小夏(こなつ)は漫画家桝田道也によってデザインされたオープンソースゴシック風日本語フォントである。MS Pゴシック幅互換のプロポーショナルフォントと等幅フォントで構成されている。

小夏
開発元 桝田道也
最新版
ver_20121218 / 2012年12月18日
対応言語 日本語
サポート状況 不活発
種別 フォント
ライセンス MIT License(最新版)
公式サイト Konatu Font - ブログ桝席
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フォントのフォーマットはTrueTypeアウトラインおよびBeOS/ZETA用のビットマップ(Be Bitmap Font)が用意されていたが、ver24から汎用版(埋め込みビットマップありTrueType)とBeOS/ZETA版(埋め込みビットマップなしのTrueType+ビットマップ)にパッケージが分離された。ビットマップは8pxから21pxの大きさを含んでいる。

BeOSの標準日本語フォントであるHaruフォントが12pxで綺麗ではないという理由からこのフォントの製作が開始された[1]。フォントの製作にはTTEdit(ttfの編集)、FontForge(ttfへのビットマップ埋め込み)、mkbmf(ttfからbmfに変換)、edbmf(bmfの編集)といったツールが使用されている。

HAIKU R1/Alpha 1ではOSの日本語フォントに採用されている[2]

ライセンス 編集

小夏のライセンスは以下のように変遷している。現在のバージョンは全ての書体がMIT Licenseの下で利用できる。引き続き過去のバージョンをクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスの下で利用することも可能である。

日付 ライセンス
2004年7月7日~ CC BY-SA 2.0
2005年3月31日~ 独自ライセンス
2005年4月1日~ 独自ライセンスの修正
2006年4月15日~ CC BY-SA 2.5
2007年5月18日~ CC BY-SA 3.0
2012年12月18日~ MIT ライセンス

出典 編集

  1. ^ Konatu Font - 桝席” (2009年6月30日). 2009年6月30日閲覧。
  2. ^ BeOS互換OS「Haiku」の初となる公式開発版「Haiku R1/Alpha」を試す OSDN 2009年9月26日

外部リンク 編集