太田 賢司(おおた けんじ)は、元文化工房取締役。前職はテレビ朝日編成制作局映画センター・アニメ担当副センター長兼番組チーフプロデューサー。数々のテレビアニメ特撮のプロデューサーを担当してきた。

人物 編集

千葉大学卒業。1974年、テレビ朝日に入社[1]。ワイドショーを担当した後、子供番組のプロデューサーを務める[1]。ワイドショーで人間の過激な部分を見てきた経験から、子供番組では楽しく夢を感じてもらえることを意識していたという[1]

低視聴率であった『クレヨンしんちゃん』を「中身を変えないでいこう」とGOサインを出し、ヒット番組に成長させた功労者で、監督の本郷みつる原恵一から慕われている。同番組のキャッチコピー嵐を呼ぶ園児」は、太田が即興で考え出したものである。また、『クレヨンしんちゃん』と『美少女戦士セーラームーン』のコラボレーションの仕掛人でもある。

2007年から子会社の文化工房へ出向。

参加作品 編集

テレビアニメ 編集

特撮 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 「Special Interview MainStaff & SuitsActor 太田賢司」『星獣戦隊ギンガマン アースの戦士たち SPECIAL PHOTO BOOK』発行:メディアワークス 発売:主婦の友社〈Dセレクション〉、1999年2月5日、79頁。ISBN 4-07-311071-3