小外掛(こそとがけ)は、柔道投技の足技21本の一つ。講道館国際柔道連盟 (IJF) での正式名。IJF略号KSK。相撲の外掛けにあたる技である。

小外掛の基本形のイラスト

概要編集

基本形の投げ方は、小外刈同様、自分の脚の内側で相手の脚の外側に仕掛ける技。小外落ともいえる[要出典]。小外刈とは次の様な違いがある。

小外刈

まず相手の横にまわり、相手の両足かかとに崩し、自分の足を相手の脚の後ろ(ほとんどの場合、ふくらはぎかくるぶしかアキレス腱の裏)に、横から入れ込み、後ろから刈る様にして(相手の足をスライドさせる)真下に落とすようにして倒す。

小外掛

前から、自分の脚または足を相手の脚または足の後ろに掛け、その相手の足のかかとに崩し、すり上げぎみに引っ掛けて相手を倒す様にして投げる。
大内刈に対して仕掛けた場合は、大内返になる。

外掛編集

外掛(そとがけ)[1]は受を側方に倒す小外掛。釣り手の右手で受の左肩を強く持ち上げ、受の右袖を持った引手の左手を下に引き浮落に似た両手の動きで受を受の右に崩す。左脚を上げ受の右脚に掛け受を受の右に倒す。


他の格闘技編集

この技は脇を差し合い密着した状態から掛けやすく、裸体の総合格闘技でも使用される。ヒクソン・グレイシーがバーリ・トゥードジャパン94で日本で戦った際には、小外掛を多用してトーナメントを優勝している。
小外掛の他の利点として、テイクダウン後にハーフガードポジション、または一気にマウントポジションを奪いやすい点が挙げられる。投げ技等と比較すると力強さには劣るが、失敗した際のリスクが極めて少ない点もある。
近年のMMAでも小外掛はセオリーの一つとして重視されている。最近ではレオン・エドワーズがUFC278でカマル・ウスマンから小外掛でテイクダウンし、マウントポジションを奪っている。

脚注編集

  1. ^ Mikinosuke KAWAISHI (1955). Ma méthode de judo. Jean Gailhat(仏訳、イラスト). フランス: Judo international. p. 40. "SOTO-GAKE" 

外部リンク編集