宮嶋 巌(みやじま いわお、1914年5月2日 - 2005年6月21日[1])は、北海道小樽市出身のスキージャンプ選手。宮の表記もある。

来歴 編集

旧制小樽中学(現:北海道小樽潮陵高等学校)4年時にジャンプを始めた。中学卒業後、小樽高等商業学校(現:小樽商科大学)に進む。

高等商業学校在学中の1936年ガルミッシュ・パルテンキルヒェンオリンピックに出場、31位だった。本人は「恥ずかしいばかりの成績」と不本意な結果だった[2]

当時主流だった両腕を前に伸ばして前傾するフォームではなく、現在において主流になっている両腕を身体に添えるフォームを用いていたという[2]

脚注 編集

  1. ^ 北海道新聞」2005年6月28日付朝刊スポーツ欄
  2. ^ a b 中川喜直「昭和11年冬季オリンピックに出場した小樽高商生」『小樽商科大学史紀要』第5号、小樽商科大学百年史編纂小委員会、2012年3月、31-33頁、ISSN 1882-0182NAID 120004080359 

外部リンク 編集