小樽郵便局
北海道小樽市にある郵便局
小樽郵便局(おたるゆうびんきょく)は北海道小樽市にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。島本虎三も勤務していた。地元市民からは「本局」と呼ばれており、最寄バス停留所である「本局前」の「本局」はこの小樽郵便局を意味する。
小樽郵便局 | |
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基本情報 | |
正式名称 | 小樽郵便局 |
前身 | 小樽郵便取扱所 |
局番号 | 90002 |
設置者 | 日本郵便株式会社 |
所在地 |
〒047-8799 北海道小樽市色内1-8-1 |
位置 |
北緯43度11分49.5秒 東経141度0分4.1秒 / 北緯43.197083度 東経141.001139度座標: 北緯43度11分49.5秒 東経141度0分4.1秒 / 北緯43.197083度 東経141.001139度 |
貯金 | |
店名 | ゆうちょ銀行 代理店 |
保険 | |
店名 | かんぽ生命保険 代理店 |
特記事項 | |
ATMホリデーサービス実施 |
概要
編集分室
編集分室はなし。過去に存在した分室は以下のとおり。
沿革
編集- 1872年11月1日(明治5年10月1日) - 小樽郵便取扱所として開設[1]。
- 1873年(明治6年) - 小樽郵便役所となる。
- 1875年(明治8年)1月1日 - 小樽郵便局(二等)となる。
- 1879年(明治12年) - 為替取扱を開始。
- 1882年(明治15年) - 貯金取扱を開始。
- 1894年(明治27年)8月1日 - 小樽郵便電信局となる。
- 1903年(明治36年)4月1日 - 通信官署官制の施行に伴い小樽郵便局となる。
- 1945年(昭和20年)12月15日 - 郵便局で取扱う電話通話事務を除く電話事務を小樽電話局に移管[2]。
- 1948年(昭和23年)9月1日 - 小樽稲穂郵便局の一時閉鎖[3]および小樽花園東郵便局の廃止に伴い、両局の取扱事務を承継[4]。
- 1956年(昭和31年)
- 7月 - 局舎新築落成。
- 7月7日 - 保険分室を廃止[5]。
- 1957年(昭和32年)1月21日 - 電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始。
- 1992年(平成4年)8月3日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 1993年(平成5年)6月26日 - 小樽手宮郵便局の廃止に伴い、取扱事務を承継。
- 1994年(平成6年) - 現在の庁舎が新築された[6]。歴史的建造物が立ち並ぶ一画に立地しているため、周囲の景観との調和が図られたクラシカルな外観デザインを採用した。その点が高く評価され、第7回小樽市都市景観賞作品を受賞した[7]。
- 2005年(平成17年)3月28日 - 朝里郵便局の廃止に伴い、取扱事務を承継。同局跡地に朝里分室を設置[8]。
- 2006年(平成18年)9月19日 - 銭函郵便局、蘭島郵便局、塩谷郵便局から集配業務を移管[9]。
- 2007年(平成19年)
- 7月30日 - 朝里分室を廃止(後、旧朝里郵便局を閉局した後、同局の近隣地に無集配局の新・朝里郵便局が開局)。
- 10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業小樽支店に一部業務を移管。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業小樽支店を小樽郵便局に統合。
- 2016年(平成28年)8月1日 - 「047-02xx」区域の集配業務を銭函郵便局に再移管。
- 2019年(平成31年)4月1日 - ゆうゆう窓口の24時間営業を廃止。
取扱内容
編集周辺
編集アクセス
編集脚注
編集- ^ 山口修監修 『全国郵便局沿革録 明治編』 日本郵趣出版 1980年12月28日発行
- ^ 昭和20年逓信院告示第267号(昭和20年12月13日付官報第5677号掲載)
- ^ 1952年(昭和27年)9月1日に、閉鎖のまま廃止された。
- ^ 昭和23年逓信省告示第323号(昭和23年9月4日付官報第6493号掲載)
- ^ 昭和31年郵政省告示第823号(昭和31年8月3日付官報第8880号掲載)
- ^ “地域貢献(5) ―ブランチによる小樽仕様―”. 小樽學 2017年2月2日閲覧。
- ^ “第7回 小樽市都市景観賞作品” 2017年2月2日閲覧。
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」平成17年2月20日発表分
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」平成18年9月11日発表分