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寺西貝塚(2011年12月)

寺西貝塚(てらにしかいづか)は、群馬県板倉町大字海老瀬にある縄文時代貝塚である。旧・渡良瀬川左岸、現・渡良瀬川右岸、渡良瀬遊水池の西側に位置し、東武鉄道日光線の西側にある。西側に広がる水田から見ると5m以上の崖の上にあり、台地(海老瀬台地)に構成されていることが分かる。

座標: 北緯36度13分57.2秒 東経139度38分45.4秒

寺西貝塚の位置(群馬県内)
寺西貝塚
寺西貝塚

概要編集

貝塚は、地点貝塚で、1 - 3m規模の貝塚が数カ所あり、それを総称して寺西貝塚としている。発掘は1946年昭和21年)、1963年(昭和38年)、1986年(昭和61年)に行われているが、地点を全て行ったものではない。1986年(昭和61年)に行われた発掘で9箇所の炉址が発見されたが、住居跡は未だに見つかっていない。貝種は、ヤマトシジミが多く、次いでマガキ(マガキのみの地点もあった)、ハイガイ他となっている。他には、縄文時代早期(茅山式他)の土器片、ニホンシカの骨、魚骨、貝輪が出土している。時期は今から約7000 - 8000年前にあたる。周辺には、南側の板倉町大字海老瀬にある権現沼貝塚群栃木市藤岡町藤岡にある篠山貝塚、渡瀬遊水池の対岸にある、野木町大字野渡にある野渡貝塚古河市にある西貝塚などがある。海老瀬台地上にある他の貝塚を全て含み、海老瀬貝塚群とも呼ばれる。

現況編集

畑地の中に貝が散見している。地点貝塚であることから、小規模である。

関連項目編集

外部リンク編集