女芸人No.1決定戦 THE W
『女芸人No.1決定戦 THE W』(おんなげいにんナンバーワンけっていせん ザ・ダブリュー)は、日本テレビ放送網が主催・運営する日本のお笑いコンテスト大会。最も面白い女性お笑い芸人を決めるコンテストであり、大会名にある「W」は、「WOMAN(女性)」と、「WARAI(笑い)」のそれぞれの頭文字を意味している[2]。
女芸人No.1決定戦 THE W | |
---|---|
ジャンル | 特別番組(バラエティ番組) |
出演者 |
後藤輝基(フットボールアワー) 他 女性お笑い芸人たち |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
音声形式 | 音声多重放送[1] |
放送国・地域 |
![]() |
公式サイト | |
第1回 | |
放送期間 | 2017年12月11日 |
放送時間 | 月曜20:00 - 22:54 |
放送分 | 174分 |
第2回 | |
放送期間 | 2018年12月10日 |
放送時間 | 月曜20:00 - 22:54 |
放送分 | 174分 |
第3回 | |
放送期間 | 2019年12月9日 |
放送時間 | 月曜20:00 - 22:54 |
放送分 | 174分 |
公式サイト |
概要編集
『M-1グランプリ』(朝日放送テレビ・テレビ朝日共同制作、テレビ朝日系列)や『R-1ぐらんぷり』(関西テレビ制作、フジテレビ系列)、『キングオブコント』(TBSテレビ制作)及び過去にコンテストとして実施された『THE MANZAI』(フジテレビ制作)に次ぐ吉本興業主催のお笑い王座決定戦で、史上初の女性芸人日本一を決めるお笑いコンテストである。
出場資格は女性のみでプロアマ、芸歴、芸風、人数を問わず上記の大会は出場条件は大会にそった形式(例:M-1は漫才、R-1はピン芸など)があるがTHE Wは参加条件が女性だけでネタの条件は特に無い。
日本テレビ制作のお笑いコンテストは2010年に『S-1バトル』、2013年に『ワラチャン!』が開催されるもいずれも1回で終了したため、常設のお笑いコンテストをテレビ東京と共に持っていなかったが、同局制作の『世界の果てまでイッテQ!』での森三中やイモトアヤコなど女芸人の活躍を受けこの大会が新設された[注釈 1]。なお、女性芸人が他局のコンテストで優勝した事例は2002年の第1回『R-1ぐらんぷり』のだいたひかるが唯一となっており、「1番面白い女性芸人を決める大会」をという女性芸人からの要望を受けて本大会が誕生したとされている[4]。2018年には第2回大会が開催され、日本テレビ制作で複数開催されたお笑いコンテストもこれが初めてである。
本大会のメインロゴは、大岩Larry正志が手掛けている[5]。
参加規定編集
- 上記の通り出場条件は女性のみで、男性及び男女コンビは出場できないがメンバーが女性の場合のみピン芸人扱いで出場可能。また通常活動しているものとは異なる即席コンビ・グループでも出場可。
- プロアマ不問そして所属事務所・芸歴・人数・芸風も制限がないが、コントで参加する場合エントリーの際にコントの内容と使用する楽曲を記入しなければならない。
- 第3回(2019年)からは、1人が「コンビとピン」「グループとコンビ」のように2エントリーまで併願が可能になった(ただし同じピン芸人、同じコンビが異なるキャラクターで2エントリーするなどということは不可)。また、1回戦の予選会場(東京、大阪)に行くのが困難な遠方の人や舞台慣れしていないアマチュア出場者に配慮して「動画エントリー」が新設された[6][7]。
- エントリー料は1組2000円。第3回から新設された動画審査へのエントリーにも、2000円を指定の口座に払い込むこととなっている[7]。
優勝と副賞編集
- 優勝賞金:1000万円
- 副賞
- 日テレ100%券(日本テレビ系レギュラー番組の中から視聴率合計100%分の番組に出演出来る[8])
- 冠番組(第2回大会から)
歴代優勝者編集
- 大会期間の最終日が決勝戦開催日。
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
回 | 大会期間 | 決勝戦放送日 | 優勝者 | エントリー数 | 視聴率(関東地区) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2017年10月13日 - 2017年12月11日 | 大会最終日 | ゆりやんレトリィバァ | 636組[9] | 13.1%[10] |
2 | 2018年9月22日 - 2018年12月10日 | 阿佐ヶ谷姉妹 | 606組[11] | 11.5%[12] | |
3 | 2019年8月20日 - 2019年12月9日 | 627組 |
出演者・審査員編集
出演者編集
太字は最終決戦で優勝組に投票したゲスト審査員(第1回)。
回 | 男性司会者 | 女性司会者 | サポーター | ゲスト | 副音声 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 徳井義実(チュートリアル) | 水卜麻美[注釈 2][13] | 間宮祥太朗[注釈 3][13] | ヒロミ、生瀬勝久、新川優愛、吉田沙保里、若槻千夏、柴田理恵[14] | 松本人志(ダウンタウン)、高須光聖[14] |
2 | 志尊淳[注釈 4] | 清水ミチコ、滝沢カレン、土屋太鳳、中尾明慶、ヒロミ、福原愛 | |||
3 | 後藤輝基(フットボールアワー)[15] | EXIT りんごちゃん[注釈 5][16] |
審査員編集
回 | 審査員 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 一般公募から選ばれた395名とゲスト6名の計401名 | ||||||
2 | 一般公募から選ばれた401名 | ||||||
3 | 清水ミチコ | 田中卓志 (アンガールズ) |
哲夫 (笑い飯) |
久本雅美 | ヒロミ | ハイヒールリンゴ | 国民投票 |
決勝への道のり編集
1回戦は東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・沖縄で、2回戦は東京と大阪で、準決勝は東京のみで開催される。なお第1回大会(2017年)においては、主催者が定める過去のお笑いコンテスト(M-1グランプリ、R-1ぐらんぷり、キングオブコント、ABC漫才・落語新人コンクール→ABCお笑い新人グランプリ[17]→ABCお笑いグランプリ、歌ネタ王決定戦[18])の決勝進出者はシード権が与えられて1回戦は免除となり2回戦からの登場となった。これについて本大会事務局は「第1回なので過去のこの大会の実績がないため、このようなルールを特別に設定した」としている[17]。なお、第2回(2018年)は前回(2017年)大会の準決勝以上進出者のみシード権が与えられ1回戦免除[19]、第3回は過去の準決勝以上進出者は全てシードで1回戦免除となっている[7]。ネタ制限時間は、1回戦が2分、2回戦以降は4分。
決勝戦の模様は日本テレビ系列で生放送された。出場組が事前にくじで抽選順を決め自ら1stステージのネタ順を選んでいる(第1回・第2回は同時に1vs1の相手を選んだ)。勝者5組(第3回は2組)が最終決戦に進みもう1ネタする。採点は全て投票制で行う。第1回大会では、ゲスト・一般問わず審査員の1票の重みは同じであり、審査はゲストはスタジオ内、一般は別室で行った。第2回大会では、ゲストは審査を行わず一般審査員のみとなった。第3回は初めて、芸人を中心としたプロの審査員が起用された。審査は6人の審査員とデータ放送のdボタンによる「国民投票」(1票)によって行われる[20]。
各地方予選編集
- 2017年の第1回大会においては、名古屋・福岡・札幌・沖縄の各予選(10月22日実施)についてはエントリー数が少なかったため、観客を入れず、審査員の前で直接ネタ見せという形式となった。また当日は台風21号の影響で集合時間に会場に来られないことも考えられたために、動画審査も行う措置も合わせて執られた[21]。なお、当日の合格者は各会場から必ず出すというわけではなく、全会場一括で審査が行われた(そのため、第1回においては札幌予選の出場者は全組1回戦敗退となった)[22]。
- 2018年の第2回大会では、福岡1回戦はエントリーが26組集まったことから、観客を入れての開催となった[23]。なお、名古屋・札幌・沖縄の各予選については、前年同様エントリー数が少なかったという都合上、指定された会場で観客無しでネタを収録した上で、3会場一括での審査となった[24][25]。
- 2019年の第3回大会では、上記のように遠方の出場希望者などのために動画エントリーが新設されたため[6]、東京・大阪両会場以外の1回戦の会場審査は無くなった[7]。
審査方法編集
- 予選審査
予選は放送作家と日本テレビスタッフからなる数名の審査員が各100点満点で採点し、合計得点の高い順に合格となる。なお、合格者数は日によって異なる。
- 決勝審査
決勝戦結果編集
2017年編集
- 決勝進出者
成績 | 名前 | 所属事務所 | エントリーNo. | シード | キャッチフレーズ | 1stステージ得票数 | 最終決戦得票数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | ゆりやんレトリィバァ | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪 | 660 | シード | 売れっ子の本気 | 345 | 201 |
2位 | 牧野ステテコ | 浅井企画 | 406 | ノーシード | どん底からの脱出 | 211 | 89 |
3位 | アジアン | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京 | 668 | シード | 復活!ナニワの女流漫才 | 300 | 47 |
4位 | ニッチェ | マセキ芸能社 | 656 | シード | ネタで売れたい人気者 | 285 | 33 |
5位 | まとばゆう | フリー[注釈 6] | 653 | シード | 狂い咲きピアニスト | 286 | 31 |
1stステージ敗退 | 中村涼子 | ワタナベエンターテインメント | 194 | ノーシード | 負け組からの逆襲 | 190 | - |
はなしょー | ワタナベエンターテインメント | 122 | ノーシード | 全力コミカル少女 | 116 | - | |
押しだしましょう子 | アマチュア[注釈 7] | 522 | ノーシード | 鳥取市役所勤務 | 115 | - | |
紺野ぶるま | 松竹芸能 東京 | 669 | シード | 小悪魔系ネタ職人 | 101 | - | |
どんぐりパワーズ | ワタナベエンターテインメント | 238 | ノーシード | 合計200kg | 56 | - |
- 1stステージ
太字が各試合の勝者
ネタ順 | 名前 | 得票数 | ヒロミ | 生瀬 | 新川 | 吉田 | 若槻 | 柴田 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1試合 | 先攻 | はなしょー | 116 | ||||||
後攻 | ニッチェ | 285 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
第2試合 | 先攻 | アジアン | 300 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
後攻 | 紺野ぶるま | 101 | ○ | ○ | |||||
第3試合 | 先攻 | 中村涼子 | 190 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
後攻 | 牧野ステテコ | 211 | ○ | ○ | |||||
第4試合 | 先攻 | まとばゆう | 286 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
後攻 | 押しだしましょう子 | 115 | ○ | ||||||
第5試合 | 先攻 | どんぐりパワーズ | 56 | ||||||
後攻 | ゆりやんレトリィバァ | 345 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
- 最終決戦
ネタ順 | 名前 | 得票数 | ヒロミ | 生瀬 | 新川 | 吉田 | 若槻 | 柴田 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1番 | ニッチェ | 33 | ○ | |||||
2番 | アジアン | 47 | ○ | |||||
3番 | 牧野ステテコ | 89 | ||||||
4番 | まとばゆう | 31 | ||||||
5番 | ゆりやんレトリィバァ | 201 | ○ | ○ | ○ | ○ |
2018年編集
- 決勝進出者
成績 | 名前 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | エントリーNo. | シード | キャッチフレーズ | 1stステージ得票数 | 最終決戦得票数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 阿佐ヶ谷姉妹 | ASH&Dコーポレーション | 初出場 | 609 | シード | 脱!歌うおばさん | 217 | 184 |
2位 | 横澤夏子 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京 | 初出場 | 620 | シード[注釈 8] | 無冠のバラエティ女王 | 233 | 114 |
3位 | ニッチェ[27] | マセキ芸能社 | 2年連続2回目 | 610 | シード | 逆襲のコント師 | 209 | 37 |
4位 | 合わせみそ[注釈 9] | プロダクション人力舎 | 初出場 | 320 | ノーシード | 夢見る妄想漫才 | 309 | 35 |
5位 | あぁ〜しらき | グレープカンパニー | 初出場 | 332 | ノーシード | 苦節18年の主婦芸人 | 290 | 31 |
1stステージ敗退 | 吉住 | プロダクション人力舎 | 初出場 | 265 | ノーシード | 世界観コントの新星 | 192 | - |
紅しょうが | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪 | 初出場 | 26 | ノーシード | 西の若き強豪 | 184 | - | |
紺野ぶるま | 松竹芸能 東京 | 2年連続2回目 | 616 | シード | 負け組からの脱出 | 168 | - | |
ゆりやんレトリィバァ | よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京 | 2年連続2回目 | 604 | シード | 2連覇を狙う初代女王 | 111 | - | |
根菜キャバレー | サンミュージックプロダクション[注釈 10] | 初出場 | 198 | ノーシード | 陰と陽の化学反応 | 92 | - |
- 1stステージ
太字が各試合の勝者
ネタ順 | 名前 | 得票数 | |
---|---|---|---|
第1試合 | 先攻 | ゆりやんレトリィバァ | 111 |
後攻 | あぁ〜しらき | 290 | |
第2試合 | 先攻 | 吉住 | 192 |
後攻 | ニッチェ | 209 | |
第3試合 | 先攻 | 根菜キャバレー | 92 |
後攻 | 合わせみそ | 309 | |
第4試合 | 先攻 | 横澤夏子 | 233 |
後攻 | 紺野ぶるま | 168 | |
第5試合 | 先攻 | 阿佐ヶ谷姉妹 | 217 |
後攻 | 紅しょうが | 184 |
- 最終決戦
ネタ順 | 名前 | 得票数 |
---|---|---|
1番 | 阿佐ヶ谷姉妹 | 184 |
2番 | あぁ〜しらき | 31 |
3番 | ニッチェ | 37 |
4番 | 合わせみそ | 35 |
5番 | 横澤夏子 | 114 |
2019年編集
- 決勝進出者
成績 | 名前 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | エントリーNo. | シード | キャッチフレーズ | 1stステージ得票数 | 最終決戦得票数 | ブロック |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
そのこ | 吉本興業 | 初出場 | 465 | ノーシード | A | ||||
にぼしいわし | スパンキープロダクション | 初出場 | 120 | ノーシード | A | ||||
123☆45 | フリー | 初出場 | 210 | ノーシード | A | ||||
ハルカラ | ケイダッシュステージ | 初出場 | 606 | シード | A | ||||
3時のヒロイン | 吉本興業 | 初出場 | 630 | シード | A | ||||
おかずクラブ | 吉本興業 | 初出場 | 628 | シード | B | ||||
はなしょー | ワタナベエンターテインメント | 2年ぶり2回目 | 617 | シード | B | ||||
阿佐ヶ谷姉妹 | ASH&Dコーポレーション | 2年連続2回目 | 601 | シード | B | ||||
つぼみ大革命 | 吉本興業 | 初出場 | 626 | シード | B | ||||
紺野ぶるま | 松竹芸能 | 3年連続3回目 | 634 | シード | B |
- 1stステージ
太字が各ブロックの勝者
ネタ順 | 名前 | 得票数 | |
---|---|---|---|
Aブロック | 1番 | そのこ | |
2番 | にぼしいわし | ||
3番 | 123☆45 | ||
4番 | ハルカラ | ||
5番 | 3時のヒロイン | ||
Bブロック | 1番 | おかずクラブ | |
2番 | はなしょー | ||
3番 | 阿佐ヶ谷姉妹 | ||
4番 | つぼみ大革命 | ||
5番 | 紺野ぶるま |
- 最終決戦
ネタ順 | 名前 | 得票数 |
---|---|---|
先攻 | ||
後攻 |
準決勝進出者編集
批評編集
大会は開催前から批判を受けた。デイリー新潮はMTVが主催するMTV Video Music Awardsで男女別の表彰が廃止されるなどしたアメリカ合衆国で同様の大会を開催したら「女性を特別視」しているとみなされ「政治的に正しくない」としてひと悶着あるだろうと指摘。「それと比べれば、「女芸人ナンバー1」を無邪気に開催できる日本は、実に寛容で自由な国なのである。」と皮肉を送った[36]。お笑い評論家・ラリー遠田は同じ土俵で戦っていたものを性別という基準で分けることに疑問を呈し、LGBT的な人が出てきた場合どうするのかと投げかけている[37]。また、社会学者の太田省一は、M-1グランプリの最終決戦(上位3組)に女性コンビが残ったことが今まで1度も無い[注釈 20]ことを前例にとって「THE Wのような女性限定のイベントが出来るということは、女性がまだ女性枠としてしか評価されていないことの裏返し」と解説している[3]。
第1回大会への参加を表明していた山田邦子は、大会にスポンサーがつき審査員に出演料が支払われるにも関わらず、出場者は参加費を払い出演料は優勝賞金のみで支払われないということに疑問を呈した。山田は一度はそれに納得したものの、自身の名前が大会の宣伝に使われたことから主催者側に不信感を募らせ、結局参加を辞退している[38][39]。一方、山田の所属事務所太田プロダクションは、辞退は「事務所側から本人への説明不足」が原因だったとしている[40]。
友近は第1回大会の出場者の少なさを嘆き「ノラちゃんもブルゾンも出ない。大御所にも2000円を払わせる。コンセプトもはっきり決まってない。本当の『Wの悲劇』にならんように」と薬師丸ひろ子主演の映画にかけ批判しつつ出場には前向きだった[41]が、2回戦の本番直前にコントに使う小道具をマネージャーが忘れるというアクシデントに見舞われ欠場となった[42]。
第1回大会の決勝の放送では、観客の不自然な笑い声に批判が集まった。SNS上では「不愉快」「うっとうしい」などの書き込みが相次ぎ、この笑い声は日本テレビ側が用意した効果音なのではないかとの声も上がった。こうした疑惑について日本テレビの広報部は「効果音の使用は一切ございません」と否定している[43]。
スタッフ編集
- 女芸人No.1決定戦THE W 2018事務局:神夏磯秀、中澤晋弥、小倉文、武藤佑樹、服部有紀子、田嶋大輔、上妻正純、本田太一、森本香織 よしもとクリエイティブ・エージェンシー ビープス
- 構成:桜井慎一、飯塚大悟、安部裕之、永井ふわふわ、野々村友紀子、堀由史、森/一色秋三郎(高須光聖)
- ナレーター:橋本さとし、町田浩徳(日本テレビアナウンサー)
- 1・2回戦 準決勝 審査員:遠藤敬、大塚智仁、小堂稔典、小林仁、東雲信介、寺本覚、藤井直樹、柳しゅうへい、吉原洋、和田義浩
- 美術プロデューサー:大川明子
- 美術デザイン:熊崎真知子、田中庸之
- 大道具:相馬勇、櫻岡諒
- 電飾:平ノ内厚夫、渡辺須美恵
- アクリル装飾:松本健、山田隼人
- 小道具:伊沢英樹
- 特殊効果:内山栄一
- メイク:小室あい
- ロゴデザイン:大岩 Larry 正志
- グラフィックデザイン(CG):森三平
- バーチャル:加藤真理、浅田一花、狩野博貴
- ECG:滝澤奈美子、宮前芳恵
- TM:望月達史(第2回 - )
- TD・SW:蔦佳樹
- CAM:大庭茂嗣
- SW:渡辺滋雄
- MIX:清水秀明、山口直樹
- VE:天内理絵、鈴木昭博
- モニター:紺野智宏
- 照明:千葉雄
- 美術協力:日テレアート
- 技術協力:NiTRO、すくらんぶる、よしもとブロードエンタテインメント
- 協力:ジャパンテレビ、俳優座劇場、テルミック、ヤマモリ、テレフィット、アガサス、アプローズ、俳優座特効
- 編成:渡邊真誉・水田貴久(日本テレビ)
- 宣伝:斉藤由美・田嶋大輔(日本テレビ)
- 営業推進:堀金澄彦(日本テレビ、以前はプロデューサー)、鈴木信(日本テレビ)
- WEB:倉又広行、岩田理沙
- 配信:池澤明日香
- 編集:加納敏行(イカロス)
- MA:島崎敏晴(イカロス)
- 音効果:小田切暁、浅井孟義
- TK:長坂真由美、伊村佳恵、奈良里美
- デスク:櫛山照美
- 制作進行:増田沙織
- AD:福岡蓮太、正岡夕希、湯浅祐市、酒井俊也、小見早苗、碓井里江子、小山陽平
- AP:小倉文、武藤佑樹、服部有紀子、阿部里江、小黒みやこ、藤田志帆、森谷祥子
- ディレクター:渡辺邦弘、前川コーファン、田中雄大、川口順也、小山貴広、大谷俊介、安田大地、高田直、江蓮頼久、太田みどり、志和幸奈、西岡伊吹
- 演出:吉川真一朗(日本テレビ)、栗原利(俊)典(ザ・ワークス)、錦織信彦(日本テレビ)
- プロデューサー:鈴木淳一・小林拓弘(日本テレビ)、神夏磯秀・中澤晋弥(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、山本玲子(ザ・ワークス)、山川好美(ZION)
- 統轄プロデューサー:宮本誠臣(日本テレビ、第2回 - )
- 総合演出:安島隆(日本テレビ)
- チーフプロデューサー:東井文太(日本テレビ、第2回 - )
- 制作協力:吉本興業、THE WORKS
- 製作著作:日本テレビ
過去のスタッフ編集
- 1・2回戦 準決勝審査員:元祖爆笑王、玉置高幸、宮丸直子
- 1・2回戦密着ディレクター:馬場省吾、岩﨑陽介、三原誠、山下純平、鷲見演博、竹本明香、久世恵太、伊藤篤史
- 構成:田中裕作、ヒロエトオル
- 美術デザイン:津島美樹
- 電飾:川井智香子
- メイク:奥松かつら
- グラフィックデザイン:三宅大介
- バーチャル:末継栄一、桾澤勇、鈴木寿晃
- TM:坂東秀明(第1回)
- TD・SW:小林宏義
- SW:佐藤裕司
- MIX:村瀬脩一
- VE:三山隆浩
- 照明:宮田千尋
- 協力:アフロ(写真)
- 編成企画:長田宙
- 宣伝:中田直子
- 営業推進:渡辺卓郎
- 配信:宮原耕介
- MA:松川智美(ザ・カラーズ)
- AD:木皿博子、石川由佳、池上雄哉
- ディレクター:安池薫、田村秋男、小澤昌史
- 演出:上田崇博
- チーフプロデューサー:森實陽三(第1回)
- 制作協力:ROFL
関連項目編集
脚注編集
注釈編集
- ^ 社会学者の太田省一も、この『イッテQ!』の成功が本大会の新設につながったのでは、と解説している。[3]
- ^ 日本テレビアナウンサー
- ^ ブレイクサポーター
- ^ ブレイクサポーター
- ^ 大会サポーター
- ^ 決勝戦当日(2017年12月11日)の時点でのもの。この後2018年1月1日から太田プロダクション所属となる。
- ^ 決勝戦当日(2017年12月11日)の時点でのもの。この後2019年4月1日からマセキ芸能社所属となる[26]。
- ^ 2017年はユニット「とんとん」で準決勝進出していたため。
- ^ a b おとぎばなし・吉田治加とブラットピーク・河田祥子によるユニット[28]
- ^ 出場時はきったんがサンミュージックプロダクション、天野舞がプロダクション人力舎所属と、所属事務所の違うメンバー同士のコンビであった。大会後の12月14日付でコンビとして正式にサンミュージック所属となった。
- ^ イタイモンク・松尾みりあ、本田兄妹・本田あやの、プロダクション人力舎所属のタレント・リオナによるユニット[29]
- ^ a b リザーブ枠(決勝進出者が都合により不参加となった場合の交代枠)選出。
- ^ 相席スタート・山崎ケイと横澤夏子によるユニット[32]
- ^ 決勝進出が決定していたが、よしこの一時休養を受け、出場辞退となる。
- ^ お笑いトリオ・ハニートラップ内のユニット
- ^ SKE48のメンバー
- ^ 堀川絵美と彩羽真矢のユニット
- ^ にゃんこスター・アンゴラ村長とパーパー・あいなぷぅのユニット[34]
- ^ レオタードゆりとレオタードさいかのユニット[35]
- ^ 女性芸人全体に拡大しても、最終決戦に残った事例は第4回の南海キャンディーズ・山崎静代のみである。
出典編集
- ^ 『TVステーション』ダイヤモンド社、関東版2017年25号 63頁。
- ^ “日テレ、女芸人No.1を決める賞レース『THE W』開催 - 決勝は12月に生放送”. マイナビニュース (2017年9月6日). 2017年10月15日閲覧。
- ^ a b “結婚・出産より今はお笑いに徹したい――30代「女性芸人」の葛藤”. Yahoo!ニュース (2018年5月8日). 2018年5月8日閲覧。
- ^ “史上初の『女芸人No.1決定戦』日テレで開催 優勝賞金は1000万円”. オリコン (2017年9月6日). 2017年10月15日閲覧。
- ^ 大岩Larry正志 twitter 2018年10月3日 3:26
- ^ a b “「THE W」今年も開催!約50人出席のカオス会見で阿佐ヶ谷姉妹が連覇宣言”. お笑いナタリー (2019年6月19日). 2019年9月9日閲覧。
- ^ a b c d “大会情報(2019年)”. 女芸人No.1決定戦 THE W 公式サイト. 2019年9月9日閲覧。
- ^ “アジアン『女芸人No.1決定戦』決勝”. 朝日新聞 (2017年11月22日). 2017年11月24日閲覧。
- ^ a b “女芸人No.1決定戦「THE W」決勝に2年8か月ぶりテレビ出演のアジアンら10組進出”. スポーツ報知 (2017年11月23日). 2017年11月24日閲覧。
- ^ ゆりやんレトリィバァがV「女芸人No.1決定戦 THE W」高視聴率13・1% - Sponichi Annex 芸能 2017年12月12日
- ^ “女芸人No.1『THE W』2代目王者に阿佐ヶ谷姉妹 606組の頂点に”. オリコン (2018年12月10日). 2018年12月13日閲覧。
- ^ “阿佐ヶ谷姉妹が女王「THE W」視聴率11.5% 瞬間最高は2年連続で松ちゃん、発言に注目集まる”. スポーツニッポン (2018年12月11日). 2018年12月13日閲覧。
- ^ a b “間宮祥太朗がチュート徳井と「THE W」MC、お笑い愛あふれるコメント発表”. お笑いナタリー (2017年12月5日). 2017年12月6日閲覧。
- ^ a b “「THE W」副音声に松本人志&高須光聖、対戦カードとゲスト審査員も決定”. お笑いナタリー (2017年12月6日). 2017年12月6日閲覧。
- ^ "「女芸人No.1決定戦 THE W 2019」新MCに後藤輝基(フットボールアワー)が就任!". 日本テレビ放送網. 2019-11-19. Retrieved 2019-11-19.
- ^ a b “女芸人No.1決める『THE W』 連覇狙う阿佐ヶ谷姉妹らファイナリスト10組が決定”. オリコン (2019年10月28日). 2019年10月29日閲覧。
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外部リンク編集
- 女芸人No.1決定戦 THE W|日本テレビ
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