小島 透(こじま とおる、1959年昭和34年)- )は、日本法学者。専門は、刑事責任論・量刑論。愛知大学理事・元法学部長。

小島 透こじま とおる
人物情報
生誕 1959年(64 - 65歳)
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京理科大学理工学部
名古屋大学法学部
名古屋大学大学院法学研究科
学問
研究分野 刑法
刑事政策
研究機関 愛知大学
学位 修士(法学) 名古屋大学
学会 法と精神医療学会
日本機械学会
日本被害者学会
日本犯罪社会学会
日本刑法学会
脚注
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概要 編集

エンジニアとしての勤務を経て法律の世界に転身するという、異色の経歴を持つ刑法学者。

岡山理科大学助教授、香川大学大学院准教授を経て2011年より愛知大学法学部教授。2015年より法学部長に就任した[1]

人物 編集

元々は工学者東京理科大学を卒業後、石川島播磨重工業株式会社(現在のIHI)に入社し、技術職として勤務。

1989年、石川島播磨重工業を退社し名古屋大学法学部に3年次編入学。その後、大学院に進学。

名古屋大学助手を経て、2001年より岡山理科大学工学部に着任。岡山理科大学では専門の刑法ではなく、法学日本国憲法を担当。2007年より香川大学大学院に設置された香川大学・愛媛大学連合法務研究科に移籍。

この間、法務省矯正研修所名古屋支所、岡崎女子短期大学愛知教育大学藤田保健衛生大学岡山大学で非常勤講師を務める。

2011年より愛知大学法学部教授。刑法総論、刑法各論、刑事政策、刑事訴訟法などを担当する。2015年からは法学部長に就任。

なお、法学者となってからも元々の専攻(機械工学)の学術団体である日本機械学会には所属している。2014年の日本機械学会技術と社会部門の部門講演会(日本設計工学会との共催)は小島が実行委員長となり、愛知大学豊橋校舎で開催された。

略歴 編集

所属学会 編集

著書 編集

共著 編集

脚注 編集

  1. ^ 愛知大学広報課(2015)『愛大通信 第203号』

外部リンク 編集