宮中野古墳群(きゅうちゅうのこふんぐん)は茨城県鹿嶋市大字宮中(きゅうちゅう)にある4世紀末から7世紀前半の古墳群北浦に面した台地にあって、茨城県内最大級の規模をもつ[1]

宮中野古墳群
Meotozuka-kofun (Kashima).JPG
所在地 茨城県鹿嶋市大字宮中
位置 北緯35度58分54.5秒
東経140度36分44.5秒
規模 総数127基
築造時期 4世紀末から7世紀前半
史跡 夫婦塚古墳・2000年(平成12年)鹿嶋市指定
地図
宮中野 古墳群の位置(茨城県内)
宮中野 古墳群
宮中野
古墳群
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概要編集

宮中野古墳群は、現在前方後円墳19基、帆立貝式古墳2基、方墳3基、円墳103基で総数127基が数えられていて(ただし幾つかは消滅)[2]北浦対岸の潮来市にある大生古墳群を越える規模である。このうち夫婦塚古墳は、2つの陪塚とともに鹿嶋市指定の史跡である[3]

現在の霞ヶ浦北浦利根川沿いの低地部分は、かつて香取海と呼ばれた内海で、沿岸には宮中野・大生古墳群以外にも多くの古墳(群)が築かれていた。これらの古墳は、この地の首長が、香取海を通る船に対してその権威を誇るために築造したとされている[4]

古墳群内には古墳時代中期のムラもあり、2015年(平成27年)には竪穴住居55軒などが発掘された[5]

主な古墳編集

  • お伊勢山古墳(23号墳):前方後円墳。全長96メートル。4世紀[6]
  • 夫婦塚古墳(73号墳):前方後円墳。全長107.5メートル。6世紀中頃-後半頃。
  • 大塚古墳(114号墳):帆立貝式古墳。全長92メートル。7世紀前半。別名・勅使塚古墳、宮中野大塚古墳[7][8]

脚注編集

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  1. ^ 宮中野古墳群 - 鹿嶋市教育委員会・鹿嶋デジタル博物館
  2. ^ かしまのざくざく!埋蔵文化財 - 公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団
  3. ^ 夫婦塚古墳 - 鹿嶋市教育委員会・鹿嶋デジタル博物館
  4. ^ 宮中野古墳群 - 鹿嶋市教育委員会・鹿嶋デジタル博物館
  5. ^ 『現地説明会資料』2015年
  6. ^ お伊勢山古墳 - 鹿嶋市教育委員会・鹿嶋デジタル博物館
  7. ^ 草野潤平 2010年
  8. ^ 大塚古墳 - 鹿嶋市教育委員会・鹿嶋デジタル博物館

参考サイト編集

参考図書編集

関連項目編集

外部リンク編集