富山省吾
日本の映画プロデューサー
略歴編集
- 1975年:早稲田大学第一文学部卒業後、東宝株式会社に入社。
- 1983年:宣伝部を経て株式会社東宝映画に出向。以後多くの作品にプロデューサーとして参加、その後企画部部長となる。
- 1989年:『ゴジラvsビオランテ』から林芳信と共に田中友幸をアシストする形でゴジラシリーズのプロデューサーとして参加。
- 1994年:『ゴジラvsスペースゴジラ』からゴジラシリーズにおいて製作を担当するようになる(クレジットでは「協同製作」。
- 1995年:4月より株式会社東宝映画取締役に就任、『ゴジラvsデストロイア』では田中友幸と連名で「製作」)。
- 1996年:『モスラ』から田中友幸に代わり本格的に東宝特撮映画のプロデューサーとして活動を始める。
- 2004年:4月より株式会社東宝映画社長に就任、『ゴジラ FINAL WARS』を最後にゴジラシリーズのプロデューサーから手を引く。2010年3月31日で社長を退任。
- 2013年:日本アカデミー賞協会の運営に携わる傍ら、ndjcのスーパーバイザーとして若手の育成に尽力している。
プロデュース作品編集
ゴジラシリーズ編集
- ゴジラvsビオランテ(1989年)
- ゴジラvsキングギドラ(1991年)
- ゴジラvsモスラ(1992年)
- ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
- ゴジラvsスペースゴジラ(1994年)
- ゴジラvsデストロイア(1995年)
- ゴジラ2000 ミレニアム(1999年)
- ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(2000年)
- ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年)
- ゴジラ×メカゴジラ(2002年)
- ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003年)
- ゴジラ FINAL WARS(2004年)
その他のプロデュース作品編集
- 春の断章 情熱(1985年)
- 恋する女たち(1986年)
- トットチャンネル(1987年)
- ゴルフ夜明け前(1987年)
- 超少女REIKO(1991年)
- ヤマトタケル(1994年)
- モスラ(1996年)
- モスラ2 海底の大決戦(1997年)
- 誘拐(1997年)
- モスラ3 キングギドラ来襲(1998年)
- 竜馬の妻とその夫と愛人(2002年)
- 赤い月(2003年)
- 春の雪(2005年)
- 単騎、千里を走る。(2006年)
- 愛の流刑地(2006年)
- 椿三十郎(2007年)
- 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008年)
- ハゲタカ(2009年)
著書編集
- 『ゴジラのマネジメント プロデューサーとスタッフ25人の証言』KADOKAWA、2015年
出典・参考文献編集
- 田中文雄『神を放った男 映画製作者田中友幸とその時代』キネマ旬報社、1993年。ISBN 4-87376-070-4。
- 『平成ゴジラクロニクル』キネマ旬報社、2009年。ISBN 4873763193。