妙見山(みょうけんやま)は、福島県郡山市須賀川市の境界にある標高777mのである。別名「飯森山」。奥羽山脈に位置する。

妙見山
標高 777.0 m
所在地 日本の旗 日本
福島県郡山市須賀川市
位置 北緯37度21分01秒 東経140度13分08秒 / 北緯37.35028度 東経140.21889度 / 37.35028; 140.21889座標: 北緯37度21分01秒 東経140度13分08秒 / 北緯37.35028度 東経140.21889度 / 37.35028; 140.21889
山系 奥羽山脈
妙見山 (郡山市)の位置(福島県内)
妙見山 (郡山市)
妙見山の位置(福島県)
妙見山 (郡山市)の位置(日本内)
妙見山 (郡山市)
妙見山 (郡山市) (日本)
プロジェクト 山
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概要 編集

妙見山は奥羽山脈に位置する山である。登山道は飯豊和気神社の参道となっており、福島県道29号長沼喜久田線沿いに登山道へと続く道の入口がある。山頂には飯豊和気神社や四等三角点がある。

飯豊和気神社 編集

飯豊和気神社
所在地 福島県郡山市三穂田町下守屋
主祭神 御饌津神
社格 式内社小社、旧村社
創建 神亀元年(724年
本殿の様式 木造流造木羽葺
例祭 9月24日
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妙見山の山頂に鎮座する神社。祭神は「御饌津神」(みけつかみ)。創建は724年神亀元年)と伝えられる。延喜式内小社。文禄2年(1593年)2月に正一位の宣旨。

江戸時代までは、二本松藩の郡奉行、代官や安積郡内の神官全員が登山し、五穀豊穣、悪疫退散の祈祷を行う「御山祭」と称する祭事があったと伝えられる。また、本殿がある山頂付近には夜ごとに樹立ちの中に幾千個もの燈光「御竜燈」が現れると言われている。

なお、山頂の本殿の他、郡山市三穂田町下守屋上豊舘の八雲神社に遥拝殿がある[1]

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 安藤智重『安積歴史入門』歴史春秋社、2014年、36頁。ISBN 978-4-89757-841-5