対号列車(對號列車 たいごうれっしゃ)は、台湾鉄路管理局自強号莒光号などの座席指定を有する列車を指す。全席指定だけではなく、一部車両のみが指定となる場合も含まれる。また、満席の場合でも、「自願無座」(日本の立席特急券に相当)によって乗車が可能な場合もある。

これに対し、非対号列車(非對號列車 ひたいごうれっしゃ)は、座席が指定されていない列車の名称。区間車区間快車通勤電車など)であるが、屏東線・高雄~屏東間の区間運転の自強号もあてはまる。

近年廃止された種別では、復興号が対号列車に該当し、普快車は非対号列車であった。

種別 キロ単価
(単位:台湾ドル
冷房 座席指定 自願無座 IC利用
対号 自強 新自強
太魯閣普悠瑪
2.27 不可 不可(不正乗車として、正規運賃のほかに50%追徴金が課される。)
自強 2.27 70kmまで区間車運賃の1割引き
莒光 1.75 区間車運賃の1割引き
(復興)[1] 1.46 区間車運賃の1割引き
非対号 区間車・区間快車 1.46 区間車運賃の1割引き
(普快車)[2] 1.06 - -

脚注 編集

  1. ^ 2022年廃止
  2. ^ 2020年廃止

関連項目 編集