安澤 英雄(あんざわ ひでお、1941年8月16日[1] - 2002年10月7日)は、日本実業家オリジン東秀の創業者。

略歴 編集

1941年、出生。1964年明治大学卒業。

1966年、有限会社東秀を設立。1967年、中華料理店第1号店を東京都世田谷区に開店。1976年に株式会社に改組し代表取締役社長に就任。

1994年神奈川県川崎市に総菜と弁当の併売店「オリジン弁当」第1号店を開店。現代人の食生活や食糧問題に対する強い問題意識をもち、「国民のための基準食を作る」というコンセプトの下、農家との共同生産など食材を重視し原料の成分分析まで行い、塩分や甘さを抑え化学調味料や防腐剤や添加物などを使わない、ユーザーの健康を第一に考えた取組みは、従来の業界の常識であった濃い味付けや、コスト、効率などを優先させるといった慣習を打ち破るものであり、徐々に支持を拡げ、同社の中核事業となった。

1997年に会社の商号を「株式会社東秀」から「オリジン東秀株式会社」に変更。2000年、代表取締役会長。2002年10月7日、癌性腹膜炎のため死去[2]

外部リンク 編集

  1. ^ 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.30
  2. ^ 安沢英雄氏(オリジン東秀会長)のご冥福を祈る 月刊『農業経営者』

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