富士通セミコンダクター

富士通セミコンダクター株式会社(ふじつうセミコンダクター)は、日本半導体メーカー。

富士通セミコンダクター株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目100番45
新横浜中央ビル
設立 2008年3月21日
業種 システムメモリ、ウェハーファウンドリ、販売にかかる事業
資本金 600億円
売上高 282億7700万円(2018年度)
従業員数
決算期 3月
主要株主 富士通
外部リンク https://www.fujitsu.com/jp/group/fsl
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概要編集

富士通の半導体部門を2008年に分社化したもの[1]。現在の主な事業は各種不揮発性メモリの開発である[2]

旧富士通三重工場(富士通セミコンダクター三重工場)において2005年に稼働開始した、当時世界最先端となる45nmのfabを継承。2010年には三重工場において、富士通SPARC64プロセッサの製造が開始され、これは2012年に稼働開始した日本のスーパーコンピューター「」でも使用された。2009年をもって自社工場における最先端ロジックの開発からは撤退し、その時点での40nm以降の生産はTSMCに委託されることになった。

事業再編編集

日本のメーカーにおける「半導体の連結外し」の流れの中で、半導体部門を富士通本体より分離した2008年より、いずれは富士通の連結から半導体事業を切り離したいという意向が明確にあった[3]。この方針により子会社や工場の売却や出資比率の低減が行われている。

2008年の設立当時、後工程ラインの子会社富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジが宮城工場(宮城県村田町)、会津工場(福島県会津若松市)、九州工場(鹿児島県薩摩川内市)を保有していた。これらの3工場は2012年にジェイデバイス社に売却された。

設立当時、ウエハー工程ラインとして、三重工場(三重県桑名市)、岩手工場(岩手県金ケ崎町)、会津若松工場(福島県会津若松市)を保有していた。このうち、岩手工場は2012年4月にデンソーに売却された。

会津若松工場は2014年に「会津富士通セミコンダクター」とその子会社として分離された。その後子会社のうちの一社である会津富士通セミコンダクターマニュファクチャリングは2018年に米国オン・セミコンダクター社の子会社となり「オン・セミコンダクター会津株式会社」となった(当社の出資比率は40%に低下)。

三重工場は2014年に「三重富士通セミコンダクター」として分離され、同年にUMCより技術提供を受けて40nmラインを構築した。その後2019年10月にUMCの完全子会社のユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン株式会社となった[4]

2015年3月には富士通セミコンダクターとその子会社のシステムLSISoC) 事業をパナソニックと統合し株式会社ソシオネクストとした。同社には富士通、パナソニックと日本政策投資銀行が出資している[5]

設立以来富士通グループの電子デバイス販売会社である富士通エレクトロニクスも子会社としていたが、2019年には加賀電子に過半数の株式を譲渡している。

沿革編集

2008年、「富士通マイクロエレクトロニクス株式会社」として設立。

2010年より現在の社名となる。

2011年2月、ARM社と包括的ライセンス契約を締結。京の次世代コンピュータ「富岳」で使用される富士通のプロセッサはARMベースの「A64FX」となった。ただし、富士通SPARC64プロセッサはビジネス用途において根強い需要があることから、SPARC64プロセッサの開発は継続される。

2013年にマイコン・アナログ事業をSpansion社に譲渡。

2014年に台湾UMC社より技術提供を受け、三重工場に40nmロジックラインを構築。

2015年5月、海外子会社5社を同じく子会社の富士通エレクトロニクスの子会社とした。

2016年、次世代メモリとしてカーボンナノチューブメモリ(NRAM)の開発を発表。

2019年1月、完全子会社だった富士通エレクトロニクス株式の70%を加賀電子に譲渡した[6]

子会社・関係会社編集

子会社編集

  • 会津富士通セミコンダクター株式会社
    • 会津富士通セミコンダクターウェハーソリューション株式会社(150㎜ウェハーファウンドリサービス)

関係会社編集

脚注編集

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