妙円寺 (宮津市)

京都府宮津市にある寺院

妙円寺(みょうえんじ)は、京都府宮津市字日置607にある日蓮宗寺院[1]。山号は顕立山[1][2]。本尊は十界曼荼羅[1][2]

妙円寺
所在地 京都府宮津市字日置607
位置 北緯35度36分08.7秒 東経135度13分08.0秒 / 北緯35.602417度 東経135.218889度 / 35.602417; 135.218889座標: 北緯35度36分08.7秒 東経135度13分08.0秒 / 北緯35.602417度 東経135.218889度 / 35.602417; 135.218889
山号 顕立山
宗旨 日蓮宗
本尊 十界曼荼羅
創建年 天正13年(1585年)
法人番号 7130005009645 ウィキデータを編集
妙円寺 (宮津市)の位置(日本内)
妙円寺 (宮津市)
妙円寺 (宮津市)の位置(京都府内)
妙円寺 (宮津市)
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歴史 編集

天正7年(1579年)から日応が日置で日蓮宗を広げたところ、一村の住民すべてが改宗したことから、天正13年(1585年)に住民の総意によって妙円寺が創建された[3]丹後国における妙顕寺派の中心的な寺院であり[2]、最盛期には23か寺の末寺を有していた[1]

檀林(学校)の役割を有していたことから[2]、歴代住職には第20世日耀、第21世日英、日修などの名僧が多い[3]。日蓮宗の僧であり仏像彫刻師でもあった日護による千体仏を有している[3]

境内 編集

  • 本堂
  • 山門
  • 鐘楼
  • 妙円寺庭園

文化財 編集

 
妙円寺庭園

京都府指定名勝 編集

  • 「妙円寺庭園」(八景園) - 江戸時代末期、第19世日妙の時期に作庭された[1]琵琶湖を模した池の正面には豪壮な石組が施されており[1]、最奥部には滝が、池中には岩島が配されている[2]丹後地方における名庭として知られている[3]。1984年(昭和59年)に復元整備された[2]

基礎情報 編集

所在地
交通アクセス
周辺

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 妙円寺 京都府・歴史・観光・見所
  2. ^ a b c d e f 上田正昭・吉田光邦(監修)『京都大事典 府域編』淡交社、1994年
  3. ^ a b c d 『郷土資料事典 ふるさとの文化遺産 26』ゼンリン、1997年、p.300

参考文献 編集

  • 『郷土資料事典 ふるさとの文化遺産 26』ゼンリン、1997年
  • 上田正昭・吉田光邦(監修)『京都大事典 府域編』淡交社、1994年

外部リンク 編集

  • 妙円寺 京都府・歴史・観光・見所