宝達志水町

日本の石川県の町

宝達志水町(ほうだつしみずちょう)は、石川県の中部にある能登半島の付け根にあり、羽咋郡に属する。町内には能登地方の最高峰である宝達山標高637メートル)を有する。

ほうだつしみずちょう
宝達志水町
町名の由来である宝達山と、町内に広がる水田
町名の由来である宝達山と、町内に広がる水田
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 石川県
羽咋郡
団体コード 17386-0
法人番号 6000020173860
面積 111.52km2
総人口 12,592
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 113人/km2
隣接自治体 かほく市羽咋市
河北郡津幡町
富山県氷見市高岡市
町の木 ブナ
町の花
町の鳥 ウグイス
宝達志水町役場
町長 寶達典久
所在地 929-1492
石川県羽咋郡宝達志水町子浦そ18番地1
北緯36度51分45.6秒東経136度47分51.5秒
宝達志水町役場
外部リンク 宝達志水町 公式サイト

宝達志水町位置図

― 市 / ― 町

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能登国最南部に近く、能登地方では最も加賀地方寄りの「口能登」(くちのと)に位置する[1]県庁所在地である金沢市への通勤率は15.3%(平成17年国勢調査)。

石川県の町は、平成の大合併より以前までは総て「まち」と読んでいたが、新設された当町と能登町は「ちょう」と読む。

目次

地理編集

自然地理編集

  • 山:碁石が峰、蓮華山、宝達山、末森山
  • 河川:大海川、前田川、宝達川、子浦川
  • 湖沼:下石ダム貯水池、新宮ダム貯水池、子浦川防災ダム湖

隣接する自治体編集

町域は日本海側から富山県との県境まで広がっている。

歴史編集

石川県内で最初の旧石器が発掘された。縄文時代弥生時代の遺跡も町内各地で発掘されている。

天正12年(1584年)には前田利家佐々成政の間で末森城を巡る攻防戦が行なわれた(末森城の戦い) 。

江戸時代には、加賀藩の農政の末端を担う十村役として喜多家岡部家が置かれた。宝達山は金鉱山として開発され、藩の財政を支えた。

押水町の紺屋町地区には、押水町の名前の由来となった「押しの泉」と呼ばれる湧水がある。昔、弘法大師がこの地を通った時に水を求めたところ、老婆が一杯の水を恵んでくれた。その礼として大師が杖で岩を押したところに清水が湧き出たという弘法水伝説が残されている。

2013年(平成25年)、国際連合食糧農業機関(FAO)が推進する世界重要農業遺産システムに認定されていた「能登の里山里海」に追加認定された。

沿革編集

町名を決める際に「宝達町(宝達山から命名)」を推す押水町と「志水町(志雄の「志」と押水の「水」)」を推す志雄町が互いに最後まで譲らなかったため、二つをつなげて町名とした。

人口編集

 
宝達志水町と全国の年齢別人口分布(2005年) 宝達志水町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 宝達志水町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
宝達志水町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 17,107人
1975年 17,091人
1980年 17,115人
1985年 17,306人
1990年 16,897人
1995年 16,409人
2000年 15,891人
2005年 15,236人
2010年 14,277人
2015年 13,174人
総務省統計局 国勢調査より

行政編集

町長編集

歴代町長
氏名 就任 退任 備考
中西一順 2005年(平成17年)3月1日 2005年(平成17年)4月2日 町長職務執行者、旧押水町長
1 1 中野茂一 2005年(平成17年)4月3日 2009年(平成21年)4月2日 旧志雄町長
2 2 津田達 2009年(平成21年)4月3日 2013年(平成25年)4月2日
3 2013年(平成25年)4月3日 2017年(平成29年)4月2日
4 3 寳達典久 2017年(平成29年)4月3日 現職
  • 町長 - 寳達 典久(ほうだつ・のりひさ)

町役場庁舎編集

 
旧押水庁舎(旧押水町役場、2010年平成22年)3月末で閉鎖)

2005年平成17年)3月1日から2010年平成22年)3月31日まで分庁方式をとっていたが、2010年平成22年)4月1日からは志雄庁舎に統合された(2010年平成22年)3月31日をもって押水庁舎は行財政改革と庁舎の老朽化の為に閉鎖された)

本庁舎(旧志雄庁舎)
  • 石川県羽咋郡宝達志水町子浦そ18番地1(〒929-1492)
押水庁舎(2010年平成22年)3月末で閉鎖)
  • 石川県羽咋郡宝達志水町小川ハ250番地(〒929-1392)

姉妹都市・提携都市編集

経済編集

産業編集

工業

農協

  • JAはくい押水支店
  • JAはくい志雄支店

金融機関

郵便局

地域編集

 
宝達高等学校

学校教育編集

高等学校編集

中学校編集

  • 宝達志水町立(1校)
    • 宝達中学校
    • 押水中学校(平成27年3月統合に伴い閉校)
    • 志雄中学校(平成27年3月統合に伴い閉校)

上記2中学校を統合した宝達中学校が、平成27年4月に開校予定。

小学校編集

  • 宝達志水町立(5校)
    • 相見小学校
    • 押水第一小学校
    • 志雄小学校
    • 樋川小学校
    • 宝達小学校

社会教育編集

図書館編集

  • 宝達志水町立
    • 押水図書館
    • 志雄図書館

交通編集

観光編集

 
千里浜なぎさドライブウェイ
 
末森城(本丸跡)
 
押しの泉

祭礼編集

  • 子浦の獅子舞:久保町青年団(勇壮な越中獅子)
  • 菅原の獅子舞(幻想的な能登獅子)
  • 蓮華山大相撲(500年余りの伝統を誇り、加賀・能登・越中から各郷土自慢の力士たちが、夜遅くまで熱戦を繰り広げる)

名所・旧跡編集

保養・休憩施設編集

  • 志乎・桜の里古墳公園
  • 伝説の森公園 モーゼパーク山根キクの主張を町おこしに利用し、押水町が整備した)[3]
  • 千里浜カントリークラブ
  • 能登カントリークラブ
  • 山の龍宮城(休養施設)
  • 古墳の湯

特産品編集

  • 宝達葛(葛粉
  • イチジク
  • おだまき(餅菓子)
  • オムライス(起源とされる店の一つとして、宝達志水町出身のシェフ・北橋茂男が、大阪市にある洋食店「北極星」の前身の店でオムライスを考案したことに因み、オムライスを通じて町おこしを行っている[4]。「おむてなし隊」に参加する飲食店7軒が独自に工夫した料理を提供している[5]。)

出身有名人編集

脚注編集

  1. ^ 石川県指定有形文化財「岡部家」説明宝達志水町・公式観光サイト(2018年3月23日閲覧)
  2. ^ 中村(1999)
  3. ^ 中村(1999)
  4. ^ なぜ能登半島・宝達志水町がオムライスの郷?
  5. ^ 【イキイキ地域】石川県宝達志水町/おいしい「おむてなし」『日経MJ』2018年2月19日(街づくり面)

参考文献編集

  • 中村伸浩青木保(編)、1999、「新宗教と日本イメージ」、梶原景昭(編)『情報社会の文化1 情報化とアジア・イメージ』、東京大学出版社〈情報社会の文化〉 pp. 73-196

外部リンク編集