奥菜恵

日本の女優、歌手 (1979-)

奥菜 恵(おきな めぐみ、1979年昭和54年〉8月6日 - )は、日本女優歌手。本名非公開。広島県広島市出身[1]

おきな めぐみ
奥菜 恵
生年月日 (1979-08-06) 1979年8月6日(45歳)
出生地 日本の旗 日本 広島県広島市
身長 155 cm
血液型 O型
職業 女優歌手
ジャンル テレビドラマ映画舞台CM
活動期間 1992年 -
配偶者 藤田晋(2004年1月 - 2005年7月)
一般男性(2009年3月 - 2015年6月)
木村了(2016年3月 - )
公式サイト 奥菜恵 Official Site
主な作品
テレビドラマ
とっても母娘
若葉のころ
君が人生の時
ふたり
青の時代
天国に一番近い男
天国のKiss
砂の上の恋人たち
新・星の金貨
恋するトップレディ
ビギナー
碧の海〜LONG SUMMER〜
映画
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?
RED SHADOW 赤影
弟切草
呪怨
犬神家の一族
舞台
アンネの日記
大江戸ロケット
ドント・トラスト・オーバー30
受賞
ゴールデン・アロー賞
第34回演劇新人賞
受賞歴参照
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略歴・人物

日出女子高校卒業。両親とも広島の出身[2]で自身も幼少の頃までは住んでいたが、父親の仕事の都合で上京[2]。広島のことはあまり覚えていないが、家では広島弁東京弁が混ざった言葉だったという[2]

1992年、13歳の時にフジテレビのテレビドラマパ★テ★オ』で宝田明の娘役で芸能界デビュー[1]。芸名の「奥菜恵」が珍しいと言うことから役名で使用された。

1995年には「この悲しみを乗り越えて」で歌手としてもデビューする。

2004年1月にIT関連会社のサイバーエージェント社長藤田晋結婚したものの、2005年7月に離婚[3]

2007年5月30日、引退報道が流れ[4]、デビュー(1992年)から所属していたパーフィットプロダクションも当月いっぱいでの退社を認めた。サンケイスポーツは、事務所と契約解除したと報じている[5]。しかし、7月初めに、芸能界を引退した覚えはないという本人のコメントが報道された[6]

2008年4月8日、双葉社より、自叙伝『紅い棘』を発売し、同時に公式サイトを開設して芸能活動を再開した。

2009年3月12日、妊娠・再婚を発表。相手は同い年の一般男性で、都内の会社員[7]。同年9月15日、第1子となる2984gの女児を出産[8]

2010年7月、大手レコード会社ユニバーサルミュージックの子会社であるUM360に所属。

2010年10月23日、第2子を妊娠中である事をブログで公表[9][10]2011年5月4日、第2子である3480gの女児を出産。

2014年7月、UM360(ユニバーサル ミュージック&EMIアーティスツ合同会社)を退社。

2015年9月2日、一般男性との離婚を正式に発表[11][12]

2016年3月12日、俳優の木村了と3度目の結婚[13]

2023年5月11日、同年4月末をもって所属事務所フリップアップを退所したことを自身のInstagramにて報告した[14]

2023年9月1日、自身の奥菜恵 (@megumi_okina) - Instagramを通じて『尋常性白斑』を発症していることを公表した。

出演

テレビドラマ

映画

舞台

バラエティ・ドキュメンタリー

CM

ほか

テレビアニメ

ラジオドラマ

音楽

シングル

  1. 『この悲しみを乗り越えて』(1995.08.19)
    (c/w)あなたが好きだから
  2. 『そんなの悲しいね』(1996.04.23)
    (c/w)Everyday
  3. 『あなたのそばで』(1996.09.21) 江崎グリコチョコレート『絹練り』CM曲
    (c/w)夕日
  4. 『今でも...あなたが好きだから』(1997.02.25) 作詞・作曲は五十嵐充が担当。翌1998年に五十嵐が在籍していたEvery Little Thingがアルバム『Time to Destination』でカバー。
    (c/w)瞳の言葉〜Believe in your eyes〜 コンタクトレンズ専門店『アイシティ』CM曲
  5. 淑女の夢は万華鏡』(1997.05.28)アニメこちら葛飾区亀有公園前派出所』エンディングテーマ
    (c/w)Spring Field
  6. 『それでも愛してる』(1997.10.29)
    (c/w)夢のほとり
  7. 『ゆらゆら』(1998.02.25) 作詞・作曲はRK(河村隆一ЯK名義ではない)が担当。当時、河村が作曲した曲としては珍しく、本人のセルフカバーが存在しない楽曲となっている。
    (c/w)YuKi
  8. 『Eternity』(1998.08.21)

アルバム

リリース日 タイトル 収録曲  備考
1st 1995年9月21日 BLOSSOM
2nd 1996年5月21日 illusion
3rd 1997年3月20日 gradation
4th 1998年4月1日 i・n・g CDエクストラ仕様
BEST 1998年9月1日 STAIRS-The Best Songs-

ゲーム

コンサート

  • First Concert BLOSSOM'97

VHS

  • First Concert BLOSSOM'97 中野サンプラザ 1997年4月5日のコンサートを収録 販売 日本コロムビア COVA-4959

書籍

  • 三日月の椅子に腰掛けて(小学館
  • 紅い棘(双葉社)2008年4月8日発行

写真集

  • meg now(学研
  • Bonita(ワニブックス
  • ALL ABOUT MEGU(集英社
  • 別冊JUNON 奥菜恵パーソナルブック(主婦と生活社
  • 南太平洋楽園夢絵巻(集英社)
  • 武藤義 [ほか]撮影『7 years of : 奥菜恵写真集』〈Bomb perfect visual scene〉、学習研究社、1998年5月9日。
  • 人魚のゆくえ(新潮社
  • ESCAPE(1999年、ワニブックス)
  • あたし(ソニー・マガジンズ
  • 月刊奥菜恵(新潮社)
  • POPEYE編集 裸足の島。MEGUMI OKINA in BORACA(マガジンハウス
  • THE OKINA 1/3 HAWAII編(朝日出版社)
  • THE OKINA 2/3 TOKYO編(朝日出版社)
  • THE OKINA 3/3 PARIS編(2002年、朝日出版社)
  • 月刊奥菜恵 SPECIAL(新潮社)
  • 弟切草 MEGUMI OKINA(角川書店
  • 奥菜恵写真集 Okina Megumi(宝島社[26]

受賞歴

脚注

  1. ^ a b 奥菜 恵(インタビュアー:片岡英彦)「清純派、演技派…… 「多面性」を持つ女優、奥菜恵。」『ダカーポ』、2011年12月3日。オリジナルの2014年4月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140422020647/http://dacapo.magazineworld.jp/column/67186/2014年5月2日閲覧 
  2. ^ a b c 天願大介 『女優以前、以後』 新潮社、2004年、136頁。
  3. ^ “離婚報告もブログの時代--サイバーエージェント藤田氏と奥菜恵が破局”. CNET. (2005年7月22日). https://japan.cnet.com/article/20085681/ 2014年5月2日閲覧。 
  4. ^ “奥菜恵、引退!芸能界に疲れた…”. スポーツ報知. (2007年5月30日). オリジナルの2007年7月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070709121733/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070530-OHT1T00064.htm 2007年5月30日閲覧。 
  5. ^ 女優の奥菜恵が引退 事務所と契約解除”. サンケイスポーツ (2007年5月30日). 2007年5月30日閲覧。[リンク切れ]
  6. ^ “奥菜恵が芸能界引退を否定”. 日刊スポーツ. (2007年7月5日). オリジナルの2007年11月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071114231404/http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070705-222368.html 2007年7月5日閲覧。 
  7. ^ 奥菜恵 妊娠4カ月!「素朴な」会社員と再婚へ Archived 2009年3月13日, at the Wayback Machine. 2009年3月12日 スポニチ閲覧
  8. ^ “奥菜恵が長女出産していた、ブログで公表”. 日刊スポーツ. (2009年9月24日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20090924-547320.html 2014年5月2日閲覧。 
  9. ^ ご報告本人ブログ2010年10月23日付記事 2011年2月27日閲覧
  10. ^ 奥菜恵が第2子妊娠「きょうだいが欲しかった」と大喜び 2010年10月23日付報知新聞 2011年2月27日閲覧。
  11. ^ 公式ブログより
  12. ^ “奥菜恵、離婚成立!交際中の木村了は「パートナーで大切な家族」”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2015年9月3日). https://www.sanspo.com/article/20150903-ZGXKYVNCSZPPDEDRHAUFMFHSTE/ 2017年12月1日閲覧。 
  13. ^ “奥菜恵が木村了と結婚「家族4人で明るい家庭を築いていけたら」”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2016年3月13日). https://www.oricon.co.jp/news/2068416/full/ 2016年3月13日閲覧。 
  14. ^ “奥菜恵、所属事務所「フリップアップ」を4月末で退所「コロナ禍で私自身の価値観も大きく変わり」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年5月11日). https://hochi.news/articles/20230511-OHT1T51227.html 2023年5月11日閲覧。 
  15. ^ 海のオーロラ”. メディア芸術データベース. 2017年11月24日閲覧。
  16. ^ “市原隼人「好きになった人、緊張」“妻”奥菜恵を語る”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2017年11月24日). https://thetv.jp/news/detail/129005/ 2017年11月24日閲覧。 
  17. ^ “畑芽育が“最後の晩餐”を求めて船ヶ山哲のもとへ、「森の中のレストラン」予告”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2022年9月15日). https://natalie.mu/eiga/news/493838 2022年9月26日閲覧。 
  18. ^ 森の中のレストラン〉スタッフ・キャストコメント”. 『森の中のレストラン』公式サイト. 2022年9月26日閲覧。
  19. ^ “『キリエのうた』に村上虹郎、粗品、樋口真嗣ら出演 アイナ・ジ・エンドの歌声響く予告も”. リアルサウンド映画部 (blueprint). (2023年7月13日). https://realsound.jp/movie/2023/07/post-1374854.html 2023年7月13日閲覧。 
  20. ^ 奥菜恵、約21年ぶりにナイロン100℃作品へ出演「江戸時代の思い出」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年4月3日). 2024年4月3日閲覧。
  21. ^ かえるのピクルス -きもちのいろ-”. 2020年8月20日閲覧。
  22. ^ NHK FMシアター 2001年 放送済みの作品 /『祈りきれない夜の歌』(2001年3月3日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年10月1日閲覧。
  23. ^ ラジオシアター〜文学の扉『手袋を買いに / 新美南吉』(2012年1月22日 放送)”. TBSラジオ. 2022年9月25日閲覧。
  24. ^ ラジオシアター〜文学の扉『飴玉・がちょうの誕生日 / 新美南吉』(2012年1月29日放送)”. TBSラジオ. 2022年9月25日閲覧。
  25. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / 劇ラヂ!ライブ2016 「お墓参り」(2016年10月30日放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月9日閲覧。
    ラジオドラマを生観劇「劇ラヂ!ライブ」に林翔太、高田翔、奥菜恵ら”. ステージナタリー編集部. 2022年9月25日閲覧。
  26. ^ "「尋常性白斑」を公表した奥菜恵が、難病を患っても「表現」を続ける理由". 現代ビジネス. 講談社. 9 April 2024. 2024年4月11日閲覧

外部リンク