魔獣(まじゅう)とは、

概要 編集

魔獣を想像し生み出された原因として、恐怖を具現化することで身構えることができる防衛行為があげられる。 神話の上での魔獣の行動は、天災日食等の自然現象の代替として、人を虐げる存在。あるいは、畏怖の対象とされることが多い[1]

魔獣の形態としては、神聖視もされるあるいはドラゴンの姿を模した物が多い。これらの違いは、畏怖や恐怖に対して支配や調伏の対象か、畏敬や神として崇め祀る対象かの違いであり、魔獣が生まれた文化圏の特色を反映している。他にもは、バロンのように魔獣から聖獣へと変化したもの、フェニックスのように悪魔として位置づけられたもの、スフィンクスのようにエジプトでは神の使いとされている一方でギリシア神話ではエキドナオルトロスの子として魔獣とされている、といったようなものがある[1]

脚注 編集

  1. ^ a b c 参考文献: 西東社 知っておきたい天使・聖獣と悪魔・魔獣