太佐 順(たさ じゅん、1937年(昭和12年)4月12日 - )は、日本の作家。

鹿児島県生まれ。本名・順一。週刊誌記者、PR誌編集、出版社等に勤務。『新潮』『すばる』他の文芸誌に作品を発表。1974年(昭和49年)『季刊藝術』に掲載した「『父』の年輪」で芥川賞候補になる。1989年(平成元年)の第15回参議院議員通常選挙鹿児島選挙区進歩党公認で出馬、落選した。

著書 編集

  • 祈りの部屋 養神書院 1970
  • 「父」の年輪 燎原社 1975
  • 父の年輪 冬樹社 1979.9
  • 砲台跡の夏草-日米決戦と志布志湾 六興出版、1989 「本土決戦の真実」学研M文庫
  • 銀座夢通り ショートストーリーズ44 六興出版 1990.4
  • 遠すぎる渚 太田八重子愛と死のなぞ遺して 六興出版 1990.12
  • 陸遜 孫権を支えた呉の大軍師 2004.3 (PHP文庫)
  • 班超 「西域攻略」に夢をかけた後漢の勇将 2004.10 (PHP文庫)
  • 仇討ち橋 大石兵六勤番江戸暦 岩切正吾(別名)2005.5 双葉文庫
  • 鄭和 中国の大航海時代を築いた伝説の英雄 2007.11 (PHP文庫)
  • 夜の琴 薬種屋喜十事件控 2009.1 (学研M文庫)
  • 異人舟 薬種屋喜十事件控 2009.12 (学研M文庫)
  • 「最後の特攻隊」の真相 消された偵察機「彩雲」 学研パブリッシング 2011.7

選挙 編集

  • 1989年(平成元年)の参議院議員通常選挙・鹿児島選挙区(改選数2)に、進歩党の候補者公募に応じて出馬した。

参考 編集