奇克県(きこく-けん)は中華人民共和国黒竜江省にかつて存在した県。現在の黒河市遜克県北部の奇克鎮に相当する。

満洲国 黒河省 奇克県
1929年 - 1947年
簡体字 奇克
繁体字 奇克
拼音 Qíké
カタカナ転記 チークー
国家 満洲国
黒河
建置 1929年
廃止 1947年 
面積
- 総面積 km²
人口

1929年民国5年)に設置された。1943年(康徳10年)10月、遜河県は遜河県と合併し遜克県となった。

満州国が崩壊し中華民国政府が行政権を回復すると、1947年(民国36年)に遜克県は分割され遜河県及び奇克県が再び設置された。1948年(民国37年)、中国共産党による「解放」が実施されると遜河県は奇克県、烏雲県と統合され遜克県とされ、奇克県は消滅した。

中国地名の変遷
建置 1928年
使用状況 1948年
中華民国奇克県
満洲国奇克県
廃止(1943年)
国共内戦期間奇克県
廃止(1948年)