寛永御前試合(かんえいごぜんじあい)は、講談の題材の一つ。江戸時代寛永年間に将軍徳川家光の御前で行われたという設定で語られている架空の御前試合[1]であって史実ではない[2]。試合の開催年月については、寛永9年(1632年)11月[1]、同11年(1634年)9月[1]、同13年(1636年)5月[2]などとされている。

御前試合の組み合わせ 編集

講談によって対戦する人物や試合の組み合わせは異なるので、その一例を示す[3]


脚注 編集

参考文献 編集

  • 松村明(編) (2006年). “「寛永御前試合」”. 『大辞林』(第3版). コトバンク. 2020年5月11日閲覧。
  • 吉沢英明 (1998年). “「寛永御前試合」”. 『世界大百科事典』(第2版). コトバンク. 2020年5月11日閲覧。
  • 講談社出版研究所(編)『寛永御前試合』講談社〈講談名作文庫28〉、1976年。 

外部リンク 編集

  • 講談の一例 - 国立国会図書館デジタルコレクション
    • 玉田玉秀斎(講演)『寛永御前試合』大正。 [1]
    • 神田伯竜(演)『読切講談 - 寛永御前試合』天佑書房、1941年。 [2]