富士宮駅伝競走大会(ふじのみやえきでんきょうそうたいかい)は静岡県富士宮市で毎年1年に1回開催される駅伝である。富士宮市役所からスタートし、白糸の滝までを往復する。市民をはじめ、実業団や箱根駅伝出場の強豪チームなども参加する。部門としては、一般の部、高校の部、中学の部、女子の部が存在する。

富士宮駅伝競走大会
開始年 1951
主催 富士宮市
チーム数 225チーム(2011年)チーム
最多優勝 滝ケ原自衛隊
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歴史 編集

1950年(昭和25年)に白糸の滝が観光百選になったのを記念し1951年(昭和26年)に第1回大会が開催された歴史ある大会で、2016年2月で66回めの開催となる[1]。22回大会には、宗茂宗猛が参加、44回大会は、雪のための中止となっている[2]

コースおよび区間 編集

  • 第1区 5.4km 富士宮市役所県道富士富士宮線経由→市民体育館西 高低差上り101m
  • 第2区 5.3km 市民体育館西→山宮経由→北山中学校西 高低差上り90m
  • 第3区 4.8km 北山中学校西→県道朝霧富士宮線経由→白糸の滝レストセンター跡地 高低差上り179m
  • 第4区 6.8km 白糸の滝レストセンター跡地→白糸・上野経由→上野会館北 高低差下り190m
  • 第5区 5.1km 上野会館北→大石寺三門・北山郵便局・県道朝霧富士宮線経由→市民体育館西 高低差下り79m
  • 第6区 5.4km 市民体育館西→富士宮市役所 高低差下り101m

全長32.8km 高低差370m

特徴 編集

第1の特徴として、高低差が大きいことが挙げられ、高低差は約370mある。また、コースが市内の様々な文化財を網羅できるよう周るように形成されており、白糸の滝大石寺富士山本宮浅間大社狩宿の下馬ザクラなど多々ある。毎年東京農業大学が応援に来ており、この駅伝の風物詩となっている。

出典 編集