太平寺 (大阪市)
日本の大阪府大阪市天王寺区に存在する仏教寺院
太平寺(たいへいじ)は、大阪市天王寺区にある曹洞宗の寺院。山号は護國山。本尊は虚空蔵菩薩。十三参りで親しまれている。
太平寺 | |
---|---|
所在地 | 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町1-1 |
位置 | 北緯34度39分33.3秒 東経135度30分49.3秒 / 北緯34.659250度 東経135.513694度 |
山号 | 護國山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 虚空蔵菩薩 |
中興年 | 寛文3年(1663年) |
中興 | 超山誾越大和尚 |
別称 |
十三まいりのお寺 隆翔寺 |
札所等 |
おおさか十三仏霊場第13番 大阪四不動霊場(南方) |
文化財 | 北山不動(市指定有形及び無形民俗文化財) |
公式サイト | 十三まいりのお寺 太平寺 |
法人番号 | 4120005001408 |
歴史
編集四天王寺の寺域にあった一堂宇で、弘治元年(1555年)頃には真言宗の隆翔寺としてあり、その後荒廃した。
寛文3年(1663年)、加賀国大乗寺21世超山誾越大和尚が復興し、曹洞宗に改めて護國山太平寺と寺名を改める。天明5年(1785年)には商人森井宗兵衛が堂宇を寄進している。
太平洋戦争中の1945年(昭和20年)3月13日・14日に行われた第1回大阪大空襲によって伽藍を焼失するが、戦後に復興する。1982年(昭和57年)には戦災で焼失した釈迦三尊像が復興されている。
境内
編集文化財
編集大阪市指定有形民俗文化財
編集- 北山不動(石造不動明王及二童子立像)[1]
大阪市指定無形民俗文化財
編集- 北山不動の信仰習俗[2](北山不動講)
前後の札所
編集交通アクセス
編集- 地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘駅下車1・2出口前。
脚注
編集- ^ “北山不動(石造不動明王及二童子立像)(3躯)”. 大阪市. 2019年8月14日閲覧。
- ^ “北山不動の信仰習俗”. 大阪市. 2019年8月14日閲覧。