ホンキートンク (お笑いコンビ)

日本のお笑いコンビ
天草ヤスミから転送)

ホンキートンクは、漫才協会および落語協会に所属する漫才師2003年11月結成[2]十代目鈴々舎馬風ファミリー。出囃子は『ギザギザハートの子守唄』。

ホンキートンク
メンバー 間瀬 弾
(2003年 - )
遊次
(2019年 - )
結成年 2003年
事務所 漫才協会
(2003年 - )
落語協会
(2006年 - )
プロモーション・ススム
(2003年 - 2009年)
マセキ芸能社
(2009年 - 時期不明)
活動時期 2003年 -
師匠 星セント(弾)
十代目鈴々舎馬風
出会い 笑組ゆたかの紹介
(弾・遊次)
旧コンビ名 A23デラックス(3人組、コント)[1]
Gプラン[1]
現在の活動状況 寄席や都内ライブなど中心
芸種 漫才
過去の代表番組 年忘れ漫才競演(NHK)
スパイスベータCBCテレビ
スゴネタ!テレビ神奈川
公式サイト ホンキートンク公式ホームページ
受賞歴
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プロフィール 編集

間瀬 弾ませ だん
本名:間瀬 範彦ませ のりひこ[2]、1971年9月26日生まれ(52歳)[2]
愛知県半田市亀崎町出身[3][4]。身長167cm[2]ツッコミ担当。B型。愛知県立半田商業高等学校卒業[3][5][4]
高校ではラグビー部の主将を務めたり、バンド活動を行っていた[4]。卒業後もアルバイトやバンド活動をしていたが、「地元で終わりたくない。人前に出たい」という思いから22歳で上京し芸能事務所と契約[4]山本直樹守ってあげたい』を原作にしたVシネマ『女教師 禁じられた情事』のオーディションに合格し役をもらったものの、本番中セリフも演技も駄目出しされ、俳優養成所に通うこととなった[4]。舞台やドラマの端役やアニメの声優を細々とやりながら、28歳の時、星セント・ルイス星セントに出会い、付き人となる[4]
元々星セントに付けられた名は「団」であったが、字画などが悪かったため星セントに申し出て「弾」の字へ変更した[6]
2015年5月14日、ねづっち三浦昌朗らと共に漫才協会の理事に就任。
遊次ゆうじ
本名:栗田 雄司、1985年3月6日生まれ(39歳)[7]
東京都出身。2019年11月4日より加入した新メンバー[8]。メンバー入りのきっかけは、先輩芸人である笑組・ゆたかの紹介[9]。元々芸人としての活動歴があり、「ゆーじーん」の名前で劇団HALLJACKの一員として活動していた[10]三遊亭金翁(4代目三遊亭金馬)の孫で、5代目三遊亭金馬の甥。4代目三遊亭金馬のかばん持ちとしてコンビ結成以前より寄席に出入りしていた。本人のTwitterでは時折金翁とのツーショットを披露している。

概要 編集

2002年星セント・ルイス星セントに弟子入り。2003年11月結成し、プロモーション・ススムに所属。同年、漫才協会に入会。その後、2006年落語協会に入会。2009年、マセキ芸能社へ移籍。主に寄席、都内ライブ等にて活動する。

ロケット団ナイツ宮田陽・昇を加えた4組で「漫才協会の四天王」と呼ばれる[11]

2014年11月、漫才協会の第26代真打ちに昇進。同年11月28日、浅草公会堂で行われた「第45回漫才大会」において真打ち昇進披露を行う[12]。プレゼンターとして落語協会会長の柳亭市馬が駆けつけた[13]

弟子入り前の2000年4月から6月にかけて『即興・カニクラブ』にIQというコンビ名で参加しており、同年4月13、14日に"陰と陽"(場所:ART GROUND エウロス)という単独ライブ行っている。

2019年7月末日の上野鈴本演芸場での独演会をもって、利が妻の治療のサポートを中心とした生活とするために脱退[14]。弾は「ホンキートンク弾」としてピン及びユニットとして漫才活動を継続し[15]、利は活動は休業するものの、所属する漫才協会および落語協会には籍を残したうえで、故郷の熊本と本名を組み合わせた「天草ヤスミ」に改名する[16]

その後はそれぞれホンキートンク弾、天草ヤスミとしてそれぞれピン芸人となったが、同年11月4日、弾は遊次を新メンバーとして、コンビとしての「ホンキートンク」を復活させることを発表した[17]。2020年1月11日、浅草東洋館での漫才協会1月中席より弾・遊次のコンビで「ホンキートンク」として出演[18]。同年9月には落語協会の準会員として再入会し、同協会の定席に復帰[19]。1年後の2021年9月21日付で再び落語協会の正会員となった。

出演 編集

テレビ 編集

ラジオ 編集

ライブ 編集

  • TOMATO LIVE Vol.21-23(しもきた空間リバティ、2008年)[1]

イベント 編集

舞台・寄席 編集

ほか。

受賞歴 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f ホンキートンク”. タレントデータベース. タレントデータベース. 2016年7月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i ホンキートンク”. マセキ芸能社. 2016年7月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 間瀬 範彦”. Facebook. 2016年7月2日閲覧。
  4. ^ a b c d e f “わが校の先輩 半田市亀崎小 漫才師・間瀬弾さん(43)”. 中日新聞知多版(朝刊) (中日新聞社). (2015年4月14日) 
  5. ^ ホンキートンク プロフィール”. プロモーション・ススム (2009年2月25日). 2016年7月2日閲覧。
  6. ^ 宮田陽とホンキートンク弾の Yo! So! Dan! 1”. YouTube. 漫才協会 (2015年4月29日). 2016年7月3日閲覧。
  7. ^ [1]
  8. ^ ホンキートンク遊次 [@METALBEER] (2019-11-4). "この度ホンキートンク弾さん(@honkytonk_dan)とコンビを組みホンキートンクに加入すると言う形で漫才を始める事にしました。..." X(旧Twitter)より2020年2月17日閲覧 {{cite web}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  9. ^ ホンキートンク遊次 [@METALBEER] (2019-11-4). "...弾さんを紹介して頂いてコンビ結成の仲人役になって頂いた笑組のゆたさんが..." X(旧Twitter)より2020年2月17日閲覧 {{cite web}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  10. ^ 劇団HALLJACK~メンバー紹介~
  11. ^ 落語家と漫才師“お笑い”結婚、野球が縁”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2010年2月17日). 2016年7月2日閲覧。
  12. ^ 漫才大会でひでやとかねきよのイリュージョン、ホンキートンク真打ち昇進披露も”. お笑いナタリー. ナターシャ (2014年11月29日). 2016年7月2日閲覧。
  13. ^ 東京かわら版 (2014年10月24日). “祝・真打昇進!意気込みを語るホンキートンク。ゲストはなんと<昼の部>鈴々舎馬風、<夜の部>柳亭市馬師匠です!!...”. Twitter. 2017年1月26日閲覧。
  14. ^ ...私、ホンキートンク トシは来月7月31日の上野鈴本演芸場の余一会昼席をもちましてホンキートンクを脱退することになりました。 ... Facebook2019年6月16日閲覧。
  15. ^ ご報告 弾ちゃんのオールナイトニッポン! 2019年6月18日閲覧。
  16. ^ ある漫才師の決断、乳がんの妻に寄り添うため漫才を辞めるホンキートンク・利の選択<中>漫才を辞めることを決めた妻の言葉 - スポーツ報知 2019年7月29日
  17. ^ ホンキートンク 弾 [@honkytonk_dan] (2019-11-6). "本日、漫才協会の理事会にて承認を得ました。ホンキートンクRebootします!..." X(旧Twitter)より2020年2月17日閲覧 {{cite web}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  18. ^ ホンキートンク 弾 [@honkytonk_dan] (2020年1月11日). "今日の浅草東洋館からホンキートンクReboot!". X(旧Twitter)より2020年2月17日閲覧
  19. ^ ホンキートンク遊次 [@METALBEER] (2020年9月22日). "この度落語協会さんに準会員としての入会をお認め頂きました。". X(旧Twitter)より2020年9月22日閲覧
  20. ^ a b c ホンキートンクのTV出演情報”. ORICON STYLE. オリコン. 2016年7月2日閲覧。
  21. ^ 平成27年度花形演芸大賞決定のお知らせ”. 国立演芸場. 日本芸術文化振興会 (2016年3月31日). 2016年7月2日閲覧。
  22. ^ 「第34回浅草芸能大賞」受賞者について - 台東区芸術文化財団。2018年5月16日閲覧。

外部リンク 編集

遊次