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国立天文台三鷹キャンパスのゴーチェ子午環
子午環
子午環

子午環(しごかん)とは、天体の南中時刻を正確に測ると同時に天体の高度を測定して基本星表のデータとするための観測機材[1]

概要編集

天体赤緯や観測地の緯度を測定するため、子午儀に目標天体の高度を測定する機能を付加したもので駆動は南北方向のみで高度目盛は大きなものがついていて、顕微鏡で目盛を読む。南北の校正のため離れた位置に子午線標がある。国立天文台の子午環は1903年にフランスのゴーチェ社(Paul Gautier)で製造され、1924年に麻布から三鷹に移設された経緯がある[1]。かつては標準時や暦の編纂のために子午儀・子午環は不可欠な装置であったが、現代ではグローバル・ポジショニング・システム原子時計を用いて決められた測地系時刻系較正のために使われている[1]

脚注編集

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  1. ^ a b c 上西勝也. “天文台の経緯度観測機器”. 史跡と標石で辿る日本の測量史. 2016年8月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年8月4日閲覧。

外部リンク編集