小川町

日本の埼玉県比企郡の町

小川町(おがわまち)は、埼玉県の中部に位置し、比企郡に属する

おがわまち ウィキデータを編集
小川町
Michinoeki Ogawamachi Saitama Craft Center 1.jpg
Flag of Ogawa, Saitama.svg Emblem of Ogawa, Saitama.svg
小川町旗 小川町章
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
比企郡
市町村コード 11343-3
法人番号 1000020113433 ウィキデータを編集
面積 60.36km2
総人口 27,608[編集]
推計人口、2022年11月1日)
人口密度 457人/km2
隣接自治体 比企郡嵐山町ときがわ町大里郡寄居町秩父郡東秩父村
町の木 ケヤキ
町の花 フクジュソウ
町の鳥 メジロ
小川町役場
町長 島田康弘
所在地 355-0392
埼玉県比企郡小川町大字大塚55番地
北緯36度03分24秒 東経139度15分43秒 / 北緯36.05667度 東経139.26183度 / 36.05667; 139.26183座標: 北緯36度03分24秒 東経139度15分43秒 / 北緯36.05667度 東経139.26183度 / 36.05667; 139.26183
Ogawa Town Hall 1.JPG
外部リンク 公式ウェブサイト

小川町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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比企郡西部の中核をなす町である。

地理編集

比企地方及び県南西部の最も北西に位置し、秩父地方のすぐ外側に位置する。江戸から川越を抜けて秩父に向かう街道が町を東西に抜けており、古くはその地理的な優位性から六斎市が立つなど地域の商業中心であった。

外秩父の山に囲まれた小川盆地に市街地があり、その地勢から「武蔵の小京都」の異名を持ち、全国京都会議に加盟しており、伝統工芸の和紙で知られる。

名誉町民である元・埼玉県議会議長小久保太郎の作詞による「ピッカリ千両節」は、町の歌とも言われ、これによれば「山の町、酒の町、紙の町」である。

町勢編集

  • 面積:60.36km2
  • 人口:28,871人
    • 男性:14,357人
    • 女性:14,514人
  • 世帯数:13,030世帯
  • 人口密度:478.31人/km2

(2021年6月1日現在)

地理編集

埼玉県中央部よりもやや西に位置する。市街地は小川盆地にあり外秩父山地に囲まれている。町の北東部は東松山台地を挟んで比企北丘陵の西端がかすめる。

また、関東に2つしかない市に隣接しない自治体である。(もう一つは群馬県草津町


隣接する自治体編集

歴史編集

平成の大合併における動向編集

  • 比企地区8市町村合併
  • 比企地区6町村合併
    • 2003年7月 - 滑川町・嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・東秩父村の6町村は合併研究会を設置。
    • 2003年12月 - 滑川町・嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・東秩父村の6町村は比企地域3町3村合併協議会を設置
    • 2004年7月 - 滑川町で合併の枠組みを問う住民投票を行った結果、東松山市・吉見町を含む8市町村で合併が過半数を占めたために滑川町は比企地域3町3村合併協議会から離脱
    • 2004年8月 - 比企地域3町3村合併協議会が解散

人口編集

 
小川町と全国の年齢別人口分布(2005年) 小川町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 小川町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

小川町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政編集

  • 町長:島田康弘(2022年6月13日就任、1期目)
  • 町議会:定数16

広域行政編集

一部事務組合
過去に設置されていた一部事務組合
  • 埼玉中部資源循環組合:東松山市、桶川市、比企郡の6町(滑川町、嵐山町、当町、ときがわ町、鳩山町、吉見町、川島町(川島町は平成27年12月1日に加入))及び秩父郡東秩父村により平成27年4月1日に設立。可燃ごみ及び粗大ごみの新施設を建設する計画を立てていた。しかし、処理施設の付帯設備(温浴施設等)の建設及び建設後の管理費用負担について協議が纏まらなかったことなどもあり、計画が頓挫し、令和2年3月31日をもって組合は解散した。[1]

経済編集

産業編集

古くから起業家精神(アントレプレナーシップ)が盛んな土地として知られ、東証一部上場のスーパー「ヤオコー」や、衣料品小売「しまむら」は、それぞれ小川町の八百屋「八百幸」、「島村呉服店」が発端である。この2社をとりあげた書籍『しまむらとヤオコー』(小川孔輔著、小学館)が2011年1月に発売されている。

また、埼玉県西部を中心に店舗網を持ち1951年に大生無尽と合併した小川無尽(現:東和銀行)や、1999年11月12日経営破綻した小川信用金庫(現:埼玉縣信用金庫)の本店所在地でもあった。

和紙編集

 
1960年代の小川町。手漉き和紙用のこうぞ洗いの様子

小川和紙の歴史は古く、その起源は1300年前にさかのぼると言われている。特に特産品である手漉きの「細川紙」は、国の重要無形文化財の指定を受けており、2014年には、隣接する東秩父村と共に伝承されている「細川紙」の技術が「和紙・日本の手漉き和紙技術」としてユネスコ(国際連合教育科学文化機関)無形文化遺産[2]に登録されている。

太平洋戦争末期、風船爆弾の製造に当たっては実験段階から主に小川和紙が使用された。これは小川和紙が繊維が長く強度に優れる「細川紙」であること、和紙産地の中で小川町が比較的東京に近いことなどによる。

金融機関編集

その他編集

  • 絹織物
  • 建具
  • 日本酒(晴雲酒造、武蔵鶴酒造、松岡醸造[全国新酒鑑評会8年連続金賞受賞[3](県内最多[4])記録酒造])
  • 鬼瓦
  • 水嚢(すいのう)
  • 徳川家康が関東移封時、諏訪頼忠奈良梨に一時所領を与えられた。
  • 農業(霜里農場など)

地域編集

住宅団地編集

教育編集

小学校編集

  • 小川町立小川小学校
  • 小川町立大河小学校
  • 小川町立竹沢小学校
  • 小川町立八和田小学校
  • 小川町立みどりが丘小学校

中学校編集

高等学校編集

公共施設編集

県の施設
町の施設
  • 総合福祉センター(パトリアおがわ)
  • ふれあいプラザおがわ
  • 中央公民館
  • 大河公民館
  • 竹沢公民館
  • 八和田公民館
  • 大塚コミュニティセンター
  • 町民会館(リリックおがわ)
  • 小川町児童館
  • 子育て支援センター
  • 小川町ファミリーサポートセンター
  • 小川町総合運動場
  • 町立武道館
  • 小川町都市公園
  • 仙元山見晴らしの丘公園
  • 小川和紙体験学習センター
  • 小川町立図書館:町内には1つの図書館と移動図書館がある。比企広域市町村圏域内公共図書館の相互利用協定により、東松山市滑川町小川町ときがわ町川島町吉見町鳩山町秩父郡東秩父村に住まい・通学通勤している者なら利用可能。

郵政編集

郵便番号は町内全域が「355-03xx」(小川郵便局が集配を担当)である。

  • 小川郵便局
    • 小川腰越郵便局
    • 東小川郵便局
    • 小川みどりが丘郵便局
    • 東武竹沢駅前郵便局
    • 八和田郵便局
    • 小川本町簡易郵便局

消防編集

警察編集

病院編集

電話番号編集

市外局番は町内全域が「0493」。同一市外局番の地域との通話は市内通話料金で利用可能(東松山MA)。収容局は埼玉小川別局のみ。

交通編集

道路編集

高速道路
一般国道
県道
主要地方道
一般県道

鉄道と駅編集

東京の池袋へは東上線の急行快速で約1時間程度で行くことができる。その為か町内には住宅団地(小川パークヒルなど)や大型マンションが建設されている。

路線バス編集

町内のバスは東武グループ川越観光バスが主に受け持っている。 また、ときがわ町方面や東秩父村方面へ向かう路線は廃止された路線を自治体が運行している路線でイーグルバスが委託運行を行っている。

タクシー編集

タクシーの営業区域県南西部交通圏で、川越市所沢市東松山市飯能市和光市などと同じエリアとなっている。

特産品・名物・史跡・観光スポット・祭事編集

  • 和紙小川和紙
  • 忠七めし
    割烹旅館二葉の名物料理。幕末から明治初期にかけて活躍した山岡鉄舟はたびたび小川町を訪れており、その際二葉八代目当主・八木忠七に「禅味を盛った料理」を所望して作り出されたものと伝えられている。二葉旧館は登録有形文化財となっている。
  • 女郎うなぎ
    1855年創業とされる割烹旅館福助の名物料理。吉原の遊女の面倒を見たことからその元遊女の生家に伝わる秘伝のタレを伝授され、「女郎うなぎ」として名物になったとされる。福助本館は明治年間に建てられた木造三階建。
  • 高見城:県指定史跡。
  • 鎌倉街道上道奈良梨宿
  • 小川町七夕まつり
  • 道の駅おがわまち
  • 吉田家住宅:埼玉県内最古の民家であり国の重要文化財でもある[5]
  • 仙元山見晴らしの丘公園:仙元山にあり、ローラーすべり台を楽しむ事ができる。
  • 旧小川町立小川小学校下里分校 - 2011年3月に廃校。木造校舎が残り、NPO法人により管理運営されている[6]

出身有名人編集

脚注編集

  1. ^ 埼玉中部資源循環組合 新ごみ施設だより(第11号(最終号)令和2年3月10日発行)2020年7月5日閲覧
  2. ^ 埼玉県小川町/和紙のふるさと 小川町~小川和紙の歴史と伝統を継ぐ~ - 全国町村会”. www.zck.or.jp. 2021年2月25日閲覧。
  3. ^ 松岡醸造㈱” (日本語). 小川町観光協会. 2021年2月25日閲覧。
  4. ^ 埼玉・小川町の「松岡醸造」で日本酒の魅力を深堀り!”. ORICON NEWS. 2021年2月25日閲覧。
  5. ^ 国指定重要文化財 吉田家住宅 - 小川町役場
  6. ^ 旧小川町立小川小学校下里分校 - 小川町役場

関連項目編集

外部リンク編集