メインメニューを開く
本来の表記は「孫興慜」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。

孫 興慜(ソン・フンミン、손흥민1992年7月8日 - )[1][2]は、韓国サッカー選手プレミアリーグトッテナム・ホットスパーFC所属。韓国代表主将。ポジションはフォワード

孫 興慜 Football pictogram.svg
Team Korea Russia WorldCup 02 (cropped).png
2018年、ソウル広場にて
名前
本名 손흥민
孫 興慜
Son Heung Min
愛称 Sonny(ソニー)
カタカナ ソン・フンミン
ラテン文字 Son Heung Min
ハングル 손흥민
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1992-07-08) 1992年7月8日(26歳)
出身地 江原道春川市
身長 183cm
体重 77kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 トッテナム・ホットスパーFC
ポジション FW (LWG、CF)
背番号 7
利き足 両足
ユース
2008 大韓民国の旗 東北高等学校
(FCソウル U-18)
2008-2009 ドイツの旗 ハンブルガーSV U-17
(KFA優秀選手海外留学プログラム)
2009-2010 ドイツの旗 ハンブルガーSV U-17
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2010-2013 ドイツの旗 ハンブルガーSV 73 (20)
2013-2015 ドイツの旗 レバークーゼン 62 (21)
2015- イングランドの旗 トッテナム・ホットスパーFC 129 (42)
代表歴2
2008-2009  韓国 U-17 15 (7)
2010- 大韓民国の旗 韓国 77 (23)
1. 国内リーグ戦に限る。2019年2月22日現在。
2. 2019年1月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

2010年より韓国代表に選出され、2018年からは代表で主将を務める。孫 興民表記の報道も見られる。 アジア人選手としての、UEFAチャンピオンズリーグにおける最多得点記録保持者。[3] またプレミアリーグアジア人最多得点記録保持者でもある。

目次

経歴編集

プロ入り前編集

父親は韓国代表としての経験もあるソン・ウンジョン朝鮮語版である。孫興慜は小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、父から直接指導を受けるという韓国では珍しい経歴を持っていた。父のウンジョンは韓国では主流の結果重視の指導とは異なり、試合の勝敗にはこだわらずにパスやドリブルなどの基本的な動きを集中的に身につけさせる指導を行っていた[4]

2008年東北高等学校在学中夏にKFAが主導で行っている優秀選手海外留学プログラムの第6期生として金敏爀キム・ジョンピルと共にハンブルガーSVU-17チームに加入。中心選手としてリーグ戦15試合に出場し9得点を挙げた。さらに活躍が評価され、翌年の5月9日には1つ上のカテゴリーであるU-19チームでリーグ戦に途中出場した。シーズン終了後に一旦帰国し、母校である東北高校に戻った。

ハンブルガーSV編集

2010年1月、ハンブルガーSVへ正式に移籍した。なお契約期間は4年で、移籍後はトップチームではなくU-21チームのメンバーとして出場し国内カップ戦で活躍した[5]。このシーズンはU-19のリーグ戦で11試合に出場し6得点を挙げ、4部リーグに所属するセカンドチームでは6試合1得点の成績を残した。

2010-2011年のプレシーズンマッチでは9ゴールを記録したが、開幕前のチェルシーとの試合で左足指を骨折して手術を受け、開幕を待たずにチームを離脱した。2010年10月30日の1.FCケルン戦にて初出場、初スタメン、初ゴールを記録した。ブンデスリーガ公式サイトにて前半戦最も良いデビューを果たした選手[6]に選出され、 また、FIFA公式サイトの10代の有望選手を挙げる読者参加型ページにおいて選択対象となる23人の中の1人として名を連ねた[7]

2012-2013シーズンは先発に定着し、リーグ戦33試合出場で12得点をあげるなど飛躍の年となった。特に前年王者のボルシア・ドルトムントからはホーム・アウェイの2試合で計4得点をあげた。

レバークーゼン編集

 
レバークーゼン時代(2014年)のソン・フンミン

2013年6月13日、チェルシーFCに移籍したアンドレ・シュールレの代役としてバイエル・レバークーゼンへの移籍が決定した[8]。レヴァークーゼン二年連続の二桁ゴールを記録した(ブンデスリーガでは3年連続)。

トッテナム編集

2015-16編集

2015年8月28日、5年契約でイングランドトッテナム・ホットスパーへ移籍した。移籍金はこれまで中田英寿がローマからパルマへの移籍金[9]を抜く当時のアジア人歴代最高額となる3000万ユーロ(約41億円)。9月17日のヨーロッパリーグ、カラバフFKとの試合で2ゴールを記録[10]。9月20日のクリスタルパレス戦でプレミアリーグ初ゴールを記録した[11]

2016-17編集

昨シーズン高額の移籍金で移籍してきたものの、途中出場やベンチが多く、シーズン前には移籍の話があったが[12]、2016/17シーズンが始まると9月にはストーク戦で2ゴールを記録するなど、トッテナム出身として歴代12人目であり、アジア人としては初の快挙となるプレミアリーグ月間最優秀選手に選出された。3月12日のFAカップミルウォール戦ではハットトリックを達成している[13] 4月9日のワトフォード戦では2得点を挙げ、マンオブザマッチに選ばれた[14]。4月にはアジア人として初のプレミアリーグでの二桁ゴールを記録すると同時に、自身2度目の受賞となるプレミアリーグ月間最優秀選手に選出された[15]。トッテナム出身としては歴代7人目のプレミアリーグ月間最優秀選手の複数回受賞者となった。5月18日、延期されていた第34節のレスター戦では2ゴールを決め[16]、リーグ戦、カップ戦などを合わせてシーズン21ゴールを達成した[17]

2017-18編集

9月13日、ボルシア・ドルトムントとの対戦でシーズン初ゴールを決め、3-1での勝利に貢献[18]。リーグ戦では10月22日にウェンブリーで行われたリヴァプールFCとの対戦で、ケインのアシストからシーズン初ゴールを決め勝利に貢献した[19]。11月5日のクリスタルパレスとの対戦においては決勝ゴールを決め、勝利の立役者となった[20]。12月9日のストーク・シティ戦では1ゴール1アシストの活躍で、5-1での勝利に貢献、スカイスポーツ選出の同試合MVPに選ばれた[21]。12月13日のブライトン戦でもゴールを決め、2-0での勝利をもたらした[22]。12月26日のサウサンプトンとの対戦でもスパーズの4点目を決め、5-2での勝利に貢献した[23][24]。2018年1月14日のエヴァートン戦では先制点を決め、ケインのゴールをアシストするなどエヴァートンを圧倒する存在感を示しスカイスポーツの採点で9、マンオブザマッチにも選出された[25]。3月4日のハダーズフィールド戦で2ゴールを決め勝利に貢献、プレミアリーグで2年連続2桁得点を達成した[26]。2017年のAFCアジア年間国際最優秀選手に選出。2015年に続く2回目の選出により同賞設立後、初の複数回受賞者となった。

2018-19編集

アジア大会への参加のため出遅れたものの、11月のチェルシー戦でプレミアシーズン初ゴールを決めると、エヴァートンFC戦とAFCボーンマス戦でともに2ゴールを記録するなど復調。さらに上述のチェルシー戦で決めたゴールがプレミアリーグ11月の最優秀ゴールに選ばれた[27]。4月3日に行われたクリスタル・パレスFCとのリーグ戦では、55分にトッテナムの新スタジアムであるトッテナム・ホットスパー・スタジアムにおける歴史に名を刻む第一号ゴールを決めた。[28]UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・シティFC戦の第1戦では1-0での決勝ゴールを決めると、セカンドレグでは2ゴールを決め、トッテナム史上初となるチャンピオンズリーグベスト4入りに大きく貢献した。[29]

代表経歴編集

2009年ナイジェリアで開催されたFIFA U-17ワールドカップではチームトップの3ゴールを記録し、韓国代表のベスト8に貢献した。

2010年12月30日のシリアとの親善試合で代表デビュー。AFCアジアカップ2011、グループリーグ第3戦のインド戦では後半から出場し、代表初得点を挙げた。

2014 FIFAワールドカップで韓国代表として3試合に出場し、アルジェリア戦で得点した。大韓サッカー協会2014年仁川アジア大会に孫を出場させる意向であったが、レバークーゼンは孫の出場を許可しなかった[30]

2015年9月3日の2018 FIFAワールドカップ予選ラオス戦で代表では初となるハットトリックを達成した[31]

2016年8月、2016年リオデジャネイロオリンピックに韓国代表として出場したが、チームは準々決勝のホンジュラス戦で敗退したため、銅メダル以上で与えられる兵役免除の機会を逃した。

2018 FIFAワールドカップで韓国代表として3試合に出場し、メキシコ戦、ドイツ戦と2試合で得点を記録した。

2018年アジア競技大会男子サッカーに出場し、韓国代表の優勝により兵役免除の恩典を受ける。

エピソード編集

個人成績編集

クラブ編集

チーム シーズン リーグ戦 カップ リーグ杯 UEFA 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ハンブルガーSV 2010-11 13 3 1 0 - - 14 3
2011-12 27 5 3 0 - - 30 5
2012-13 33 12 1 0 - - 34 12
通算 73 20 5 0 0 0 0 0 78 20
レバークーゼン 2013-14 31 10 4 2 - 8 0 43 12
2014-15 30 11 2 1 - 10 5 42 17
2015-16 1 0 0 0 - 1 0 2 0
通算 62 21 6 3 0 0 19 5 87 29
トッテナム 2015-16 28 4 4 1 1 0 9 3 42 8
2016-17 34 14 5 6 0 0 8 1 47 21
2017-18 37 12 5 2 2 0 7 4 51 18
通算 99 30 14 9 3 0 24 8 140 47
総通算 197 59 20 10 1 0 36 9 305 96

代表編集


韓国代表国際Aマッチ
出場得点
2010 1 0
2011 8 1
2012 3 0
2013 11 4
2014 12 2
2015 13 9
2016 6 1
2017 8 3
2018 14 3
2019 3 0
通算 77 23

代表での得点編集

タイトル編集

個人タイトル編集

脚注編集

  1. ^ 孫 興慜 新聞、統計資料、相片 - 大韓民國 - 足球 - MSN 運動”. MSN(簡体字版). 2018年6月17日閲覧。
  2. ^ トッテナムの孫興慜と女優ユ・ソヨンが交際、事務所認めた”. 東亜日報(日本語版) (2015年11月20日). 2018年6月17日閲覧。
  3. ^ https://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20190418/929354.htmlマンC戦で2ゴールのソン・フンミン、アジア人CL最多得点記録を更新!
  4. ^ チャン・ミンソク (2014年8月12日). “Kリーグ:結果重視が招く「注入式」「画一的」サッカー”. 朝鮮日報. http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/08/12/2014081200467.html 2014年8月12日閲覧。 
  5. ^ Heung Min Son stand es noch 2:2 HSV公式
  6. ^ Das Debut der Hinrunde: Heung-Min Son (Hamburger SV)
  7. ^ Who's the top teenage prospect?
  8. ^ シュールレの後釜にソン・フンミン Goal 2013年6月14日
  9. ^ “Koreans hit the big time”. Korea JoongAng Daily. (2015年8月30日). http://koreajoongangdaily.joins.com/news/article/article.aspx?aid=3008554&cloc=joongangdaily%7Chome%7Conline 2015年9月3日閲覧。 
  10. ^ Jennings, Patrick (2015年9月17日). “Tottenham 3–1 FK Qarabag”. BBC Sport. http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/34203688 2015年9月17日閲覧。 
  11. ^ Tottenham 1–0 Crystal Palace – Report”. BBC Sport (2015年9月20日). 2015年9月20日閲覧。
  12. ^ Tottenham midfielder Son Heung-Min: I'm very happy to be here now”. ESPN FC (2016年9月26日). 2016年9月28日閲覧。
  13. ^ Tottenham Hotspur 6 - 0 Millwall”. BBC Sport (2017年3月12日). 2017年4月9日閲覧。
  14. ^ Tottenham Hotspur 4 - 0 Watford”. BBC Sport (2017年4月8日). 2017年4月9日閲覧。
  15. ^ HEUNG-MIN SON IS APRIL'S EA SPORTS PLAYER OF THE MONTH”. Tottenham Hotspur (2017年5月12日). 2017年5月12日閲覧。
  16. ^ “Harry Kane scored four times as Tottenham produced another superb performance to sweep aside Leicester City”. BBC. (18 may 2017). http://www.bbc.co.uk/sport/football/39879805 19 May 2017閲覧。 
  17. ^ Heung-min Son, Harry Kane and Dele Alli set new Tottenham goal record”. Evening Standard (2017年5月18日). 2017年5月19日閲覧。
  18. ^ Son Heung-Min takes on all of Borussia Dortmund’s defense, scores amazing solo goal-SBnation 2017年9月13日
  19. ^ トッテナム、リバプールに完勝。大量4得点で寄せつけず-Football Channel 2017年10月23日
  20. ^ Son Heung-min sets new Premier League record with winning goal for Tottenham -Metro.Uk 2017年11月5日
  21. ^ Tottenham 5-1 Stoke: Harry Kane scores twice as Spurs thrash Stoke again -2017年12月9日 Skysports
  22. ^ Tottenham 2 Brighton 0: Serge Aurier and Heung-min Son send Spurs back into top four-EVENINGSTANDARD 2017年12月13日
  23. ^ Tottenham 5 Southampton 2: Harry Kane breaks Alan Shearer's record and finishes ahead of Lionel Messi in 2017-telegraph 2017年12月26日
  24. ^ Tottenham v Southampton preview: Harry Kane eyes Premier League goalscoring record -Skysports 2017年12月26日
  25. ^ Tottenham 4-0 Everton: Harry Kane becomes Spurs' record Premier League goalscorer -SkyS 2018年1月14日(2018年1月28日閲覧済み)
  26. ^ Tottenham 2-0 Huddersfield: Heung-min Son secures routine win -Skysports 2018年3月4日(閲覧日も同日)
  27. ^ Premier League Goal of the Month: Tottenham's Son Heung-Min Wins November Award” (2018年12月14日). 2018年12月14日閲覧。
  28. ^ https://www.footballchannel.jp/2019/04/04/post316417/ソン・フンミン、左足一閃で“新スタメモリアル弾”! 歴史に名を刻む第1号ゴール
  29. ^ “Tottenham win Champions League epic as Llorente stuns Manchester City”. The Guardian. (2019年4月17日). https://www.theguardian.com/football/2019/apr/17/manchester-city-tottenham-hotspur-champions-league-quarter-final-second-leg-match-report 2019年4月18日閲覧。 
  30. ^ “レバークーゼン、孫興慜のアジア競技大会出場を認めず”. AFPBB News. (2014年8月14日). http://www.afpbb.com/articles/-/3023089 2014年8月16日閲覧。 
  31. ^ “トッテナム移籍のソン・フンミン、代表戦でハットトリック!全3得点を見る”. Qoly. (2015年9月3日). http://qoly.jp/2015/09/03/son-heung-min-goals-vs-laos 2015年9月6日閲覧。 
  32. ^ [1]
  33. ^ http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=001&oid=005&aid=0000807494 国民日報 2015.08.14

外部リンク編集