天童駅):JR東日本