小児専門病院
小児専門病院(しょうにせんもんびょういん、英語: Children's Hospital、または、こども病院〈こどもびょういん〉)は、新生児から概ね中学校卒業程度までの小児を対象に診療を行う病院である。また、施設によっては胎児や妊産婦も診療の対象とする場合がある。
概要
編集未熟児や小児がんなどで特別なケアが必要な場合や、小児に特化した高度な医療技術が必要な場合に、他の医療機関からの紹介・転院によって受診する場合が多いが、それほどの緊急性を要しなくなった後であっても経過観察を目的に長期間にわたって受診することがある。
未熟児の診療を行う機会が多いことから、循環器科や形成外科などを強みとする施設が多い。最近では小児の3次救急医療の整備が社会的要請となり、一部で救急診療部門や集中治療室の整備が始まっている。
通常、患者が一定の年齢に達した後も加療が必要な場合は他の医療機関に紹介を行う。
日本の小児専門病院の一覧
編集以下に示す小児専門病院以外にも、多くの総合病院に小児科など小児を対象とする診療科がある。 なお、以下の病院は病院併設型小児専門病院を含む。
北海道
編集宮城県
編集茨城県
編集栃木県
編集- 自治医科大学とちぎ子ども医療センター(下野市)
- 獨協医科大学とちぎ子ども医療センター(下都賀郡壬生町)
群馬県
編集埼玉県
編集千葉県
編集東京都
編集神奈川県
編集長野県
編集岐阜県
編集- 岐阜県総合医療センター小児医療センター(岐阜市)
静岡県
編集愛知県
編集三重県
編集滋賀県
編集京都府
編集大阪府
編集- 大阪府立母子保健総合医療センター(和泉市):2017年4月1日に『地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪母子医療センター』に改称。
- 大阪市立総合医療センター(大阪市都島区)
- 中野こども病院(大阪市旭区)
兵庫県
編集岡山県
編集広島県
編集香川県
編集- 国立病院機構香川小児病院:2013年5月より『四国こどもとおとなの医療センター』に改称。(善通寺市)
福岡県
編集大分県
編集鹿児島県
編集沖縄県
編集関連項目
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