小山泰志

日本のサッカー選手

小山 泰志(こやま たいし、1988年4月29日 - )は、山梨県出身の元プロサッカー選手。ポジションはディフェンダー(DF)

小山 泰志
名前
カタカナ コヤマ タイシ
ラテン文字 KOYAMA Taishi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-04-29) 1988年4月29日(35歳)
出身地 山梨県
身長 177cm
体重 73kg
選手情報
ポジション DF[1]
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2009 FC東京 0 (0)
2010 東京23FC 12 (4)
2012- フォルトゥナSC 3 (7)
代表歴
2003  日本 U-15
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴 編集

小学2年生の時にサッカーを始める[2]。当時は中山雅史に憧れ[3]FWとしてプレーしていた[4]

2004年全国高校選手権への憧れから親元を離れ千葉県市立船橋高校へ進学[4]。FWから右サイドのMFへと転向し[4]、1年生で唯一レギュラーに定着[5]2004年度末の選手権準決勝では本田圭佑率いる星稜を相手に[5]左足でミドルシュートを突き刺し[4][6]、決勝進出に大きく貢献した。その後ディフェンスを中心にGK以外の全てのポジションを経験し[3]、2年次からは対人の強さを買われてセンターバックを任された[7][8]。3年次にはキャプテンを務め[7]2006年度のインターハイでは優秀選手に選出された[1]。同期に笠原昂史佐藤大基

2006年6月に高校の先輩であるDF増嶋竜也も所属するFC東京の練習に参加[7]。要求されたプレーを吸収する能力と万能さを買われ、2007年に高校を卒業し、同クラブへ入団した[1]ユーティリティー性を武器とするが、2007年は一貫して右サイドバックで練習を重ね[2][8]、攻撃の質と対人プレーを磨いた[2]。プロ2年目の2008年7月、J1第15節・浦和戦で初めて公式戦のベンチ入りを果たし[9]、同年9月のJ1第26節・磐田戦で再びベンチに入ったが[10]、翌10月の練習中に右肩を脱臼。3ヶ月の負傷離脱を強いられ[11]、チャンスを遠のかせた。2009年に復帰したが、感覚が戻らずファールを頻発[12]。1学年下のDF椋原健太がサイドバックとして台頭したこともあって、公式戦の出場機会を得ることはできず、同年限りでの契約非更新が発表された[13]

2010年東京23FCへ完全移籍[14][15]。リーグ戦のほぼ全試合にフル出場してチームを優勝に導き、同年のベストイレブンに選出された[16]。この年限りで退団[17]

その後は地元山梨県でアマチュアとしてサッカーやフットサルに臨んでいる。

所属クラブ 編集

サッカー
フットサル
  • 2013年 - 武田消毒FUTSAL CLUB

個人成績 編集

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2007 FC東京 26 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2008 0 0 0 0 0 0 0 0
2009 0 0 0 0 0 0 0 0
2010 東京23 6 東京都1部 12 4 - - 12 4
2012 フォルトゥナ 4 山梨県1部 3 7 - - 3 7
通算 日本 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
日本 東京都1部 12 4 - 0 0 12 4
日本 山梨県1部 3 7 - - 3 7
総通算 15 11 0 0 0 0 15 11

代表歴 編集

  • 2003年 U-15日本代表 (U-15日韓競技力向上親善試合)

脚注 編集

  1. ^ a b c 小山泰志選手(船橋市立船橋高等学校) 来季新加入内定のお知らせ”. 2006年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月21日閲覧。 FC東京 (2006年10月24日)
  2. ^ a b c 『FC東京ファンブック2008』毎日新聞社、2008年、54頁。 
  3. ^ a b c d 『FC東京ファンブック2007』毎日新聞社、2007年、50頁。 
  4. ^ a b c d 【新人紹介】DF小山泰志 <上> 市船1年生が高校選手権で衝撃弾”. 2009年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月17日閲覧。 東京中日スポーツ (2007年2月4日)
  5. ^ a b 『高校サッカー 伝説の名勝負&プレイヤー列伝』カンゼン、2005年、172-173頁。 
  6. ^ 全国高校サッカー選手権大会 準決勝 第2試合 スポーツナビ (2005年1月8日)
  7. ^ a b c 【新人紹介】DF小山泰志 <下> 市船伝統の背番号『5』の継承者”. 2010年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月17日閲覧。 東京中日スポーツ (2007年2月5日)
  8. ^ a b サテライトリーグでJ2山形に2−0 18歳・小山が右SB戦線に名乗り”. 2007年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月21日閲覧。 東京中日スポーツ (2007年4月23日)
  9. ^ 選手出場記録 (1/2) Jリーグ (2008年12月6日)
  10. ^ 選手出場記録 (2/2) Jリーグ (2008年12月6日)
  11. ^ 小山泰志選手の手術結果について”. 2012年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月21日閲覧。 FC東京 (2008年10月15日)
  12. ^ 選手出場記録 Jリーグ (2009年12月6日)
  13. ^ 来季契約非継続選手について”. 2009年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月21日閲覧。 FC東京 (2009年12月10日)
  14. ^ 小山泰志選手 東京23サッカークラブへ移籍決定のお知らせ”. 2009年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月21日閲覧。 FC東京 (2009年12月16日)
  15. ^ DF 小山泰志選手 FC東京から移籍加入致しました。 東京23フットボールクラブ (2010年2月3日)
  16. ^ 東京都社会人サッカー連盟選定
    社会人連盟が1部ベストイレブン、優秀選手を発表 = 東京都リーグ
  17. ^ 退団選手のお知らせ 東京23フットボールクラブ (2011年1月17日)

関連項目 編集

外部リンク 編集