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富山駅

日本の富山県富山市にある西日本旅客鉄道・あいの風とやま鉄道・富山地方鉄道の駅、富山地方鉄道・富山ライトレールの停留場

富山駅(とやまえき)は、富山県富山市明輪町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・あいの風とやま鉄道である。

富山駅
Toyama sta 01.jpg
駅舎外観(2015年3月)
とやま
Toyama
所在地 富山県富山市明輪町
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
あいの風とやま鉄道
富山地方鉄道
富山ライトレール
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なお、本稿では当駅に隣接する以下の駅および停留場についても詳述する。

概要編集

 
各駅・停留場の位置関係

JR西日本・あいの風とやま鉄道の富山駅は、JR西日本の北陸新幹線ならびに在来線高山本線、あいの風とやま鉄道のあいの風とやま鉄道線が乗り入れている。あいの風とやま鉄道線はかつては当駅の所属線であった北陸本線[1]の一部であったが、北陸新幹線開業と同時に、あいの風とやま鉄道へ移管された。これに伴い、在来線構内はJR西日本の在来線である高山本線も含め、あいの風とやま鉄道の管轄となった。

富山地方鉄道電鉄富山駅本線の単独駅であるが、隣の稲荷町駅で分岐する不二越線[注 1]の列車も乗り入れており、事実上2方向の列車が利用できる。

駅南口には富山地方鉄道の富山市内軌道線が乗り入れており、乗換え圏内には富山駅停留場電鉄富山駅・エスタ前停留場の2停留場が設けられている。線路名称上は電鉄富山駅・エスタ前停留場を境に南富山方が「本線」、丸の内方が「支線」、丸の内方途中にある分岐点(支線接続点)から富山駅停留場までを「富山駅南北接続線」と呼ぶ。運転系統上は、富山駅停留場で南富山方面に折り返す「1系統」、南富山方から富山駅停留場を経由し丸の内方へ直通運転する「2系統」、富山都心線経由の環状運転を行う「3系統」が発着する。

駅北口には富山ライトレールの富山港線が乗り入れており、駅前に富山駅北停留場がある。富山港線は元々はJR西日本が運営していた路線で富山駅へ直接乗り入れていたが、2006年(平成18年)にLRT化されて富山ライトレールに移管された際に都心部のルートが変更されたため、改めて富山駅への接続駅として新設された。

2020年3月には富山ライトレール富山港線と富山地鉄市内軌道線が接続され、これら路面電車と乗り換えられるホームが富山駅舎内に新設される予定である[2](「#軌道線の富山駅高架下乗り入れ」にて詳述)。

歴史編集

富山駅付近変遷
1913年
     
富山
 
富山駅前 (I)
   
   

1927年
     
富山
 
富山駅前 (I)
   
   

1931年
     
富山
     
富山駅前 (I)/電鉄富山 (I)
   
   

1934年
     
富山
     
電鉄富山 (I)
   
     
富山駅前 (II)

1936年
     
富山
   
電鉄富山 (I)
 
富山駅前 (III)
     

1943年
     
富山
   
電鉄富山 (I)
 
     
富山駅前 (IV)

1986年
     
富山
   
電鉄富山 (II)
 
     
富山駅前 (IV)

2006年
 
富山駅北
     
富山
 
電鉄富山 (II)
 
     
富山駅前 (IV)

2015年
 
富山駅北
     
富山
     
   
富山駅/電鉄富山 (II)
 
     
電鉄富山駅・エスタ前

富山駅編集

 
1908年(明治41年)11月に現在地に移転するまで田苅屋にあった富山駅の仮駅舎。
 
1908年(明治41年)11月に現在地に移転するまで田苅屋にあった富山駅の仮駅舎。
 
1901年(明治34年)当時の富山市区域拡張予測図。図中、「馳越水路」とあるのは河流改修事業後の神通川、「仮停車場」とあるは1908年(明治41年)移転以前の富山駅、「将来之停車場」とあるは当時における富山駅建設予定地、「県庁」とあるは現在の富山城址公園を示す。
  • 1893年明治26年)2月10日 - 帝国議会第一回鉄道会議に「敦賀ヨリ福井金沢ヲ経テ富山ニ至ル百二十三五十七余」に係る「線路ノ形勢設計ノ概況」が提出され、「富山市船頭町裏字牛島」に当駅の開設が予定される[3]
  • 1899年(明治32年)3月20日 - 官設鉄道北陸線の高岡駅 - 当駅間の延伸に伴い、一般駅として富山駅が開業する[4][5]。開始と同時に小荷物の取り扱いを行う[4]。当時構想されていた神通川改良工事の影響を受けない婦負郡桜谷村(現在の神通川西岸、富山市田刈屋及び駒見)に設置された[6]。また同日、同駅において芳川顕正逓信大臣をはじめ、各県両院議員等が参列して開通式を催行する[7]。駅舎、機関車庫、客車庫、転車台及び石炭台等の建造物は、将来の移転計画を見越して仮設工事であった[3]
  • 1901年(明治34年)3月16日 - 当駅において公衆電報の取り扱いを開始する[8]
  • 1906年(明治39年)12月1日 - 富山郵便局の電話交換業務開始により[9]、当駅に公衆電話を設置する[8]
  • 1907年(明治40年)1月24日 - 富山市が当駅敷地として婦負郡愛宕、牛島両町内の地所27017を寄附した[7]。この頃の当該敷地は神通川馳越線(はせこしせん)と本流との間に挟まれた中洲のようなところであったが、富山市や商工会の推薦により現位置に決定したという[10]
 
1909年(明治42年)当時の富山駅。
 
1932年(昭和7年)頃の富山駅構内
 
1934年(昭和9年)頃の富山駅前。駅舎左にはコンクリート製の省営バス笹津線の車庫、右端には駅構内に乗入れている市電の姿が確認できる。
  • 1928年(昭和3年)6月25日 - 電動ジブクレーンを設置する[19]
  • 1933年(昭和8年)3月31日 - 当駅 - 笹津駅間において省営自動車笹津線の営業を開始し、当駅においては一般運輸営業を開始する[20]
  • 1934年(昭和9年)10月25日 - 線路名称を改定し、飛越線が高山本線に編入される[21]
  • 1934年(昭和10年)1月17日 - 富山商工会議所が富山都市計画の完成及び当駅の拡張に関する建議書を、鉄道大臣、名古屋鉄道局長及び金沢運輸事務所長に提出する[8]
  • 1936年(昭和11年)10月1日 - 富山市西町の宮市大丸百貨店内に当駅派出鉄道案内所を設置する[22]
  • 1937年(昭和12年)10月1日 - 構内に富山鉄道郵便局を開設する[23]
  • 1943年(昭和18年)2月28日 - 同日限りを以て省営自動車笹津線を廃止する[24]
  • 1944年(昭和19年)5月1日 - 富山鉄道郵便局を新潟鉄道郵便局に吸収し、その事業を同局に移管する[25]
 
空襲後にバラック建築となった富山駅
  • 1945年(昭和20年)
    • 3月12日 - 太平洋戦争下の日本本土空襲激化により、当駅構内に緊急疎開相談所を設置する[8]
    • 8月1日 - 富山大空襲により駅舎が全焼する[26]。同年8月3日まで北陸本線上りは東岩瀬駅、下りは呉羽駅にて折返し運転を行う[27]
    • 12月29日 - 金沢鉄道管理局が、機関車の石炭不足を理由に各駅に切符の発売制限枚数の厳守を通達。富山駅の発売枚数の上限は1,920枚/日[28]
  • 1946年(昭和21年)
    • 8月5日 - 当駅における闇米取締を発端として朝鮮人による騒擾事件が起る(富山駅前派出所襲撃事件[29]
    • 9月15日 - 同年8月5日の富山駅前派出所襲撃事件等朝鮮人による狼藉に鑑み、同日当駅においてその大々的取締を行う[29]
    • 10月8日 - 再び当駅にて闇米の取締を行い、約120石を摘発する[8]
  • 1947年(昭和22年)11月2日 - 昭和天皇が同日午前7時50分、当駅より越中八尾駅猪谷駅方面に向け発車する[30]
  • 1948年(昭和23年)2月13日 - 当駅と呉羽駅間の田苅屋信号場を「田刈屋信号場」と改める[5]
  • 1949年(昭和24年)
    • 3月5日 - 先年12月より着工の待合室が竣工したので落成式を挙行し、同待合室において同月8日まで生花展覧会を行う[27]
    • 6月1日 - 日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承[31]
    • 7月4日 - 当駅にて国鉄行政整理反対闘争警戒中の警察官が1名負傷、4名を検挙する[27]
 
1953年(昭和28年)建替後の富山駅駅舎
  • 1950年(昭和25年)2月21日 - 金沢鉄道郵便局富山分局を当駅構内に開設する[32]
  • 1952年(昭和27年)
  • 1953年(昭和28年)
    • 10月10日 - 同月9日に駅舎の第二期工事が完了したので、国鉄及び富山市主催の落成式を挙行する[27]。第一期及び第二期工事の総工費は1億4千万円であった[27]
  • 1954年(昭和29年)
    • 1月28日 - 旧計量法第173条に基き、当駅を計量器使用事業場に指定する[36]
    • 7月22日 - 旧計量法第173条に基き、当駅構内の金沢鉄道郵便局富山分局を計量器使用事業場に指定する[37]
    • 4月20日 - 同年2月4日より着工の当駅跨線橋が完成する[27]。総工費は376万4千円であった[27]
  • 1955年(昭和30年)10月1日 - 当駅 - 東富山駅間に所在の富山操車場の一部使用を開始する[27][5]
  • 1956年(昭和31年)
    • 11月10日 - 当駅 - 東富山駅間の富山操車場の第一期工事を完了し[27]、当駅 - 富山操車場(現在の富山貨物駅)間が複線化する[38]。同日午前9時35分上り青森大阪行機関車先頭に「祝富山操車場完成」の紀念幕を掲げて新線を走らせた[27]
    • 11月19日 - 当駅 - 呉羽駅間の田刈屋信号場を廃止する[5]
  • 1958年(昭和33年)
  • 1959年(昭和34年)
    • 4月17日 - 同日午前9時30分富山駅着下り直江津駅行において当駅 - 金沢駅間に初めてディーゼル機関車の試運転を行い、同日より当駅 - 大阪駅間を1日2往復することとなった[27]
    • 5月13日 - 新神通川橋梁建設工事のため、材料運搬線を構内に敷設し試運転を行う[40]
    • 11月16日 - 当駅 - 呉羽駅間に北陸本線専用の新神通川橋梁が完成し、(旧)新神通川橋梁は高山本線専用となる[41][42]
  • 1960年(昭和35年)
    • 5月25日 - 同日午前1時40分頃、当駅前百貨店中の食料品店より出火があり、須田ビルはじめ軒並みの商店等14戸3棟を全焼、7戸3棟を半焼する[43]
    • 5月31日 - 当駅 - 呉羽駅間が複線化される[38]
    • 7月1日 - 当駅待合室内に観光案内所を設置する[43]
    • 8月6日 - 当駅改良工事を完了し、同日より新設のホーム等の使用を開始する[43]
    • 11月4日 - 新しいホームの屋根が完成する[44]
    • 11月19日 - 地下道幅員拡張工事が完了し、荷物用跨線橋及びエレベーターが竣工する[41]
    • 12月27日 - 輸送本部室の新庁舎建設工事を開始する[45]
  • 1961年(昭和36年)
    • 2月27日 - 自動信号への改良工事が完了し、継電連動装置を導入する[46]
    • 5月18日 - 輸送本部室が完成し、旧輸送本部室跡地は庭園となる[45]
    • 10月18日 - 第20回全日本産業安全大会への台臨のため行啓中の皇太子上皇親王及び美智子皇太子妃が、当駅より特別急行「白鳥」にて東京へ還啓する[47]
  • 1962年(昭和37年)4月7日 - 貨物ホームが完成する[48]
  • 1964年(昭和39年)
    • 10月1日 - 北陸本線のうち、当駅を含む金沢駅 - 富山操車場間が電化交流20,000V・60Hz)、当駅 - 大阪駅間の電化が成る[43]
    • 12月25日 - 北陸・関西間の特別急行「雷鳥」及び北陸・中京間の特別急行「しらさぎ」の営業運転を開始し、同日午後当駅において発車式を行う[43]
  • 1965年(昭和40年)
    • 7月30日 - 当駅 - 東富山駅間の複線化工事を完了し、同日午前9時40分より開通する[43]
    • 9月24日 - みどりの窓口を開設する[41]
  • 1966年(昭和41年)
  • 1969年(昭和44年)5月27日 - 第二十回全国植樹祭親臨のため富山県行幸中の昭和天皇が当駅に着御する[39]
  • 1970年(昭和45年)
    • 3月26日 - 当駅前南口地下道完成、市長、駅長等出席して開通式を行う[50]
    • 6月5日 - 当駅にて貨車入替作業に用いていた蒸気機関車が引退するに伴い、その「お別れ式」を行う[51]
    • 7月15日 - 当駅構内配線を変更し、国鉄列車急行「立山」及び急行「むろどう」、また名古屋鉄道急行「北アルプス」の富山地方鉄道線乗入れを開始する[52][53]
  • 1971年(昭和46年)4月26日 - 当駅 - 福井間に特別快速列車が設定される[50]
  • 1972年(昭和47年)1月28日 - 当駅と岡山駅が姉妹駅となり、同日その調印式を行う[50]
  • 1973年(昭和48年) - 駅北口と正面を繋ぐ地下歩道が開通[54]
  • 1974年(昭和49年)10月1日- 営業範囲を改正し、旅客、荷物及び貨物を扱うものとする[55]
  • 1976年(昭和51年)
  • 1979年(昭和54年)3月10日 - 当駅駅舎本屋改築工事が完了する[41]
  • 1982年(昭和57年)11月7日 - 商業ビル建設のため、当駅東側の国鉄宿舎を撤去する[57]
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 当駅構内の金沢鉄道郵便局富山分局を廃止する[58]
  • 1985年(昭和60年)
    • 3月14日 - 従前の立山駅終着を改め、新たに新名古屋駅発名古屋鉄道特別急行「北アルプス」が当駅への乗入れを開始する[10]
    • 8月1日 - 当駅構内において国鉄直営販売店「さんくす」の営業を開始する[59]
    • 11月28日 - 当駅駅前に立体駐車場が完成する[60]
  • 1986年(昭和61年)
    • 3月16日 - 当駅において北陸新幹線周辺環境整備事業の起工式を挙行する[61]
    • 11月1日 - 営業範囲を改正し、荷物(新聞紙を除く)の取り扱いを廃止する[62]
 
1987年(昭和62年)4月当時の富山駅北口駅舎
  • 1987年(昭和62年)
  • 1988年(昭和63年)
    • 2月5日 - 駅長室を改装する[41]
    • 3月17日 - 便所を移転し、改装する[41]
    • 7月10日 - 駅舎外壁を改修する[10][66]
    • 7月15日 - コンコース及び待合室を改装する[41]
    • 7月16日 - 富山ステーションデパートが改装開店する[41][67]
  • 1989年平成元年)
    • 2月2日 - 当駅北口再開発事業「とやま都市MIRAI事業」に必要な旧国鉄用地の商業施設化が、日本国有鉄道清算事業団新潟資産管理部の諒承を受ける[68]
    • 5月8日 - 当駅駅前北陸電力本店ビルが完成し、同日より同所にて業務を開始する[69]
    • 5月10日 - 当駅駅前再開発事業に係る「Amuse」ビルが完成する[70]
    • 10月14日 - 発車ベルの騒音による近隣住民の苦情を受け、地元民謡の『こきりこ節』を用いた発車メロディー・列車到着メロディの運用を開始する[71]
    • 12月20日 - 当駅駅前に自転車駐輪場を設置する[72]
  • 1990年(平成2年)
    • 3月10日 - 富山貨物駅に貨物駅の業務を移管し、JR貨物の駅(当駅での貨物の取り扱い)が廃止される[10][5]
    • 4月10日 - JR西日本子会社たるハートアンドアクションフーズがハチバンとフランチャイズ契約を締結し、当駅構内に飲食店を開業する[73]
    • 7月21日 - JR西日本が富山地方鉄道線直通特別急行「リゾート立山」の運転を開始し、再び当駅構内に連絡線を敷設する[74]。大阪駅発午前8時25分富山駅着午后0時6分特別急行「雷鳥15号」及び富山駅発午后3時大阪駅着午后7時8分の「雷鳥38号」にキハ65形気動車を2輌連結し、富山地方鉄道線内においてはキハ65形気動車が自走する[74]
  • 1991年(平成3年)12月27日 - 当駅より当駅駅前再開発ビル(現:富山ステーションフロントCiC)を連絡する地下道を、当駅北口連絡地下道と接続し使用を開始する[75]
  • 1992年(平成4年)
    • 3月15日 - 当駅駅前街区市街地再開発事業の完成式を挙行する[76]
    • 3月19日 - 当駅駅前街区市街地再開発事業として建設中であった富山ステーションフロントCiCが開業する[77]
    • 3月25日 - 安田生命富山駅前ビルが完成し、落成式を挙行する[78]
  • 1994年(平成6年)10月28日 - 当駅構内にコンビニエンスストアハートインが開業する[41][79]
  • 1995年(平成7年)
    • 4月20日 - 特別急行「サンダーバード」の運行を開始し、始発駅たる当駅においてその紀念式典を行う[80]
    • 4月21日 - 運輸省(現・国土交通省)が北陸新幹線富山駅暫定整備計画を決定し、日本鉄道建設公団にその建設を指示する[81]
    • 4月28日 - 運輸省が日本鉄道建設公団の当駅駅舎工事実施計画を認可する[82]
    • 5月25日 - 日本鉄道建設公団が北陸新幹線富山駅の測量及び設計を開始し、北陸新幹線整備調整事業起工式を挙行する[83]
    • 8月24日 - 日本鉄道建設公団、北陸新幹線富山駅建設に向け地質調査に着手する[84]
  • 1995年(平成8年)7月1日 - 当駅北側の「アーバンプレイス」ビルが開業する[85]
  • 1997年(平成9年)
    • 2月28日 - 当駅を高架化して南北を一体化し、地上及び地下の歩道により連絡できるように「複断面方式」とする基本計画を、第三回富山駅周辺地区南北一体的なまちづくり基本計画策定調査委員会が決定する[86]
    • 3月 - 名古屋鉄道の直通特急「北アルプス」の乗り入れを中止する[10]
    • 10月1日 - 当駅北口にみどりの窓口を開設する[41]
  • 1998年(平成10年)
    • 10月3日 - 当駅北側の牛島町地区市街地再開発組合が設立される[87]
    • 12月19日 - 当駅南口駅舎2階にレンタルビデオ店が開業する[88]
    • 12月25日 - 当駅北側牛島町再開発事業の起工式を行う[89]
  • 1999年(平成11年)
    • 4月10日 - 当駅開業100周年紀念式典を挙行する[90]
    • 12月4日 - 同年7月より第55回国民体育大会に向けて建設中であった当駅北口駅舎が新築竣工する[91]
  • 2000年(平成12年)
    • 1月12日 - 列車の発車時刻等を表示する電光掲示板を設置する[92]
    • 1月22日 - 同年2月8日からの北陸本線列車集中制御装置導入に伴い、『こきりこ節』の列車到着・発車メロディーの使用を取りやめ、試験的にこれを電子メロディへ変更する[93]
    • 1月30日 - 第55回国民体育大会に向け、当駅南口駅舎待合室を改装する[94]
    • 2月8日 - 北陸本線列車集中制御装置導入に伴い、正式に北陸本線標準電子メロディを発車合図として使用開始する[93]
    • 2月11日 - 富山ステーションデパートをとやま駅特選館に名称変更し、改装開店する[95]
    • 7月31日 - 当駅北地区再開発事業「とやま都市MIRAI計画」完成記念式典を、当駅北口地下広場において挙行する[96]
  • 2001年(平成13年)5月27日 - 当駅南口広場にて北陸新幹線上越 - 富山間の起工式を挙行する[97]
  • 2005年(平成17年)
    • 3月8日 - 富山市が高架化工事完成後の当駅の完成予想図を示す[98]
    • 6月27日 - 富山駅周辺立体交叉事業が国土交通省によって認可される[99]
    • 10月6日 - 北陸新幹線の着工に伴う高架化工事が開始される[10]
  • 2007年(平成19年)
  • 2008年(平成20年)10月20日 - JRの下りホームが仮設ホームに切り替えられ、同時に地下通路が廃止される[102]
  • 2010年(平成22年)
    • 4月19日 - JRの上りホームが仮設ホームに切り替えられ、南口仮駅舎での営業を開始する[103]
    • 5月30日 - 北陸新幹線富山駅の駅舎建設に着工し安全祈願祭を挙行する[104]
 
建設の進む高架ホーム
  • 2011年(平成23年)
    • 5月22日 - 富山駅付近連続立体交叉事業に係る起工式及び安全祈願祭を挙行する[105]
    • 11月30日 - 旧駅舎構内において営業していたとやま駅特選館等の商業施設が閉店する[106]
    • 12月8日 - 同日よりとやま駅特選館が南口仮駅舎横の仮店舗にて営業を開始する[106]
 
建設中の新駅舎
  • 2012年(平成24年)
    • 5月14日 - 旧南口駅舎の解体に着手する[107]
    • 11月17日 - 北陸新幹線開業後に使用される新駅舎の着工を行う[108]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月13日 - とやま駅特選館が閉店する[109]
    • 3月14日 - 北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴い、新幹線富山駅が開業[110][111]。また北陸本線のあいの風とやま鉄道への移管に伴い、在来線富山駅を同社へ移管[112]。同日より南口仮駅舎を閉鎖し、新駅舎の使用を開始する[113]。これに伴い、構内の郵便差出箱を撤去し、郵便差出箱上に設置されていた売薬像を富山県薬業会館に移設する[114]。また、当駅構内に商業施設「とやマルシェ」及び「クラルテ」が開業する[115]
    • 3月26日 - あいの風とやま鉄道の駅でICカードICOCA」の利用が可能となる[116]
    • 4月20日 - あいの風とやま鉄道上り線とJR高山本線ホーム(1 - 3番)が、高架に切り替えられると共に、2階(中2階)改札口(新幹線連絡口)が使用を開始[117]
    • 10月25日 - 天皇が第35回全国豊かな海づくり大会出席のため、皇后と共に富山駅を着御する[118]
  • 2016年(平成28年)
  • 2017年(平成29年)3月13日 - あいの風とやま鉄道線ホームにおいて、『ふるさとの空』を接近メロディ、『四季』を発車メロディとして導入[121][122][123]
  • 2019年(平成31年、5月以降は令和元年)
    • 3月4日 - あいの風とやま鉄道線下り線ホームの高架化が完了し、南北別々にあった改札口を駅構内の新設の改札口に一本化する[124][125]
    • 4月21日 - 駅の南北を繋ぐ仮設の自由通路を設置[126][127]
    • 10月上旬 - 南北自由通路を拡大[126]
  • 2020年(令和2年)3月(予定) - 路面電車の南北接続および、自由通路完成[126]

電鉄富山駅編集

 
富山駅前において行われた富山軽便鉄道開通式
 
1933年(昭和8年)当時の「富山駅構内配線図」。富南鉄道と富岩鉄道が富山駅に乗入れている。
  • 1914年大正3年)
    • 12月6日 - 富山軽便鉄道の富山駅 - 笹津駅間の開通と同時に、富山軽便鉄道の富山駅が開業する[128]軌間1,067mm、動力は蒸気[129]
    • 12月28日 - 富山軽便鉄道が国有鉄道富山駅の共同使用を開始する[130]
  • 1915年(大正4年)10月24日 - 富山軽便鉄道が富山鉄道に社名を変更する[131]
  • 1930年(昭和5年)3月5日 - 富山鉄道が飛越線(現・高山線)開業に伴う経営悪化によって富山駅-笹津駅間の廃止申請を行う[131]。政府はこれを認めず、飛越線開業に伴う赤字補填方針を打出し、昭和6年度より予算7万円を計上する[131]
 
戦前の電鉄富山駅。富山電気鉄道株式会社の本社でもあった。
  • 1931年(昭和6年)
    • 6月24日 - 富山電気鉄道の富山駅 - 上市駅間の鉄道敷設工事施行が認可される[53]
    • 9月25日 - 当駅 - 富山田地方駅間が竣工する[53]
    • 10月3日 - 富山電気鉄道の当駅 - 富山田地方駅間が開通し[132]電鉄富山駅が開業する[129]。軌間1,067mm、電化(直流1,500V)[129]
    • 11月7日 - 当駅 - 滑川駅間において直通運転を開始する[53]
  • 1933年(昭和8年)
    • 3月17日 - 富山鉄道が富山駅-堀川新駅間の富南鉄道に対する譲渡申請を行う[53]
    • 3月31日 - 富山鉄道が富山駅-堀川新駅間の譲渡契約を富南鉄道との間に締結する[53]
    • 4月20日 - 富山鉄道が解散し、富山駅 - 堀川新駅間を富南鉄道に譲渡する[131]
  • 1937年(昭和12年)4月16日 - 富南鉄道が富山電気鉄道の傘下に入り、同社社長に佐伯宗義が就任する[53]
  • 1941年(昭和16年)12月1日 - 富山電気鉄道が富南鉄道を合併[注 2]。富山駅 - 南富山駅間は同社富南線所属となる[133]
  • 1943年(昭和18年)1月1日 - 富山電気鉄道が富山県内の鉄道会社を合併し、富山地方鉄道に社名を変更する[53]。路線名が整理され、電鉄富山駅 - 西三日市駅間が本線、電鉄富山駅 - 粟巣野駅間が立山線となる[133](電鉄富山駅 - 稲荷町駅間は電化された本線と非電化の立山線との単線並列[134][注 3]
  • 1945年(昭和20年)8月2日 - 富山大空襲により当駅が罹災する[53]
 
電鉄富山駅の待合室に集まる人々(1956年(昭和31年))
  • 1946年(昭和21年)
    • 6月1日 - 電鉄富山駅(富山駅) - 稲荷町駅間のうち旧富南鉄道線の軌道(富南線)が電化され、立山線粟巣野駅までの直通運転を開始[135]
    • 10月31日 - 富山大空襲による戦災により焼失した駅舎を復旧する[53]
  • 1957年(昭和32年)9月1日 - 初めて自動券売機を設置する[53]
  • 1960年(昭和35年)1月7日 - 自動券売機を増設する[53]
  • 1961年(昭和36年)10月15日 - 第20回全日本産業安全大会への台臨のため行啓中の明仁親王及び美智子皇太子妃が、当駅より電鉄魚津駅に向け出御する[47]
  • 1964年(昭和39年)4月10日 - 当駅 - 宇奈月駅間に途中停車なしの特別急行列車の運行を開始する[53]
  • 1967年(昭和42年)11月30日 - 本線の当駅 - 電鉄桜井駅(現・電鉄黒部駅)間がCTC化する[53]
  • 1968年(昭和43年)6月11日 - 当駅 - 宇奈月駅間の途中停車なしの特別急行列車の運行を休止する[53]
  • 1969年(昭和44年)
    • 4月1日 - 当駅 - 宇奈月駅(現・宇奈月温泉駅)間を本線に改称する[53]
    • 4月15日 - 当駅 - 稲荷町駅間の富山田地方駅が廃止される[53]
    • 5月28日 - 昭和天皇及び香淳皇后が当駅を利用される[53]
  • 1970年(昭和45年)5月10日 - 当駅 - 宇奈月駅間及び当駅 - 千寿ヶ原駅間に特別急行列車の運行を開始する[53]
  • 1971年(昭和46年)1月1日 - 定期券専用自動改札機の使用を開始する[136]
  • 1981年(昭和56年)4月1日 - 自動改札機を廃止する[137]
  • 1985年(昭和60年)
    • 5月5日 - 当駅構内改築工事を開始する[138]
    • 7月17日 - 富山ターミナルビル及び富山地方鉄道が、建設中の「富山ターミナルビル」及び「電鉄富山駅ビル」の計画概要を公表する[139]
    • 11月24日 - 当駅構内改築工事を完了する[138]
    • 11月28日 - 富山駅前立体駐車場が完成し、電鉄富山駅の乗務区施設を移転する[140]
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 当駅駅ビル竣工により、ホームを移設する[141]。これにより路線は、0.1粁短縮される[141]
  • 1987年(昭和62年)12月5日 - 電鉄富山駅ビル「エスタ」が開業する[138]
  • 1992年(平成4年)11月25日 - 各駅においてヤマト運輸宅急便の受付を開始する[138]
  • 2010年(平成22年)3月14日 - 駅構内の乗車券センターに、富山市内軌道線に導入されたIC乗車券「ecomyca」(エコマイカ)の自動チャージ機(積み増し機)を設置する[142]
  • 2012年(平成24年)3月17日 - 当駅をはじめ鉄道路線の17駅にecomyca対応の自動改札機が設置され、使用を開始する[143]

電鉄富山駅・エスタ前停留場編集

 
富山駅構内に乗入れた戦前の富山駅前停留場
 
昭和30年代の富山駅前停留場
  • 1913年(大正2年)9月1日 - 富山電気軌道本線の富山駅前 - 共進会場前(現在の堀川小泉)間および支線の富山駅前 - 総曲輪(現在の丸の内) - 西町間が開業[144]に伴い、同社の富山駅前停留場として開業する[129]軌間1,067mm、電化(直流600V)[129]
  • 1920年(大正9年)
    • 7月7日 - 富山電気鉄道が富山市に対し当該路線の軌道敷設免許及び事業経営権を譲渡する許可を受ける[53]
    • 7月1日 - 富山市に富山市電軌課が発足。富山電気軌道が市に譲渡され、富山市営軌道となる[145]
  • 1921年(大正10年)8月4日 - 富山駅前 - 西町間の複線化が完了する[53]
  • 1922年(大正11年)
    • 7月7日 - 富山市営軌道が富山駅乗入軌道の免許を取得する[53]
    • 10月13日 - 富山駅構内への乗入れを開始する[53]
  • 1934年頃 - 桜橋 - 富山駅前 - 総曲輪間のルートを変更する[146]。変更前の富山駅前停留場の位置は現在の富山駅停留場付近(富山駅構内)にあったが、ルート変更で現在地付近(富山駅構外)へ移設された[147]
  • 1936年(昭和11年)10月13日 - 富山駅構内乗入線が開通により当停留場を移設し、富山駅構内に再度乗入れる[148]
  • 1943年(昭和18年)
    • 1月1日 - 路線譲渡により富山地方鉄道の停留場となる[149]
    • 11月29日 - 富山駅構内乗入線を廃止し、路盤を撤去する[150]
  • 1945年(昭和20年)
    • 8月2日 - 富山大空襲の戦災により休止する[135]。車輌及び軌道は全滅した[151]
    • 9月16日 - 富山駅前-南富山駅間に代行バスの運行を開始する[53]
  • 1946年(昭和21年)1月14日 - 南富山駅前 - 富山駅前間復旧に伴い営業を再開する[152]。午前7時より午后6時まで4車輌で15分間隔の運行であった[27]
  • 1949年(昭和24年)3月15日 - 富山駅前 - 旅篭町間復旧に伴い総曲輪方面の営業を再開する[152]
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 笹津線の富山駅前乗入れを開始する[53]
  • 1967年(昭和42年)10月10日 - 笹津線の富山駅前乗入れを廃止する[53]
  • 1970年(昭和45年)4月8日 - 富山駅前-南富山駅間のワンマン運転化を実施する[50]
  • 1988年(昭和63年)5月1日 - 接近表示装置を設置する[138]
  • 1997年(平成9年)8月12日 - 南富山駅行富山駅前停留場の拡幅を行う[138]
  • 2015年(平成27年)3月14日 - 富山市内軌道線の富山駅 - 電鉄富山駅・エスタ前間開通。富山駅停留場との混同を避けるため電鉄富山駅・エスタ前停留場(でんてつとやまえき・エスタまえていりゅうじょう)に改称する[153][154]

富山駅停留場編集

  • 2015年(平成27年)3月14日 - 富山地方鉄道富山市内軌道線の富山駅 - 電鉄富山・エスタ前間開通に伴い、富山駅停留場が開業する[153][154]

富山駅北停留場編集

 
富山駅に停車中の富山港線475系電車
  • 1927年(昭和2年)12月15日 - 富岩鉄道の貨物支線として富山駅 - 富山口駅間が開通し、同社の富山駅が開業する[155]。同日より国有鉄道富山駅の共同使用を開始する[130]。ただし、当時は貨物中継のみ[155]。当初から電化されており、架線電圧は直流600Vだった[129]
  • 1928年(昭和3年)7月11日 - 富岩鉄道当駅 - 富山口駅間において旅客運輸営業を開始し、同日より旅客も国有鉄道富山駅の共同使用を開始する[156][130]
  • 1938年(昭和13年)
    • 5月26日 - 富山市が当駅 - 日曹工場前駅間の鉄道敷設免許を取得する[53]
    • 8月24日 - 富山市営鉄道運河線(貨物線)の富山駅 - 日曹工場前駅(後の奥田駅)間が開業し、富岩鉄道がこれを借受する[157][158]
  • 1940年(昭和15年)5月6日 - 当駅 - 日曹工場前駅間の電化が認可される[53]
  • 1941年(昭和16年)12月1日 - 会社合併に伴い富岩鉄道線を富山電気鉄道が譲受し、また富山市営鉄道運河線を同社が借受して、合せて同社の富岩線とする[131]
  • 1942年(昭和17年)12月7日 - 1938年(昭和13年)8月富山市に対して免許され、富岩鉄道(後に富山電気鉄道)が借受していた富山市営鉄道運河線(貨物線)の富山駅 - 日曹工場前駅間が、富山電気鉄道に対して譲受される[159]
  • 1943年(昭和18年)
    • 1月1日 - 富山電気鉄道が富山地方鉄道に社名を変更する[160]
    • 6月1日 - 富山地方鉄道富岩線が国有化され、国有鉄道富山港線となる[161]
  • 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承される[31]
  • 1960年(昭和35年)2月24日 - 当駅 - 奥田駅間の電気運転を廃止する[10]
  • 1967年(昭和42年)3月30日 - 富山港線の架線電圧を直流1,500Vに昇圧する[160]
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 当駅 - 奥田駅間を廃止する[162]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)に継承される[131][160]
  • 1992年(平成4年)3月24日 - 日本国有鉄道清算事業団の用地整備事業のため、旧富山港線ホームを解体し、新富山港線ホームの使用を開始する[163]
 
建設中の富山駅北停留場
  • 2006年(平成18年)
  • 2010年(平成22年)3月14日 - チャージ(入金)機において、富山地方鉄道のIC乗車券「ecomyca」との相互利用を開始する[166]
  • 2019年(平成31年・令和元年)
    • 3月2日 - 富山駅北口駅舎の閉鎖により、富山ライトレールの窓口を移転する[167]
    • 8月4日 - 富山地方鉄道富山市内軌道線と富山ライトレール富山港線の接続に伴う工事のため、当停留場を約50メートル北側へ移設する[168]


高架化と周辺整備事業編集

富山駅周辺連続立体交差事業の概要編集

北陸新幹線関連工事に合わせ、富山駅においては周辺1.8kmにわたり連続立体交差事業が行われている[169][170]。この事業は、在来線によって南北に分断された富山駅周辺の土地利用や道路交通の障碍を鉄道の高架化による道路の新設や拡幅によって克服し、合わせて歩行者用の南北自由通路の整備や富山地方鉄道富山市内軌道線と富山ライトレール富山港線の接続によって南北一体のまちづくりを推進することを目途として行われているものであって[170]、まずJR在来線を一旦北側に移設し、高架化する工事が2005年(平成17年)10月6日より開始された[10]。2007年(平成19年)3月18日からは北口[100]、2010年(平成22年)4月19日からは南口が工事の影響によって仮駅舎となり[103]、2008年(平成20年)10月20日からは下りホーム[102]、2010年(平成22年)4月19日からは上りホームが仮ホームに切り替えられている[103]

新幹線の高架ホーム(2面4線)は2015年(平成27年)3月14日より供用が開始され、同時に富山地方鉄道富山市内軌道線の富山駅停留場が新幹線高架下に開業した[171][172][173]。続いて同年4月20日からはあいの風とやま鉄道線上り方面と高山本線の在来線ホームが高架ホームに切り換えられ[117]、2019年(平成31年)3月4日には、あいの風とやま鉄道線下り方面についても高架ホームへの切り換えが完了した[124][125]。これにより富山駅の在来線ホームは高架上に2面5線(うち1線は切欠ホーム)が整備された[173]

引き続き在来線の地上ホームの撤去や南北自由通路の整備等の工事が行われており、最終的に富山地方鉄道富山市内軌道線と富山ライトレール富山港線が接続されるのは、2020年(令和2年)4月が予定されている[174]。加えて富山地方鉄道本線1.0kmも高架化され、電鉄富山駅のホームは2面2線となる予定であり、これについては2019年(平成31年)度より事業に着手する方針が示されている[175][176][177]。なおかつて北陸本線と富山地方鉄道線を接続していた当駅構内の連絡線は、一連の事業に係る工事によって廃止されており、この連絡線が高架化工事後に復活する予定は立っていない[178][179]

後述のように富山駅の新幹線高架下には「きときと市場とやマルシェ」や「クラルテ」といった商業施設が設置されており[115]、在来線高架下にも商業施設を設置すべく検討されている[180]。2017年(平成29年)には周辺の再整備が評価されグッドデザイン賞を受賞した[181]


軌道線の富山駅高架下乗り入れ編集

前述のように富山駅の周辺連続立体交差事業においては、かねてより軌道線の高架下への乗り入れが計画されている[173]。この事業のために整備される富山駅南北接続線(富山駅停留場 - 富山地方鉄道富山市内軌道線支線接続点間)については富山市が軌道を保有し、富山地方鉄道が車輌の運行を行う上下分離方式によることが2013年(平成25年)2月4日に発表され[182]、同年4月26日にその旨国土交通省より特許が与えられた[183]。そして2014年(平成26年)6月2日に富山地方鉄道は富山駅の高架下に新設する新停留場の名称を、「富山駅停留場」とすることを正式決定し発表した[153]。この富山駅南北接続線は2015年(平成27年)3月14日より運輸営業を開始し、富山駅停留場は同日に開業した[184][185][183]。同時に既存の富山駅前停留場と、新設の富山駅停留場とを乗客が混同する恐れが生ずる可能性に鑑み、富山地方鉄道と富山市は富山駅前停留場の改称を発表し、同年3月14日よりこれを「電鉄富山駅・エスタ前停留場」に改称した[154]

この富山駅南北接続線は2020年(令和2年)3月に富山ライトレール富山港線と接続し[174]、その後は富山ライトレール富山港線についても富山地方鉄道が列車の運行を担うことが計画されている[186][187]

高架化工事に伴う北口の変遷編集

富山駅においては1958年(昭和33年)10月16日にかつて牛島のどぶが広がっていた場所に初めて北口改札が開設され[27]、その後1999年(平成11年)12月4日に北口駅舎の改築が竣工したが[91]、それまでの駅舎と地上ホームを撤去して駅を高架化することを目指す富山駅の連続立体交差事業のため、2007年(平成19年)3月18日より北口においては仮駅舎を使用することとなった[100]。この仮駅舎は、従来の駅舎の東隣に設けられ、一階にはミニコンビニや富山ライトレールの乗車券販売所が入居し、2階及び3階を社員事務所として用いていた[100]

2015年(平成27年)3月14日よりあいの風とやま鉄道が開業し、在来線の富山駅が同社に移管されると、北口もまた同社の管轄下となり、出改札はJR時代に引き続きJR西日本金沢メンテック業務委託されたものの、1997年(平成9年)10月1日以来開設されていたみどりの窓口やJR線に係る券売機は撤去された[41][112][188]。この措置に伴って利用者から不満の声が上がった結果、西日本旅客鉄道は富山県からの要望に応じて、2016年(平成28年)2月19日にみどりの券売機を再設置した[119]。また、2015年(平成27年)4月20日からは北陸新幹線利用者のために専用の通行券を発行し、富山駅に下車し北口へ向かう旅客または富山駅北口より北陸新幹線に乗車する旅客へあいの風とやま鉄道富山駅の構内を通過することを可能とする措置をとっていた[189]

しかし、前述の北陸新幹線開業に伴う富山駅の連続立体交差事業の進捗によって2019年(平成31年)3月4日に北口駅舎は閉鎖され、南北の改札は統合された[190]。これにより新幹線利用者のために行われていた、あいの風とやま鉄道富山駅構内の通り抜け措置も終了した[191]。新たな富山駅北口の整備事業は2019年(平成31年)末に着工され、2022年(令和4年)3月までに完成する予定となっている[192]

駅構造編集

北陸新幹線編集

JR 富山駅
 
中央改札
とやま
Toyama
(18.9km) 新高岡
所在地 富山県富山市明輪町1-225
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 北陸新幹線
キロ程 286.9km(高崎起点)
東京から391.9km
電報略号 トヤ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
8,121[注 4]人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1899年明治32年)3月20日
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
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3階に島式2面4線のホームを持つ高架駅である[178]。通過線はなく、可動式安全柵が設置されている[193]。改札口は1階南北自由通路からの「中央改札口」と、駅中商業施設の「とやマルシェ」内から通じる「2階(中2階)改札口」の2ヶ所で、2015年(平成27年)4月20日に、あいの風とやま鉄道並びにJR高山線の上り線ホーム(1-3番)を高架に切り替えたのを機に、新幹線2階(中2階)改札口に隣接して在来線の改札口が設置された[194]

  • 発車メロディは、「富山のガラスと水」をイメージしたオリジナル曲(作曲:須藤晃)を採用した[196]
  • 駅構内においてはWi-Fiが利用可能となっている[197]
  • 新幹線改札口及び新幹線ホームには駅弁を販売する店舗が存在しているが、待合室にはキヨスク等の売店が存在しておらず、問題となっている[198]

のりば編集

のりば 路線 方向 行先
11・12   北陸新幹線 上り 長野東京方面
13・14 下り 金沢方面
(一部当駅始発11番のりば)


在来線編集

あいの風とやま鉄道 富山駅
 
コンコース(2019年8月)
とやま
Toyama
所在地 富山県富山市明輪町1-227
所属事業者 あいの風とやま鉄道
西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 トヤ
駅構造 高架駅
ホーム 2面5線
乗車人員
-統計年度-
11,543[注 5]人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 2015年平成27年)3月14日*
乗入路線 2 路線
所属路線 あいの風とやま鉄道線
(あいの風とやま鉄道)
キロ程 41.6km(倶利伽羅起点)
金沢から59.4km
米原から236.0km
呉羽 (4.8km)
(6.6km) 東富山**
所属路線 高山本線(JR西日本)
キロ程 225.8km(岐阜起点)
猪谷から36.6km
西富山 (3.6km)
備考 共同使用駅(あいの風とやま鉄道の管轄駅)
直営駅
* 北陸新幹線開業による並行在来線の経営分離により。
** この間に富山貨物駅有り(当駅より2.8km先)。
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あいの風とやま鉄道が管轄する在来線の富山駅は、切欠きホーム1線を加えた島式ホーム2面5線を有する高架駅である[173]。2015年(平成27年)4月20日の一部ホームの高架化以前には、島式ホーム2面4線、片面ホーム1面1線及び切欠ホーム1線の計3面6線を有していた[178]。また2006年(平成18年)3月1日以前には、4面9線1切欠を有し[199][200]、富山港線の列車が7番・8番乗り場に発着していた[160][201]

あいの風とやま鉄道による直営駅である[112]。高山本線に関してはあいの風とやま鉄道の窓口・券売機では猪谷までの普通乗車券しか購入できないので、その先まで乗車する場合や特急「ひだ」の特急券や定期券を購入する場合は、みどりの券売機で購入するか、新幹線の窓口で購入するか、下車駅で乗り越し精算を行う必要がある[112]

2015年(平成27年)3月13日以前のJR北陸本線時代には、特急「サンダーバード」「しらさぎ」「おはようエクスプレス」「はくたか」「北越」「トワイライトエクスプレス[202][203][204][178]、2011年(平成23年)3月16日以前には特急「日本海」、急行「きたぐに[205][206]、2010年(平成22年)3月12日以前には特急「北陸」及び急行「能登[207]、2001年(平成13年)3月2日以前には特急「白鳥[208]、1997年(平成9年)9月30日以前には特急「白山」の停車駅でもあった[209]

のりば編集

2019年(平成31年)3月時点のホーム構成は下表の通り。在来線では金沢方面が「上り」なのに対し、北陸新幹線では東京方面が「上り」となる[注 6]

番線 路線 方向 行先
1 あいの風とやま鉄道線 上り 高岡金沢方面
2 JR高山本線 - 越中八尾高山方面
3 -
あいの風とやま鉄道線 上り 高岡・金沢方面
4・5 下り 魚津糸魚川方面

2015年(平成27年)4月20日の上り線高架切り替え後は、1番線が「あいの風とやま鉄道線(上り)」、2番線が「高山本線専用」、3番線が「高山本線・あいの風とやま鉄道線(上り)共用」とされている[112]が、実際には2019年の下り線高架切り替えまでは1番のりばにも高山本線の列車が発着していた[注 7]。一方、4・5番線ホームは下り専用となった。

また現在、駅中商業施設の「とやマルシェ」内から通じる「2階(中2階)改札口」は、これまでの新幹線改札口に加え、2015年(平成27年)4月20日より、あいの風とやま鉄道の改札口も設けられ、新幹線、在来線両鉄道を利用できるほか、両鉄道の連絡口としても機能する[112][210]

到着・発車メロディ編集

2017年(平成29年)3月13日から、あいの風とやま鉄道新旅客案内システム(駅自動放送)導入に伴い独自の到着メロディ・発車メロディが導入された。なお、当駅の曲はいずれも株式会社スイッチの福島直哉が編曲を担当した[121][211][212][213]

  • 到着メロディ
    • ふるさとの空 verA』(久石譲作曲) - 「富山県ふるさとの歌」として制作された曲のイントロ部で、他の富山市内の駅と共通で使用される[211]
  • 発車メロディ

なお、新旅客案内システム導入以前は、北陸本線主要駅標準の詳細自動放送の文面、到着・発車メロディであった[93]

地鉄本線 電鉄富山駅編集

電鉄富山駅
 
ホーム
でんてつとやま
Dentetsu-Toyama
(1.6km) 稲荷町 T02
所在地 富山県富山市桜町一丁目1-1
駅番号 T01
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 本線
キロ程 0.0km(電鉄富山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
4,155人/日(降車客含まず)
-2017年-
乗降人員
-統計年度-
7,752人/日
-2017年-
開業年月日 1931年昭和6年)10月3日[注 9]
備考 直営駅
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富山地方鉄道本線の電鉄富山駅は、JR富山駅の正面口前広場に面している。乗り換えには一旦駅舎の外に出る必要があり、当駅の列車とJR(新幹線・在来線)、あいの風とやま鉄道線、富山ライトレールそれぞれ相互の乗換時間は約15分と案内されている[214]。乗り換え通路には上屋があり雨に晒されることはない。駅名は富山地方鉄道の前身にあたる富山電気鉄道時代の駅名をそのまま引き継いでいる[215]。駅番号はT01

頭端式ホーム3面4線を有する地上駅で[215]、改札口はJR富山駅側の1つだけであるが、出入口はJR富山駅向けの西側のほか、地鉄ビル駐車場向けの東側にもある[216]。終日駅員が配置されているが[217]、駅員による乗車券発売時間は7時から20時までに限られる[218]。かつては、JR富山駅1番のりばから富山地方鉄道本線へ交直デッドセクション付きの連絡線が存在し、国鉄時代の1970年代から1980年代にかけては475系電車を使った急行「立山」やキハ58系気動車を使った急行「うなづき」「むろどう」(いずれも線内は特急扱い)、名鉄車両のディーゼル特急「北アルプス」が[53]1990年代には「スーパー雷鳥立山」「サンダーバード宇奈月」などの列車名で、いずれも臨時列車扱いでJRからの特急の付属編成が直通した[138]。電鉄富山駅においてこれら乗り入れ列車に乗降する際は、同駅の改札内から富山駅1番のりばに通じる連絡通路を通り、富山駅1番のりばを利用することができた[219]

1999年(平成11年)11月を最後に旅客列車の乗り入れ列車は終了し、その後は検測車がJRより不定期で入線する程度となり、連絡通路も閉鎖された[215]。現在では新幹線工事の影響によって連絡線も廃止されている[179]

ICカード用自動改札機設置編集

2012年(平成24年)3月17日より市内電車(路面電車)・路線バスに導入されていたICカード富山地方鉄道の電車線でも導入された[143]。それに伴い、改札にICカード用自動改札機が設置された[143]。ただし使用できるICカードは「ecomyca(えこまいか)」と「passca(パスカ)」のみである(Suicaなど交通系ICカード全国相互利用サービス対象カードは利用できない)[143]。ICカードを使用し、鉄道線を利用すると、運賃が10%割引になる[143]

のりば編集

のりば 路線 行先
1 - 4 本線 上市中滑川電鉄魚津電鉄黒部宇奈月温泉方面
(特急「うなづき」含む)
立山線 岩峅寺千垣立山方面
不二越線・上滝線 南富山上滝大川寺方面


富山市内軌道線 電鉄富山駅・エスタ前停留場編集

電鉄富山駅・エスタ前停留場*
 
電鉄富山駅・エスタ前停留場
でんてつとやまえき・えすたまえ
Dentetsu-Toyamaeki・Esta-mae
所在地 富山県富山市桜町一丁目
駅番号 C14
所属事業者 富山地方鉄道
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1913年大正2年)9月1日
乗入路線 3 路線
所属路線 富山市内軌道線(本線)
キロ程 3.6km(南富山駅前起点)
C13 地鉄ビル前 (0.3km)
所属路線 富山市内軌道線(支線)
キロ程 0.0km(電鉄富山駅・エスタ前起点)
(0.3km) 新富町 C16
所属路線 富山市内軌道線(富山駅南北接続線)
キロ程 0.0km(電鉄富山駅・エスタ前起点)
(0.2km) 富山駅 C15
* 2015年(平成27年)3月14日に富山駅前停留場から改称。
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相対式ホーム2面2線を有する地上駅(停留場)である[220]。電停No.はC14[221]。かつては富山駅前停留場と称していたが[220]、2015年(平成27年)3月14日に改称された[153][154]

当停留場を境に地鉄ビル前方面(上り)が本線、新富町方面(下り)が支線となっている[222]。ホームは列車2輌分が停車できる長さがあり、停留場内に渡り線も設けられているので一部が接触しないように切り欠かれている[220]


富山市内軌道線 富山駅停留場編集

富山駅停留場
 
富山市内軌道線の富山駅停留場
とやまえき
Toyama Sta.
C14 電鉄富山駅・エスタ前 (0.2km)
所在地 富山県富山市明輪町
駅番号 C15
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 富山市内軌道線(富山駅南北接続線)
キロ程 0.2km(電鉄富山駅・エスタ前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面2線
開業年月日 2015年(平成27年)3月14日
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富山地方鉄道富山市内軌道線(富山駅南北接続線)の富山駅停留場は、2015年(平成27年)3月14日よりJR富山駅高架下に新規設置された停留場である[154]。電停No.はC15[221]。当停留場から支線接続点までの富山駅南北接続線は富山市が軌道施設を建設・保有し、富山地方鉄道が車両の保有および運行を行う上下分離方式となっている[222][223]

支線接続点がある交差点での列車通行時間を短縮するため、交差点進入方向の線路は手前で分岐している。これにより一度の信号現示で南富山駅前方面および大学前方面へ向かう各車両を同時発車させることが可能となっている[224]

配線図編集

富山駅停留場
電鉄富山駅・エスタ前停留場
構内配線略図
 
凡例
出典:[225]



富山港線 富山駅北停留場編集

富山駅北停留場
 
2019年(令和元年)の移転後の富山駅北停留場
とやまえききた
Toyamaekikita
所在地 富山県富山市牛島町24-3
所属事業者 富山ライトレール
所属路線 富山港線
キロ程 0.0km(富山駅北起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 2006年平成18年)4月29日
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移転前の富山ライトレールの富山駅北停留場は、富山駅北口の正面に位置していた[226]。頭端式ホームを有する地上駅で、東側にある単式ホームと中央にある島式ホームとで構成された2面2線であった[226]。停留場内の軌道には芝生が植えられていた[227]

富山地鉄市内軌道線との接続工事のため、2019年(令和元年)8月3日に駅前交差点の北側の仮設停留場に移転した[228]。同停留場は2020年(令和2年)3月末まで使用される予定となっている[229]

のりば編集

ホーム 路線 行先
1 - 2 富山港線 岩瀬浜方面


貨物の取り扱い編集

 
1970年(昭和45年)当時の富山駅周辺航空写真。現北口より富岩運河方面へ分岐している路線は富山港線奥田支線

かつてはJR貨物の駅として車扱貨物及びコンテナ貨物を取り扱っていたが、1990年(平成2年)3月10日より富山貨物駅にその機能を移転し、当駅における貨物の取り扱いは廃止された[5]

1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[230]

  • 北陸砂利鉱業線(動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1粁、備考:国鉄砂利線発送に限る)

1970年(昭和45年)10月1日時点における当駅接続の専用線は以下の通りであった[231]

  • 北陸砂利鉱業線(動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1、総延長粁程:0.1粁)

なお、1983年(昭和58年)4月1日時点における各駅接続の専用線を列挙した1983年(昭和58年)4月1日付『鉄道公報』第10023号別表『専用線一覧表』に当駅接続の専用線は記載されていない[232]

商業施設編集

マリエとやまは当該項目を参照のこと。

きときと市場 とやマルシェ編集

きときと市場 とやマルシェ
TOYAMARCHE
 
店舗概要
所在地 930-0001
富山県富山市明輪町1-220
開業日 2015年(平成27年)3月14日
施設管理者 富山ターミナルビル株式会社
延床面積 3,100 m²
商業施設面積 1,300 m²
店舗数 59
営業時間 8:30〜20:30
(飲食店のみ10:00〜21:30)
駐車台数 344台
外部リンク http://www.toyamarche.jp/
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沿革編集

  • 2013年(平成25年)
    • 5月9日 - 西日本旅客鉄道が、北陸新幹線開業後の当駅駅舎高架下に商業施設を整備する旨を発表する[233]
    • 9月4日 - 富山ターミナルビルが、出店希望者に向け説明会を行い、同施設の建設概要について公開する[234]
  • 2014年(平成26年)
    • 3月28日 - 当商業施設の名称を「きときと市場 とやマルシェ」とする旨を決定する[235]
    • 3月29日 - とやマルシェの公式ロゴマークを公表する[236]
    • 12月11日 - とやマルシェ内に入居する59店舗及び2015年(平成27年)3月14日に開業することが決定する[237]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月11日 - 初めてとやマルシェ内部を報道関係者等に公開する[238]
    • 3月13日 - とやマルシェの開業祝賀会を富山第一ホテル内にて行う[239]。また、明日の開業に向け商品等の搬入を終える[240]
    • 3月14日 - 北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間開業に合せ、とやマルシェが開業する[241]
  • 2016年(平成28年)4月15日 - とやマルシェ内に洋菓子を取扱う「あるぺん村」の店舗が入居する[242]

施設概要編集

富山駅新幹線高架下に位置し、南口駅前広場、東西自由通路及び中2階改札口より連絡が可能である[243]。富山県の自然を着想として、建物外部は木目調のルーバーを使用しており、また南側出入口には富山県産杉を用いた組子細工を取入れている[243]。これに加えて、内装には富山のガラス細工や井波の欄間彫刻を取入れた[243][244]。訪日外国人の利用を視野に、施設内においては富山Wi-Fiが利用可能となっている[243][245]

最新の入居テナントは脚注リンク参照[246]

クラルテ編集

クラルテ
Clarte
 
外観(2019年8月)
店舗概要
所在地 930-0001
富山県富山市明輪町1-230(富山駅停留場西側)
富山県富山市明輪町1-226(新幹線改札口横)
開業日 2015年(平成27年)3月14日
施設管理者 株式会社ジェイアールサービスネット金沢
延床面積 1,400(富山駅停留場西側)
320(新幹線改札口横) m²
店舗数 11
営業時間 店舗により異なる
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沿革編集

  • 2013年(平成25年)5月9日 - 西日本旅客鉄道が、北陸新幹線開業後の当駅駅舎高架下に商業施設を整備する旨を発表する[233]
  • 2014年(平成26年)
    • 3月28日 - 当商業施設の名称を「クラルテ」とする旨を決定する[235]
    • 4月30日 - クラルテの着工を前に安全祈願祭を挙行する[247]。またハチバンがクラルテ内に2店舗を出店する方針を表明する[248]
    • 12月11日 - とやマルシェ内に入居する店舗及び2015年(平成27年)3月14日に開業することが決定する[237]
  • 2015年(平成27年)3月14日 - 北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間の開業に合わせ、とやマルシェが開業する[241]

施設概要編集

富山駅停留場西側及び新幹線改札口横に位置する[249]。施設名称の「クラルテ」は、仏語において「光」や「かがやき」を意味する言葉である[249]。主として日常の生活用品を求める客を対象としている[249]

飲食店、ドラッグストア、コンビニエンスストアなどが入居している[250]

電鉄富山駅ビル エスタ編集

エスタ
ESTA
 
店舗概要
所在地 930-0003
富山県富山市桜町1-1-1
開業日 1987年(昭和62年)12月5日
正式名称 電鉄富山駅ビル エスタ
施設管理者 富山地方鉄道
延床面積 14,292 m²
店舗数 17
営業時間 店舗により異なる
駐車台数 315台
外部リンク http://www.toyama-esta.com/
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沿革編集

  • 1982年(昭和57年)11月7日 - 商業ビル建設のため、当駅東側の国鉄宿舎を撤去する[251]
  • 1985年(昭和60年)
    • 7月17日 - 富山ターミナルビル及び富山地方鉄道が、建設中の「富山ターミナルビル」及び「電鉄富山駅ビル」の計画概要を公表する[252]
    • 11月28日 - 富山駅前立体駐車場が完成し、電鉄富山駅の乗務区施設を移転する[253]
  • 1986年(昭和61年)4月14日 - 当駅駅ビル内に入居すべきビジネスホテル経営会社として富山地鉄ホテルを設立する[254]
  • 1987年(昭和62年)12月5日 - 電鉄富山駅ビル「エスタ」が開業する[255]
  • 1990年(平成2年)4月19日 - エスタの改装を行う[256]
  • 2015年(平成27年)3月12日 - エスタ内のアルビスエスタ店が改装され、Wi-Fiを導入する[257]

施設概要編集

地上部にはロッテリアドトールコーヒーなどの飲食店や富山地鉄ホテルなどが、地下にはスーパーマーケット『アルビス』が入居している[258]。エスタの名称は一般公募によるもので、スペイン語で駅を意味するエスタシオン(estacion)と、英語の "Enjoy Shopping Terminal Area" の頭字語を掛けている[259][260]。昭和63年度富山県建築賞に入選した[261][262]。マリエとやまへの連絡通路がある[263]

最新の入居テナントについては、脚注内のリンクを参照[264]

閉業した商業施設編集

かつて富山駅構内にあったとやま駅特選館は当該項目を参照のこと。

富山駅前さかな屋撰鮮編集

富山駅前さかな屋撰鮮
 
外観(2019年8月)
店舗概要
所在地 930-0001
富山県富山市明輪町1-231
開業日 2016年(平成28年)7月16日
閉業日 2019年(令和元年)9月11日
施設管理者 富山駅前活性化研究会
商業施設面積 540 m²
店舗数 1
営業時間 11:00〜20:30
外部リンク http://www.sakana.toyama.jp/
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施設概要編集

主として魚介類及び水産加工品を用いた料理を提供する食堂及び富山湾において水揚げされた魚介類を販売する鮮魚店が同居していた[265]

沿革編集

  • 2015年(平成27年)12月25日 - 富山商工会議所の富山駅南西街区に生鮮食品の販売所を設置したいという要請に応じ、富山市が同区の一部を3年に限り暫定的に貸与する旨を表明する[266]
  • 2016年(平成28年)
    • 4月27日 - 富山駅前さかな屋撰鮮の起工式を行う[267]
    • 7月9日 - 富山駅前さかな屋撰鮮の建造物が竣工し、同日その祝賀会を行う[268]
    • 7月12日 - 関係者向けの内覧会を行う[269]
    • 7月15日 - 富山駅前さかな屋撰鮮がプレオープンする[270][271]
    • 7月16日 - 富山駅前さかな屋撰鮮が開業する[272]。同施設の富山駅南西街区利用は3年限定の暫定的なものであり、土地を保有する富山市の市長森雅志は将来的にこれらの地区を売却する意向を表明している[273]
  • 2019年(令和元年)8月13日 - 営業を終了する[274]

駅弁編集

主な駅弁は下記の通り[275][276]。名物であるますのすしの当駅における販売は、1912年(明治45年・大正元年)より開始された[12]

  • 三色ちらし弁当
  • ますのすし小箱
  • ぶりのすし小箱
  • つるぎ
  • ますのすし小丸
  • 富山味づくし
  • ますのすし(一重)
  • ぶりのすし
  • 特選ますのすし
  • ますのすし(二重)
  • ますぶりすし重ね

利用状況編集

  • JR西日本 - 2017年度の1日平均乗車人員8,121人[注 4]である[277]
  • あいの風とやま鉄道 - 2017年度の1日平均乗車人員は11,543人である。同社の駅では利用者が最も多い。
  • 富山地方鉄道 - 2017年度の1日平均乗車人員は4,155人である。同社の駅では利用者が最も多い。

「富山県統計年鑑」と「富山市統計書」によると、近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り[278][279][280][281][282][283][284][285][286][287][288][289][290][291][292][293]

年度 国鉄
JR西日本[注 4]
あいの風[注 5] 富山地方鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1965年(昭和40年) 25,196

1970年(昭和45年) 21,978
1975年(昭和50年) 22,772 19,862
1980年(昭和55年) 20,606 17,578
1985年(昭和60年) 19,239 13,814
1988年(昭和63年) 19,304 11,629
1989年(平成元年) 19,188 11,244
1990年(平成02年) 19,861 11,419
1991年(平成03年) 21,834 11,280
1992年(平成04年) 21,906 10,990
1993年(平成05年) 21,703 10,474
1994年(平成06年) 21,754 9,840
1995年(平成07年) 21,278 9,523
1996年(平成08年) 21,492 9,351
1997年(平成09年) 20,614 8,702
1998年(平成10年) 20,268 8,196
1999年(平成11年) 19,823 7,659
2000年(平成12年) 19,488 7,242
2001年(平成13年) 18,688 6,873 3,509
2002年(平成14年) 17,990 6,879 3,518
2003年(平成15年) 17,952 6,452 3,273
2004年(平成16年) 17,419 6,328 3,192
2005年(平成17年) 17,106 6,426 3,260
2006年(平成18年) 16,611 6,475 3,304
2007年(平成19年) 16,729 6,500 3,294
2008年(平成20年) 16,699 6,386 3,272
2009年(平成21年) 16,207 6,324 3,229
2010年(平成22年) 15,867 6,524 3,312
2011年(平成23年) 15,746 6,610 3,392
2012年(平成24年) 15,767 6,709 3,453
2013年(平成25年) 15,967 6,894 3,473
2014年(平成26年) [注 10]14,375 6,912 3,702
2015年(平成27年) 7,901 11,373 7,422 4,078
2016年(平成28年) 7,843 11,388 7,649 4,039
2017年(平成29年) 8,121 11,543 7,752 4,155

下記の各年度における当駅の乗車人員は次の通りである[294][295]

年度 国鉄
1950年(昭和25年) 4,636,696
1960年(昭和35年) 8,279,303

駅周辺編集

 
駅北ブールバール

南口は、第二次世界大戦後、富山市の表玄関として発展してきた。北口は、長い間「駅裏」と呼ばれていたが[296]、近年の再開発により、新しい富山の玄関として整備され、現在は「駅北」とも呼ばれている[296]

また、駅周辺には富山市の自転車共同利用システム・アヴィレのステーションが複数設置されている[297]

バス編集

南口にバスターミナルがあり、富山地方鉄道(地鉄バス)が周辺各地への路線バスを運行させている[298][299]。北陸新幹線の開業に伴う新駅舎の使用開始に伴い、2015年(平成27年)3月14日より富山駅南口のバスのりばが再度移転となり、スペース等の問題で分散していた富山地方鉄道のバスのりばが集約された[299]。ただし、一部路線は北口を経由する[298]

南口バスターミナル編集

北口ロータリー編集

一部の路線バスのほか、ツアーバスから転換された高速バスが発着する。

隣の駅編集

西日本旅客鉄道(JR西日本)
  北陸新幹線
黒部宇奈月温泉駅 - 富山駅 - 新高岡駅
高山本線
西富山駅 - 富山駅
あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線
呉羽駅 - 富山駅 - 東富山駅
※なお、当駅と東富山駅の間には、日本貨物鉄道貨物駅として富山貨物駅がある。
富山地方鉄道
本線
特急
電鉄富山駅 (T01) - 寺田駅 (T08)
快速急行(当駅始発)
電鉄富山駅 (T01) → 寺田駅 (T08)
快速急行(当駅終着)
電鉄富山駅 (T01)稲荷町駅 (T02)
急行・普通
電鉄富山駅 (T01) - 稲荷町駅 (T02)
不二越・上滝線
普通
電鉄富山駅 (T01) - 稲荷町駅 (T02)
富山市内軌道線(本線・支線)
新富町停留場 (C16) - (支線接続点) - 電鉄富山駅・エスタ前停留場 (C14) - 地鉄ビル前停留場 (C13)
富山市内軌道線(富山駅南北接続線)
富山駅停留場 (C15) - (支線接続点)
富山ライトレール
富山港線
富山駅北停留場 - インテック本社前停留場

かつて存在した路線編集

西日本旅客鉄道(JR西日本)
富山港線(旧線)
富山駅 - 富山口駅
日本国有鉄道(国鉄)
富山港線(貨物支線)
富山駅 - 奥田駅

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 南富山駅から先の上滝線と一体で「不二越・上滝線」と案内される。
  2. ^ 従前の富南鉄道富山駅は電鉄富山駅に統合されたものと考えられるが、その時期は不詳。昭和18年の路線名改称時、旧富南鉄道線を含む電鉄富山駅 - 粟巣野駅間が「立山線」に変更されたとされるが[133]、一方で昭和23年5月の『鉄道要覧』の富山地方鉄道の欄には、富南鉄道を合併した「富山、南富山」と、富山電気鉄道が開業した「電鐵富山、富山田地方」の両区間がこの表記で併記されている。この記述は、昭和33年度『私鉄要覧』(昭和33年10月1日現在)では前者が「電鉄富山、南富山」に改められており、この時点までには電鉄富山駅に統合されていたと考えられる。
  3. ^ 立山線のうち、非電化である旧富南線区間については引き続き富南線として南富山駅以東と区別することがあった[134]
  4. ^ a b c JR高山本線の乗車人員も含む
  5. ^ a b JR高山本線の乗車人員は含まない
  6. ^ これは、転換前のJR北陸本線が東海道本線と接続する米原駅起点となっているためである。北陸自動車道は在来線と同じように、金沢方面が「上り」、新潟方面が「下り」となっている。
  7. ^ JRおでかけネットの富山駅時刻表における発車番線の記載による。2015年5月時点では14:44発の越中八尾駅行きが該当。
  8. ^ 当初予定では「春」を3 - 6月、 「秋」を7月 - 10月、「冬」を11月 - 2月に使用とされていた。
  9. ^ 本文#電鉄富山駅記載のとおり、後に富山鉄道、富南鉄道を経て当駅に統合されたと考えられる富山軽便鉄道の富山駅の開業は1914年大正3年)12月6日だが、平成26年度『鉄道要覧』は電鉄富山駅 - 富山田地方駅間の開業日を富山電気鉄道線開業の昭和6年10月3日と記載しており、寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』(2013年ネコ・パブリッシング)でも同日を当駅の開業日としている。なお、昭和44年度『私鉄要覧』では、本線とは別に立山線(現・不二越線)電鉄富山駅 - 稲荷町駅間(本線と異なり、中間に富山田地方駅が置かれなかった)を別途記載しており、そちらでは同区間を含む電鉄富山駅 - 南富山駅間の開業日を大正3年12月6日としていた。
  10. ^ 北陸新幹線(18日間)、北陸本線(347日間)、高山本線(365日間)の合算

出典編集

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 「富山市、路面電車駅の寄付募集」日経産業新聞』2019年7月18日(自動車・機械面)2019年7月21日閲覧。
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関連項目編集

外部リンク編集