天花 (テレビドラマ)

2004年前期のNHK連続テレビ小説第70作
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天花』(てんか)は、2004年3月29日から9月25日まで放送されたNHK連続テレビ小説第70作目[4]

天花
ジャンル テレビドラマ
脚本 竹山洋
出演者 藤澤恵麻
片平なぎさ
香川照之
平山広行
市川実日子
木村佳乃
中嶋朋子
石野真子
柳沢慎吾
尾美としのり
星野真里
涼風真世
吹越満
内海桂子
財津一郎
加賀まりこ
竹中直人
中村梅之助
富司純子
ナレーター 山根基世(語り)
オープニング MISIA名前のない空を見上げて
時代設定 1994年平成6年)夏[1][2] - 2004年(平成16年)9月[3]
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2004年3月29日 - 9月25日
放送時間15分
回数全156
番組年表
前作てるてる家族
次作わかば
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特徴 編集

イグネ[2]に囲まれた農家で農業に生きる祖父から「物にも人にも愛情を込めることの大切さ」を教えられて育ったヒロイン・天花(藤澤恵麻)が保育園の保育士を目指す姿を宮城県仙台市東京都武蔵野市を主な舞台に描く。宮城県を舞台とした朝ドラは第36作『はね駒』以来である[5]

天花」とは実在する言葉であり、の異称に使われる。

テーマソングをMISIAが担当、音楽を村松崇継が歴代史上最年少(当時 26歳)で担当した[6]

ヒロインは2367人が応募したオーディションで決定し[7]2003年9月10日に発表された[8]

主要キャストは同年10月14日に発表された[9]

2004年8月27日[10]から12月にかけて、完全版DVD-BOXがNHKソフトウェア(後にNHKエンタープライズと合併)から、3回に分けて発売された(NSDX-8090、NSDX-8096、NSDX-8102)。

キャスト 編集

佐藤天花 → 鈴木天花
演 - 藤澤恵麻
主人公
佐藤秀子(天花の母)
演 - 片平なぎさ
佐藤信夫(天花の父)
演 - 香川照之
佐藤信一郎(天花の祖父で、信夫の父)
演 - 財津一郎
佐藤由加(天花の妹)
演 - サエコ(現・紗栄子
鈴木昭三(竜之介の祖父)
演 - 中村梅之助
鈴木美子(竜之介の祖母)
演 - 富司純子
鈴木大樹(竜之介の父)
演 - 竹中直人
鈴木竜之介(天花の許嫁)
演 - 平山広行
鈴木亜希子(竜之介の叔母)
演 - 石野真子
蔭山佐知子(天花の高校時代の担任)
演 - 木村佳乃
川島薫(天花の親友)
演 - 市川実日子
川島立子(薫の母)
演 - 山下容莉枝
篠田しのぶ
演 - 山村美智
平井勝子
演 - 加賀まりこ
真田珠江
演 - 中嶋朋子
加瀬豪
演 - 辰巳琢郎
星野課長
演 - 藤田宗久
正岡利夫
演 - ダンカン
正岡弘子
演 - 杜けあき(仙台市出身)
正岡建郎
演 - 小林勝也
正岡妙子
演 - 岩本多代
佐伯陽子
演 - 涼風真世石巻市出身)
佐伯静
演 - 星野真里
畑山精吉
演 - 柳沢慎吾
高杉新一
演 - 毒蝮三太夫
田中サチ
演 - 内海桂子
篠田純一
演 - 片山怜雄
河村健太
演 - 尾美としのり
森田聡子
演 - 国生さゆり
森田ノリ
演 - 左時枝
吉野彩子
演 - 井上晴美
宮澤賢
演 - 吹越満
藤堂怜子
演 - 奥貫薫
冬木正照
演 - 朝倉伸二
斉藤登一
演 - 小倉久寛
畑山順子
演 - 宮地雅子
笹木康介
演 - 布川敏和
笹木順子
演 - 黒沢あすか
原田真一
演 - 出光秀一郎
落合由香里
演 - 伊藤裕子
岡崎誠
演 - 西川忠志
早川栄子
演 - 大塚良重
沢村直美
演 - 三輪明日美
吉本美貴
演 - 上原歩
沢村翔太郎
演 - 永岡佑
その他
演 - 野添義弘小笠原亜里沙田口萌木内友三酒井麻吏奏谷ひろみ河野梨花

スタッフ 編集

放送日程 編集

放送日 サブタイトル 演出
1 001-006 3月29日 - 4月03日 杜の都のジュリエット 長沖渉
2 007-012 4月05日 - 4月10日 ロミオの住む街、東京へ
3 013-018 4月12日 - 4月17日 やがて実のなる天の花 加藤拓
4 019-024 4月19日 - 4月24日 じいちゃんの涙
5 025-030 4月26日 - 5月01日 おはよう、天花先生 長沖渉
6 031-036 5月03日 - 5月08日 最高の初恋
7 037-042 5月10日 - 5月15日 光をください 勝田夏子
8 043-048 5月17日 - 5月22日 旅立ちは今 加藤拓
9 049-054 5月24日 - 5月29日 出会いの時、再会の季節
10 055-060 5月31日 - 6月05日 相徳寺保育園の秘密 菓子浩
11 061-066 6月07日 - 6月12日 園児大募集! 長沖渉
12 067-072 6月14日 - 6月19日 女友達の約束 勝田夏子
13 073-078 6月21日 - 6月26日 正直なひと 大杉太郎
14 079-084 6月28日 - 7月03日 今日から明日へ 加藤拓
15 085-090 7月05日 - 7月10日 相徳寺保育園は負けない
16 091-096 7月12日 - 7月17日 園長交代 長沖渉
17 097-102 7月19日 - 7月24日 働くお母さん、応援します! 大原拓
18 103-108 7月26日 - 7月31日 笑顔のママでいるために 勝田夏子
19 109-114 8月02日 - 8月07日 新米パパ、応援します! 長沖渉
20 115-120 8月09日 - 8月14日 握手しよう 加藤拓
21 121-126 8月16日 - 8月21日 先生を忘れない 勝田夏子
22 127-132 8月23日 - 8月28日 私たちの未来 土屋勝裕
23 133-138 8月30日 - 9月04日 自然の中の保育園 大原拓
24 139-144 9月06日 - 9月11日 幸せのかたち 加藤拓
25 145-150 9月13日 - 9月18日 走りはじめる二人 土屋勝裕
26 151-156 9月20日 - 9月25日 果たされた約束 長沖渉

オープニング 編集

本番組の舞台となる宮城県仙台市の風景や様子を取り上げている。また、ヒロインが保育士を目指す物語ということもあってか、乳児がハイハイをしている映像も流れている。

エンディング 編集

本番組のエンディングはそれぞれの放送分で印象に残っている登場人物の写真を取り上げている。最終回は天花と竜之介の結婚式の時の記念写真を取り上げている。

視聴率 編集

初回は18.6%。最高視聴率は20.0%をマークし、平均視聴率16.2%となった(ビデオリサーチ関東地区調べ)[11]

総集編 編集

BShiで2004年11月10日・2004年11月11日に総集編連続4回シリーズを2回ずつ放送した。地上波で2004年12月29日、2004年12月30日に2回ずつ放映される予定だったが、インドネシア・スマトラ島大地震・大津波と、紀宮清子内親王の婚約会見などの編成の都合で、29日に3回分をまとめて放送し、30日は最終回のみを放送した。デジタルBS2では2004年12月30日の16時 - 19時に総集編連続4回をまとめて放送した。

  • 第1回「杜の都のジュリエット」
  • 第2回「最高の初恋」
  • 第3回「一人の保母として」
  • 最終回「果たされた約束」

出典 編集

  1. ^ 舞台年表”. 朝ドラ100. NHK. 2023年8月15日閲覧。
  2. ^ a b ストーリー 第1週 - NHK 連続テレビ小説「天花」
  3. ^ ストーリー 第26週 - NHK 連続テレビ小説「天花」
  4. ^ a b c d NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2005』日本放送出版協会、2005年10月31日、178頁。 
  5. ^ 「ご当地マップ」を参照。
  6. ^ 第70作「天花」”. 朝ドラ100. NHK. 2023年8月15日閲覧。
  7. ^ 【朝ドラのころ】藤澤恵麻(1) 女優デビューがヒロイン、東京の両親が支えに(1/3ページ) - サンスポ
  8. ^ 藤澤恵麻、就職先は女優に内定!? - ZAKZAK 2003/09/10 - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)
  9. ^ 2003年10月14日 連続テレビ小説「天花」の主なキャストが決定!
  10. ^ 「天花」完全版のDVD・ビデオ発売について NHKドラマトピックス
  11. ^ NHK 連続テレビ小説と視聴者 −“朝ドラ”はどう見られているか −” (PDF). メディア研究部. NHK放送文化研究所 (2020年1月30日). 2023年7月27日閲覧。(「付表1 NHK 連続テレビ小説【作品一覧表】」の154頁の70)

外部リンク 編集

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
てるてる家族
(2003年度下半期)
天花
(2004年度上半期)
わかば
(2004年度下半期)