富山県道・石川県道74号小矢部津幡線

日本の富山県と石川県の道路

富山県道・石川県道74号小矢部津幡線(とやまけんどう・いしかわけんどう74ごう おやべつばたせん)は、富山県小矢部市石川県河北郡津幡町を結ぶ県道主要地方道)である。

主要地方道
富山県道74号標識
石川県道74号標識
富山県道74号 小矢部津幡線
石川県道74号 小矢部津幡線
主要地方道 小矢部津幡線
実延長 10.654 km
8.577 km(富山県内部分)
2.077 km(石川県内部分)
制定年 1993年平成5年)
起点 桜町交差点
富山県小矢部市桜町)【北緯36度41分13.7秒 東経136度52分26.2秒 / 北緯36.687139度 東経136.873944度 / 36.687139; 136.873944 (県道74号起点)
主な
経由都市
富山県小矢部市
石川県河北郡津幡町
終点 河合谷橋詰
(石川県河北郡津幡町上河合)【北緯36度43分59.3秒 東経136度48分6.5秒 / 北緯36.733139度 東経136.801806度 / 36.733139; 136.801806 (県道74号終点)
接続する
主な道路
記法
都道府県道32号標識
富山県道32号小矢部伏木港線
国道8号
国道471号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要 編集

路線データ 編集

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

起点は、小矢部市の桜町遺跡の近く。国道8号小矢部バイパス)から先は子撫川に沿って北西方向へ進む。 子撫川ダムに程近い宮島温泉を過ぎると幅員が両側1車線程度に減少し、宮島トンネルで石川県津幡町に入る。同町牛首地内で幅員が両側2車線(片側1車線)に広がり、石川県道206号津幡宮島峡公園線と交わった後、木ノ窪川に沿って西へ下り、終点で国道471号に突き当たる。

歴史 編集

  • 1960年昭和35年)10月15日:富山県西礪波郡石動町(現在の小矢部市)桜町から宮島隧道を経て石川県羽咋郡押水町(現在の羽咋郡宝達志水町)宿に至る区間を「小矢部押水線」として路線認定。
  • 1993年平成5年)4月1日:「小矢部押水線」を廃止。同時に国道471号を路線認定し、石川県河北郡津幡町上河合から同県羽咋郡押水町宿に至る区間が国道に昇格する。一方で、国道471号に認定されなかった富山県小矢部市桜町と石川県河北郡津幡町上河合の区間を現路線名で新たに路線認定。
  • 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道小矢部津幡線が小矢部津幡線として主要地方道に指定される[1]

路線状況 編集

重複区間 編集

冬期閉鎖区間 編集

富山県小矢部市久利須・出合橋 - 宮島トンネル(県境) - 石川県河北郡津幡町牛首 2.4 km

  • この冬期閉鎖区間は普通自動車1台分程度の道幅で山奥を貫いている。デリニエーターが随所に設置されているものの、街灯は全くなく、ガードレールもあまり設置されていないため、特に夜間通行の際は注意が必要である(動物にも注意)。

トンネル 編集

  • 宮島隧道
    • 富山県小矢部市久利須と石川県河北郡津幡町牛首の県境に跨っている延長55m(富山県側28m、石川県側27m)のトンネル1928年(昭和3年)竣工。幅員3.0m、高さ3.1mと狭小である。前述の通り、このトンネルを含む前後の区間も狭小であることから、大型車が通行することは困難である。牛首トンネルの別称がある。

地理 編集

通過する自治体 編集

交差する道路 編集

沿線にある施設など 編集

脚注 編集

  1. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省

参考文献 編集

  • 『道路現況調査資料』 富山県、2010年
  • 『道路現況調査資料』 富山県、2009年
  • 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2010年
  • 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2009年

関連項目 編集