宇月颯
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宇月 颯(うづき はやて、1985年[1]4月17日[2] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団月組の男役スター[3]。
うづき はやて 宇月 颯 | |
---|---|
生年月日 | 1985年4月17日(37歳) |
出身地 |
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身長 | 168cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2004年 - |
活動内容 |
2004年:宝塚歌劇団入団、月組配属 2018年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
事務所 | フリー |
公式サイト | 宇月颯オフィシャルサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『Bandito』 『All for One』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴編集
2002年、宝塚音楽学校入学。
2004年、宝塚歌劇団に90期生として入団[3][2]。入団時の成績は6番[3]。雪組公演「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!」で初舞台[2][5]。その後、月組に配属[3][2]。
キレのあるダンスで頭角を現し、2010年の「ジプシー男爵」で新人公演初主演[6][7]。新人公演最終学年となる入団7年目のラストチャンスでの抜擢となった[8]。
その後も演技・歌・ダンスと三拍子揃った男役として活躍したが[7]、2018年5月6日、「カンパニー/BADDY」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[5][2]。
退団後は舞台を中心に幅広く活動している[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台編集
初舞台編集
月組時代編集
- 2005年2 - 5月、『エリザベート』 - 新人公演:黒天使
- 2005年7月、『Ernest in Love(アーネスト イン ラブ)』(梅田芸術劇場) - 召使い/農民
- 2005年9 - 12月、『JAZZYな妖精たち』 - 新人公演:警官(本役:星条海斗)『REVUE OF DREAMS』
- 2006年2 - 3月、『Young Bloods!!-Sparkling MOON-』(バウホール) - いい男隊/ホスト
- 2006年5 - 8月、『暁(あかつき)のローマ』 - 新人公演:プブリウス・カスカ(本役:明日海りお)『レ・ビジュー・ブリアン』
- 2006年10月、『あかねさす紫の花』 - 美鳥『レ・ビジュー・ブリアン』(全国ツアー)
- 2007年1 - 4月、『パリの空よりも高く』 - 新人公演:フレデリク(本役:綾月せり)『ファンシー・ダンス』
- 2007年5月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
- 2007年8 - 11月、『MAHOROBA』『マジシャンの憂鬱』 - 新人公演:コルネール(本役:青樹泉)
- 2008年1月、『ホフマン物語』(バウホール) - ニクラウス[注釈 1]/シュレーミル[注釈 2]/ヘルマン[注釈 3]
- 2008年3 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - 新人公演:ジェラルド・ボリングボーク(本役:遼河はるひ)[注釈 4][8]
- 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(日生劇場) - ディック
- 2008年11 - 2009年2月、『夢の浮橋』 - 新人公演:二の宮(本役:遼河はるひ)『Apasionado!!』
- 2009年3月、『SAUDADE(サウダージ)-Jにまつわる幾つかの所以-』(ドラマシティ・昭和女子大学人見記念講堂)
- 2009年5 - 8月、『エリザベート』 - 黒天使、新人公演:ルイジ・ルキーニ(本役:龍真咲)[8][7]
- 2009年10 - 12月、『ラスト プレイ』 - 新人公演:グラハム(本役:未沙のえる)『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』[8]
- 2010年2月、『HAMLET!!』(バウホール・日本青年館) - ホレーシオ
- 2010年4 - 7月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - エルトン、新人公演:マクシミリアン・ロベスピエール(本役:越乃リュウ)[8]
- 2010年9 - 11月、『ジプシー男爵-Der Zigeuner Baron-』 - タラフ、新人公演:シュテルク・バリンカイ(本役:霧矢大夢)『Rhapsodic Moon(ラプソディック・ムーン)』 新人公演初主演[2][8][7]
- 2011年1月、『Dancing Heroes!』(バウホール)
- 2011年3 - 5月、『バラの国の王子』 - 家臣(チーター)/家臣(男)『ONE』
- 2011年7 - 10月、『アルジェの男』 - ポール『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』
- 2011年11 - 12月、『我が愛は山の彼方に』『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』(全国ツアー)
- 2012年2 - 4月、『エドワード8世』 - フレッド・アステア『Misty Station』[8][5]
- 2012年6 - 9月、『ロミオとジュリエット』
- 2012年10 - 11月、『春の雪』(バウホール・日本青年館) - 飯沼茂之
- 2013年1 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - アルマン/シャロン[注釈 5]
- 2013年5月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場) - ボブ・バーキング
- 2013年7 - 10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』 - オックスフォード公エドモンド『Fantastic Energy!』
- 2013年11 - 12月、『JIN-仁-』 - 佐分利祐輔『Fantastic Energy!』(全国ツアー)
- 2014年1月、『New Wave!-月-』(バウホール) メインキャスト[9]
- 2014年3 - 6月、『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』 - イアン二等航海士『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 花の紳士/蘭の男A
- 2014年7 - 8月、『宝塚をどり』『明日への指針-センチュリー号の航海日誌-』 - ルーカス『TAKARAZUKA 花詩集100!!』(博多座)
- 2014年9 - 12月、『PUCK(パック)』 - クインス『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
- 2015年1 - 2月、『Bandito(バンディート)-義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ-』(バウホール・日本青年館) - ヴィトー・ルーミア
- 2015年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - ジャック
- 2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』 - ディン・タイ・ソン『GOLDEN JAZZ』
- 2016年3 - 4月、『激情』 - レメンダート『Apasionado(アパショナード)!!III』(全国ツアー) 初エトワール[2]
- 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - 浅井長政『Forever LOVE!!』[5]
- 2016年10月、『FALSTAFF』(バウホール) - ティボルト/客の男
- 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - 運転手『カルーセル輪舞曲(ロンド)』[5]
- 2017年4 - 5月、『瑠璃色の刻(とき)』(ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター) - テオドール/マクシミリアン・ロベスピエール
- 2017年7 - 10月、『All for One』 - アトス
- 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - 阿久津仁『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 - クール 退団公演[5][2]
出演イベント編集
- 2004年7月、TCAスペシャル・OGバージョン『ゴールデン・メモリーズ』(カゲコーラス)
- 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』(コーラス)
- 2008年3月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
- 2008年5月、彩乃かなみミュージック・サロン『Singin' Lady K!』[10]
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
- 2012年3月、蒼乃夕妃ミュージック・サロン『VERY BEST OF ME』
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年9月、愛希れいかミュージック・パフォーマンス『Wonder of Love』[11]
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年11 - 12月、宇月颯ミュージック・パフォーマンス『MOON SKIP』 主演[12][1]
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
宝塚歌劇団退団後の主な活動編集
舞台編集
- 2019年4 - 5月、『笑う男The Eternal Love-永遠の愛-』(日生劇場・御園座・新川文化ホール・梅田芸術劇場・北九州ソレイユホール)[2][13]
- 2020年1月、『Tabloid Revue「rumor〜オルレアンの噂〜」』(赤坂RED/THEATER)[2]
- 2020年3月、『ブレイン・ストーム』(六行会ホール) - 香山さゆり[14]
- 2020年12月、『RUN FOR YOUR WIFE』(六行会ホール) - メアリー・スミス[15]
- 2022年5月、『SAMBA NIGHT 2022』(博品館劇場)[7]
- 2023年3 - 4月、『マリー・キュリー』(天王洲 銀河劇場・ドラマシティ)[16]
受賞歴編集
- 2017年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 助演賞[17]
脚注編集
出典編集
- ^ a b c d e PROFILE 宇月颯オフィシャルサイト。
- ^ a b c d e f g h i j k 人生は直感!「面白そう!と思ったことはとりあえずやってみます」元タカラジェンヌ宇月颯さんの生き方って? Domani。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 116.
- ^ 『宝塚おとめ 2018年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、46頁。ISBN 978-4-86649-049-6
- ^ a b c d e f Memories of 宇月颯 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 318.
- ^ a b c d e 『SAMBA NIGHT 2022』いよいよ開幕!中塚皓平・咲山類・宇月颯・沙月愛奈インタビュー 演劇キック。
- ^ a b c d e f g h フェアリーインタビュー/月組 宇月颯 ウィズたからづか。
- ^ New Wave!-月-('14年月組・バウ・千秋楽) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 彩乃かなみミュージック・サロン「Singin' Lady K!」('08年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 愛希れいかミュージック・パフォーマンス「Wonder of Love」('15年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 月組 ミュージック・パフォーマンス「MOON SKIP」('17年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 口を裂かれた青年が“本当の笑顔”求め葛藤、浦井健治らの「笑う男」開幕ステージナタリー
- ^ ミュージカル座3月公演 『ブレイン・ストーム』ミュージカル座
- ^ 「RUN FOR YOUR WIFE」延期公演に宇月颯、山本一慶演じる重婚タクシー運転手の妻役でステージナタリー
- ^ 愛希れいか主演ミュージカル「マリー・キュリー」演出は鈴木裕美、共演に上山竜治ら ステージナタリー。
- ^ 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2。
注釈編集
参考文献編集
- 監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク編集
- 宇月颯オフィシャルサイト
- 宇月颯 (@HayateUzuki) - Twitter
- 宇月颯 (@hayate_uzuki) - Instagram