小松駅

石川県小松市にある北陸本線の駅

小松駅(こまつえき)は、石川県小松市土居原町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線である。事務管コードは▲541442[3]

小松駅
Komatsu Station West 2020.jpg
西口(2020年9月)
こまつ
Komatsu
粟津 (5.8 km)
(2.8 km) 明峰
所在地 石川県小松市土居原町466
北緯36度24分6.80秒 東経136度27分9.87秒 / 北緯36.4018889度 東経136.4527417度 / 36.4018889; 136.4527417座標: 北緯36度24分6.80秒 東経136度27分9.87秒 / 北緯36.4018889度 東経136.4527417度 / 36.4018889; 136.4527417
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 北陸本線
キロ程 148.2 km(米原起点)
電報略号 マツ
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
4,483人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1897年明治30年)9月20日[1][2]
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
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東口(2011年6月、北陸新幹線建設前)

本項では、かつて存在した北陸鉄道小松駅や、尾小屋鉄道新小松駅(しんこまつえき)についても記述する。

歴史編集

官設鉄道北陸線(現在の北陸本線)が福井駅から当駅まで延伸開業したのに伴い、石川県内初の鉄道駅として開業した。特急列車の大半が停車する。また、当駅で半数ほどが金沢方面へ折り返しており普通列車は金沢方面へは日中でも1時間に2本の普通列車がある。北陸新幹線金沢駅 - 敦賀駅間の開業後は、停車駅のひとつとなる予定である[4]。また、新幹線開業後の在来線は、JR西日本からIRいしかわ鉄道に移管されることになっている[5]

駅構造編集

 
コンコース(2019年4月)
 
2番のりば(2012年3月)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線[22]、計2面3線[2]ホームを有する高架駅。改札口には自動改札機があり[13][16]みどりの窓口およびみどりの券売機が設置されている(えきねっとで予約したきっぷが受取可能)[23]

駅長配置の直営駅で、地区管理駅として大聖寺駅 - 美川駅間の全駅を統括管理している。

また、北陸新幹線は相対式ホーム2面2線を持つ高架駅として建設しており[24]、東口は白山をイメージした外観になる予定である[25][26]

のりば編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1 北陸本線 下り 金沢富山方面 一部2番のりば
2・3 上り 福井米原方面  

(出典:小松駅 駅構内図

駅構内の施設編集

小松駅 構内図を参照。

利用状況編集

2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員4,483人である[27]。石川県内の主要鉄道駅では乗客数が金沢駅津幡駅に次いで3位にのぼる。

「石川県統計書」および「小松市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりとなっている。

年度別1日平均乗車人員[28]
年度 1日平均
乗車人員
1995年(平成07年) 4,977
1996年(平成08年) 4,772
1997年(平成09年) 4,537
1998年(平成10年) 4,464
1999年(平成11年) 4,323
2000年(平成12年) 4,138
2001年(平成13年) 4,044
2002年(平成14年) 3,955
2003年(平成15年) 4,078
2004年(平成16年) 4,049
2005年(平成17年) 4,085
2006年(平成18年) 4,183
2007年(平成19年) 4,199
2008年(平成20年) 4,209
2009年(平成21年) 3,941
2010年(平成22年) 3,893
2011年(平成23年) 3,901
2012年(平成24年) 3,922
2013年(平成25年) 3,985
2014年(平成26年) 3,825
2015年(平成27年) 4,002
2016年(平成28年) 4,110
2017年(平成29年) 4,329
2018年(平成30年) 4,535
2019年(令和元年) 4,483

駅周辺編集

西口側編集

 
土居原中央交差点から見た小松駅西口付近
 
土居原ボンネット広場
  • こまつアズスクエア
ホテルや公立小松大学、育児支援施設などが入る複合施設で、2017年12月1日オープン。2010年閉店した小松大和跡地を再開発した[29]

東口側編集

駅前には北陸新幹線用の駅舎用地が確保されている[1][2]。また、エイチ・アイ・エスグループのH.I.S.ホテルホールディングスが「変なホテル石川小松駅前」を東口に開業を表明[30]2020年12月24日に開業した(公式サイトも参照)[31][32]

バス路線編集

主に駅西口ターミナルから発着する。

1990年代前半頃まで北陸鉄道バスが主流だったが、その後の路線移管などにより北鉄加賀バス(旧小松バス)の路線がメインである。

西口広場編集

北鉄加賀バス
北鉄白山バス
  • 佐野線
日本海観光バス
  • 市内循環線
  • 木場潟線

小松駅南バスのりば編集

前述のとおり、2019年に北陸新幹線建設のため東口にあったバスのりばはこまつアズスクエア東側の「小松駅南バスのりば」に移設となっている。

高速バス
  • 加賀・小松・松任・金沢 - 渋谷・八王子線(西東京バス
  • 福井・加賀・小松・金沢 - 池袋・新宿・TDL線(WILLER EXPRESS
  • 小松・金沢・富山 - 新宿・横浜線(JAMJAMライナー
  • 小松・金沢・富山 - 東京・TDL線(JAMJAMライナー)
  • 小松・加賀・福井・武生・敦賀 - 東京・TDL線(中日本ツアーバス)
シャトルバス(送迎バス)

隣の駅編集

※特急「サンダーバード」・「しらさぎ」・「ダイナスター」・「おはようエクスプレス」・「おやすみエクスプレス」(うち、「サンダーバード」は一部通過)の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
北陸本線
粟津駅 - 小松駅 - 明峰駅

建設中の路線編集

西日本旅客鉄道(JR西日本)
北陸新幹線
金沢駅 - 小松駅 - 加賀温泉駅

北陸鉄道 小松駅編集

北陸鉄道 小松駅
こまつ
Komatsu
(0.9 km)
所属事業者 北陸鉄道
所属路線 小松線
キロ程 0.0 km(小松起点)
開業年月日 1929年昭和29年)5月15日[35][36]
廃止年月日 1986年(昭和61年)6月1日[35][36]
備考 路線廃止に伴い廃駅
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概要編集

小松線の始発駅で、国鉄の東側に位置し、車庫と乗務区が置かれていた。駅舎正面には「北鉄電車 鵜川遊泉寺行」と表示していた[37]。一部文献・ウェブサイトでは「新小松駅」と表記されているものがあるが、開業から廃止まで一貫して「小松駅」である。

歴史編集

 
北陸鉄道小松線 小松駅跡 1986年8月。
廃止後約2か月半にして全ての駅施設が取り払われ、更地になった。

駅構造編集

路線の規模にしては大きな木造駅舎を持ち、留置線と車庫線が各1本と、車庫線からスイッチバックする形で短い留置線があった。ホームは1面1線だが、1960年代の一時期は南側の留置線にも板張りのホームを設けていたことがあった[37]。国鉄とは線路がつながっておらず、車両を転属させる際にはその都度仮線を敷設していた。国鉄の駅舎・ホームとは地下道で連絡していたが[35]、北鉄側には独自の出入口はなく、鵜川遊泉寺方面からの電車を降りて尾小屋鉄道の新小松駅へ行くには一旦国鉄の駅を出て踏切を渡る必要があった。また当駅に隣接する小松製作所の従業員専用の出入口があり、定期券所持者に限って通行が認められていた。

乗車券の取り扱い編集

乗車券は国鉄の出札口で発売していたが、1970年代後半には小松線専用の自動券売機が、国鉄線用の券売機群とは離れた場所(正面入り口入ってすぐの柱付近)に設置されていた。小松線の乗車券では鵜川遊泉寺行きが発車する10分前くらいにならないと国鉄の改札を通してもらえなかった。国鉄から乗り継ぐ場合には当駅の改札口で国鉄の乗車券を回収し、目的地までの運賃を支払って「運賃精算済証」と記された乗車券大の券片を受け取っていた。降車時には当駅までの乗車券は検認のみ行なって国鉄の改札で回収していたが、当駅では国鉄の乗車券の発売を行っていなかったため、北陸本線の列車に乗り継ぐ場合には国鉄の車内で車掌から購入、もしくは着駅で精算する必要があった。

隣の駅編集

北陸鉄道
小松線
小松駅 - 沖駅

廃止後編集

廃止後間もなくしてすべての施設が撤去され[39]、しばらく更地になった後、東口駅前広場になるまでは駐車場となっていた[37]。連絡地下道は小松線の廃止後に閉鎖されていたが、高架化の前に仮設の東口が開設された際には一時的に復活していた。

尾小屋鉄道 新小松駅編集

尾小屋鉄道 新小松駅
 
尾小屋鉄道 新小松駅 1977年3月27日
しんこまつ
Shin-Komatsu
(2.7 km) 西吉竹
所属事業者 尾小屋鉄道
所属路線 尾小屋鉄道
キロ程 0.0 km(新小松起点)
開業年月日 1920年大正9年)5月10日[40]
廃止年月日 1977年昭和52年)3月20日[40]
備考 路線廃止に伴い廃駅
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歴史編集

隣の駅編集

尾小屋鉄道
新小松駅 - 西吉竹駅

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 川島 2010, p. 44.
  2. ^ a b c d 朝日 2012, p. 21.
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  4. ^ JR西日本、北陸新幹線金沢~敦賀間の新駅は「越前たけふ」駅名決定”. マイナビニュース (2021年5月13日). 2021年9月10日閲覧。
  5. ^ “並行在来線運賃1.15倍に”. 読売新聞オンライン. (2021年8月31日). オリジナルの2021年9月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210910154119/https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20210830-OYTNT50078/ 2021年9月21日閲覧。 
  6. ^ a b 朝日 2012, p. 10.
  7. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 I』JTB、1998年10月1日、91頁。
  8. ^ 小松市 2002, p. 2.
  9. ^ a b 小松市 2002, p. 3.
  10. ^ 『北國新聞で見る平成いしかわの30年』北國新聞社、2019年8月5日、192頁。
  11. ^ 外山勝彦「鉄道記録帳2002年11月」『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年2月1日、 21頁。
  12. ^ a b “北陸線(大聖寺駅~金沢駅間)IRいしかわ鉄道線、城端線(高岡駅~新高岡駅間)4月15日ICOCAサービスご利用開始~石川と富山がICOCAでつながる~” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道/IRいしかわ鉄道/あいの風とやま鉄道, (2017年1月31日), オリジナルの2019年5月25日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20190525201350/http://www.ishikawa-railway.jp/info/pdf/201701312.pdf 2020年2月1日閲覧。 
  13. ^ a b “JR西日本 金沢駅などで自動改札を導入”. 日テレNEWS24. (2017年4月1日). https://www.news24.jp/articles/2017/04/01/07357924.html 2021年4月18日閲覧。 
  14. ^ “交通ICカード「ICOCA」の利用範囲拡大等について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), あいの風とやま鉄道, (2017年1月31日), オリジナルの2019年5月25日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20190525201350/http://ainokaze.co.jp/wp-content/uploads/2017/01/52ec997ad191bbbcc65a6d2c092765d6.pdf 2020年2月1日閲覧。 
  15. ^ JR西日本、ICカード「ICOCA」を金沢地区・新高岡地区へ導入”. トラベルWatch (2016年2月16日). 2021年9月21日閲覧。
  16. ^ a b 富山に続き石川も「ICOCA」エリアに 4月15日、3社相互利用開始”. 乗りものニュース (2017年2月1日). 2021年9月21日閲覧。
  17. ^ 金沢でイコカ利用可能に 石川、富山の19駅”. 産経フォト (2017年4月15日). 2021年9月21日閲覧。
  18. ^ 北陸新幹線工事に伴うJR小松駅東口広場の利用制限について”. 小松市 (2019年8月28日). 2019年10月18日閲覧。
  19. ^ “北陸新幹線、小松駅新築工事の駅舎工事開始について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構, (2020年11月5日), オリジナルの2020年11月5日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201105021917/https://www.jrtt.go.jp/corporate/public_relations/pdf/03_1109komatsu_kojikaishi.pdf 2020年11月12日閲覧。 
  20. ^ “北陸新幹線「南越駅」の工事開始発表 11月9日着手、2022年夏ごろ完成予定”. 福井新聞ONLINE. (2020年11月6日). オリジナルの2020年11月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201122041126/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1200274 2021年4月18日閲覧。 
  21. ^ 北陸新幹線小松駅・南越(仮称)駅新築工事に着手、完成は2022年夏頃”. マイナビニュース (2020年11月10日). 2021年4月18日閲覧。
  22. ^ 川島 2010, p. 10.
  23. ^ えきねっと JR北海道およびJR西日本 北陸エリアでのお受取りについて
  24. ^ 地域の特色を活かした使いやすい駅へ…鉄道・運輸機構が北陸新幹線金沢-敦賀間の駅舎デザインを公表”. Response. (2019年4月21日). 2020年10月6日閲覧。
  25. ^ 北陸新幹線6新駅のデザイン決まる ホームやコンコースのイメージ”. 福井新聞ONLINE (2019年4月17日). 2019年4月22日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2021年6月5日閲覧。
  26. ^ 2023年につながる北陸新幹線の金沢~敦賀間、各駅のデザインとコンセプトを調べてみた”. @DIME (2020年4月15日). 2020年10月6日閲覧。
  27. ^ 令和元年石川県統計書 (PDF)” (日本語). 石川県. p. 104 (2021年3月). 2021年4月12日閲覧。
  28. ^ 小松市統計書一覧 - 小松市
  29. ^ “JR小松駅前にホテルや育児施設 市街地活性化へ複合施設開業”. 日本経済新聞. (2017年12月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24111090Q7A131C1LB0000/ 2021年6月5日閲覧。 
  30. ^ “小松駅前に「変なホテル」 HIS、来年12月開業”. 日本経済新聞. (2019年7月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46861130S9A700C1LB0000/ 2019年10月18日閲覧。 
  31. ^ 「変なホテル 小松駅前」12月24日開業。ロビーにコミック1800冊、ホログラムでチェックイン”. トラベルWatch (2020年12月2日). 2021年6月5日閲覧。
  32. ^ “恐竜や武士が「ようこそ」 変なホテル小松駅前 24日開業”. 北陸中日新聞Web. (2020年12月2日). オリジナルの2020年12月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201204234057/https://www.chunichi.co.jp/article/163461 2021年6月5日閲覧。 
  33. ^ 無料シャトルバスのご案内 - イオンモール新小松
  34. ^ 交通アクセス(本学・金沢駅前オフィス・東京サテライト) - 北陸先端科学技術大学院大学
  35. ^ a b c d e f 寺田 2008, p. 110.
  36. ^ a b 朝日 2011, p. 25.
  37. ^ a b c 鉄道ジャーナル 2017年10月号 p.152 - 155「消えた地方私鉄 晩年の日々 第3回 北陸鉄道小松線」
  38. ^ a b 朝日 2011, p. 19.
  39. ^ 寺田 2008, p. 111.
  40. ^ a b c d e 寺田 2008, p. 86.
  41. ^ 「鉄道敷設権譲渡」『官報』1920年6月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  42. ^ 『鉄道統計資料. 昭和4年』(国立国会図書館デジタルコレクション)

参考文献編集

  • 『広報こまつ 2002年11月号』小松市役所広報課、2002年11月1日。
  • 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』JTBパブリッシング、2008年5月1日。ISBN 978-4-533-07145-4
  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。
  • 『週刊JR全駅・全車両基地 18 北陸本線②(森本~米原) 越美北線』朝日新聞出版、2012年12月9日。

関連項目編集

外部リンク編集