小沢 道成(おざわ みちなり、1985年10月17日 - )は、日本俳優劇作家血液型はO型。虚構の劇団初期から解散までの劇団員。現所属事務所はmomocan[1]

おざわ みちなり
小沢 道成
本名 小沢 道成
生年月日 (1985-10-17) 1985年10月17日(38歳)
出生地 日本の旗 日本 滋賀県
国籍 日本
身長 165cm
血液型 O型
職業 舞台俳優劇作家
ジャンル 舞台
活動期間 2007年 -
所属劇団 EPOCH MAN
事務所 momocan[1]
公式サイト 小沢道成 公式サイト「おざわみちなり.com」
主な作品
オーレリアンの兄妹
我ら宇宙の塵
 
受賞
王子小劇場佐藤佐吉賞最優秀助演男優賞
第31回読売演劇大賞優秀演出家賞
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来歴 編集

滋賀県に生まれ、京都府で育つ。父は経済学者小沢修司[2]。姉は画家の小沢さかえ[3]京都府立朱雀高等学校通信制中退[4]

京都にいるとき、映画のオーディションやワークショップを受けていたがうまくいかず、姉から教えられた阪神タイガーウッズという劇団のワークショップを受け、演劇に魅了される[5]

京都でフリーで俳優をした後、上京。「虚構の劇団」のオーディションを受け、約2000人の中から選ばれた。

自身が主宰する「EPOCH MAN」では作・演出も行う[6]

2014年9月に一色洋平と「一色洋平×小沢道成」を結成する。

2022年に「オーレリアンの兄妹」で第66回岸田國士戯曲賞候補[4]

ワークショップの講師も務める[7]

2023年の「我ら宇宙の塵」が第31回読売演劇大賞の優秀作品賞、優秀女優賞(池谷のぶえ)、優秀演出家賞にノミネートされ[8]、優秀作品賞に優秀演出家賞、池谷のぶえが最優秀女優賞(「無駄な抵抗」含む)を受賞した[9]作品となった。

作品 編集

舞台 編集

出演 編集

虚構の劇団」(ページ参照)全作品

作・演出・出演 編集

  • 「ハッピーエンドにつづく、右脳と左脳」 EPOCH MAN (2013年1月18日 - 20日、八幡山ワーサルシアター
  • 「耕太、宙に浮きながら」 EPOCH MAN (2014年2月7日 - 11日、キッド・アイラック・アート・ホール
  • 「鶴かもしれない」 EPOCH MAN(2014年5月22日 - 26日、キッド・アイラック・アート・ホール)
    • 「鶴かもしれない2016」 EPOCH MAN(2016年1月20日 - 24日、下北沢OFF・OFFシアター
    • 「鶴かもしれない2020」 EPOCH MAN(2020年1月9日 - 13日、下北沢駅前劇場[23]
    • 「Maybe a Crane ~鶴かもしれない~」 EPOCH MAN(2020年2月10日 - 16日、yoshidamachi Lily)
    • 「鶴かもしれない2022」 EPOCH MAN(2022年2月23日 - 27日、本多劇場[24]
  • 「みんなの宅配便」 EPOCH MAN(2015年6月27日 - 7月21日、キッド・アイラック・アート・ホール)
  • 「Brand new OZAWA mermaid!」 EPOCH MAN(2018年5月5日 - 20日、APOC THEATER[25]
  • 「夢ぞろぞろ」 EPOCH MAN(2019年8月7日 - 12日、シアター711[26]
    • 「夢ぞろぞろ」 EPOCH MAN(2021年2月19日 - 28日、シアター711)[27]
  • 「オーレリアンの兄妹」 EPOCH MAN(2021年8月13日 - 22日、下北沢駅前劇場) - 絆太 役・美術も担当[28]※第66回岸田國士戯曲賞最終候補作[4]
  • 「我ら宇宙の塵」EPOCH MAN(2023年8月2日 - 13日、新宿シアタートップス)美術も担当[29]※第31回読売演劇大賞優秀作品賞・優秀女優賞(池谷のぶえ)・優秀演出家賞受賞作[9]

出演・演出 編集

  • 「谺は決して吠えない」 一色洋平×小沢道成(2014年9月4日 - 8日、王子小劇場)
  • 「巣穴で祈る遭難者」 一色洋平×小沢道成(2016年3月24日 - 4月4日、Geki地下Liberty
  • 「夜明け」 EPOCH MAN(2017年1月6日 - 9日、ひつじ座
  • 「漸近線、重なれ」 一色洋平×小沢道成(2024年4月1日 - 7日、シアタートップス)美術[30]

本多劇場PRESENTS「DISTANCE」無観客配信 編集

作・演出 編集

  • 「Slip Skid」(2023年3月2日 - 5日、中目黒キンケロ・シアター)[32]

演出 編集

  • 「水深ゼロメートルから」(2021年11月3日 - 7日、下北沢「劇」小劇場)演出・美術[33]

トークイベント 編集

  • 「小沢道成のひとりでトークライブ~ランチタイムに会いましょう~」(2022年4月9日、ロフトプラスワン)[34]

テレビ 編集

言劇 編集

  • 「仔狸綺譚」 DMM TV (2023年1月28日 - 3月18日)脚本・演出

ラジオドラマ 編集

  • 「オールナイトニッポン劇場」青春編 ニッポン放送(2018年7月5日 - )

その他 編集

  • 小沢道成と小野川晶のOZAGAWA学園祭(2020年11月1日 - 30日、filmuy)前半戦・後半戦
  • 「Another one」vol.7(2023年1月22日、四谷3丁目ドリームシアター)

モデル 編集

  • 隼太からHAYATAへ 第4回(2022年7月20日、Web)[36]・第5回(2022年7月26日、Web)[37]

受賞 編集

  • 王子小劇場佐藤佐吉賞最優秀助演男優賞(2014年)[38]
  • 第31回読売演劇大賞優秀演出家賞(2024年)[9]

脚注 編集

  1. ^ a b 小沢道成”. momocan. 2023年5月13日閲覧。
  2. ^ 小沢道成公式ツイッター2018年3月12日
  3. ^ 小沢道成公式ツイッター2019年8月28日
  4. ^ a b c 第66回岸田國士戯曲賞最終候補作品決定 - 白水社”. www.hakusuisha.co.jp. 2022年1月31日閲覧。
  5. ^ 京都の演劇人にインタビュー
  6. ^ EPOCH MANオフィシャルサイト
  7. ^ 小沢道成の〝長台詞を魅せるためのWS〟”. ENBUゼミナール. 2024年1月14日閲覧。
  8. ^ 第31回読売演劇大賞ノミネート決定…作品・男優・女優・演出家・スタッフ5部門”. ENBUゼミナール (2024年1月19日). 2024年1月27日閲覧。
  9. ^ a b c 第31回読売演劇大賞結果発表、最優秀作品賞はイキウメ「人魂を届けに」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月2日). 2024年2月2日閲覧。
  10. ^ 「露出狂」WSで中屋敷がキャスティングに自信「若くて可能性ある人ばかり」”. ステージナタリー (2016年8月29日). 2023年5月13日閲覧。
  11. ^ 鹿殺し、結成15周年ラスト公演で初期作品をリバイバル!ビジュアルも公開”. ステージナタリー (2016年9月2日). 2023年5月13日閲覧。
  12. ^ 根本宗子、2017年2月新作「皆、シンデレラがやりたい。」に高田聖子、猫背椿ら”. ステージナタリー (2016年9月7日). 2023年5月13日閲覧。
  13. ^ 6時間の大群像劇!杉原演出×木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談ー通し上演ー」”. ステージナタリー (2017年4月5日). 2023年5月13日閲覧。
  14. ^ ブラシュカ「そでふりあうも」、劇団競泳水着「りんごりらっぱんつ」が原案”. ステージナタリー (2017年6月5日). 2023年5月13日閲覧。
  15. ^ 丸尾丸一郎×松岡充「不届者」に荒木宏文、オレノグラフィティら”. ステージナタリー (2017年6月2日). 2023年5月13日閲覧。
  16. ^ 髑髏の次はメタルが“回る”!新感線☆RS「メタルマクベス」が3作連続上演”. ステージナタリー (2018年2月2日). 2023年5月13日閲覧。
  17. ^ 浦井健治&長澤まさみ出演「メタルマクベス」disc3、映画館で生中継”. ステージナタリー (2018年10月26日). 2023年5月13日閲覧。
  18. ^ 別冊「根本宗子」の「墓場、女子高生」藤松祥子ら全キャストが明らかに”. ステージナタリー (2019年5月22日). 2023年5月13日閲覧。
  19. ^ 31歳の誕生日、部屋の前に女が…キ上の空論が紡ぐ恋物語に落合モトキら”. ステージナタリー (2020年8月13日). 2023年5月13日閲覧。
  20. ^ 背景はロンドン!舞台「パタリロ!」メインビジュアル公開、耽美なソロビジュアルも”. ステージナタリー (2020年10月20日). 2021年1月8日閲覧。
  21. ^ “祝いだ!祭りだ!原作連載45周年記念、舞台「パタリロ!」第4弾上演決定”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年4月28日). https://natalie.mu/stage/news/475708 2022年4月28日閲覧。 
  22. ^ 「燕のいる駅-ツバメノイルエキ-」”. ニッポン放送イベント情報サイト. 2023年7月25日閲覧。
  23. ^ EPOCH MAN「鶴かもしれない」再々演、小沢道成「自分の可能性を信じて」”. ステージナタリー (2019年8月1日). 2023年5月13日閲覧。
  24. ^ E本多劇場進出!小沢道成の一人芝居「鶴かもしれない2022」上演決定”. ステージナタリー (2021年8月1日). 2023年5月13日閲覧。
  25. ^ “モチーフは人魚姫、小沢道成の一人芝居「Brand new OZAWA mermaid!」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年2月17日). https://natalie.mu/stage/news/269761 2023年5月13日閲覧。 
  26. ^ 小沢道成&田中穂先の二人芝居「夢ぞろぞろ」、音楽はオレノグラフィティ”. ステージナタリー (2019年5月30日). 2023年5月13日閲覧。
  27. ^ 何でもないちょっとした台詞がいちいち良い――「夢ぞろぞろ」小沢道成×宮崎吐夢対談”. げきぴあ (2021年2月8日). 2021年2月9日閲覧。
  28. ^ 小沢道成&中村中が“現代のヘンゼルとグレーテル”に「オーレリアンの兄妹」開幕”. ステージナタリー (2021年8月13日). 2021年8月14日閲覧。
  29. ^ 小沢道成「人間が起こす力の凄さを堪能して」 パペット×映像テクノロジーで描く『我ら宇宙の塵』開幕”. ぴあ (2023年8月4日). 2023年8月12日閲覧。
  30. ^ 『漸近線、重なれ』一色洋平×小沢道成×須貝英×オレノグラフィティ座談会インタビュー 8年ぶりの集結が生む新たな二人芝居の形とはー”. SPICE (2024年3月10日). 2024年4月5日閲覧。
  31. ^ お好きな楽しみ方を!小沢道成・寺田剛史の二人芝居で「DISTANCE」福岡公演開幕”. ステージナタリー (2020年8月15日). 2023年5月13日閲覧。
  32. ^ THE RAMPAGE陣が一人芝居に挑戦!「Slip Skid」で奇妙な出来事に遭遇する“僕”に”. ステージナタリー (2023年1月6日). 2023年3月4日閲覧。
  33. ^ 女子高生原作「水深ゼロメートルから」舞台化!さらにキャストオーディション開催!”. ローチケ (2021年6月21日). 2021年11月17日閲覧。
  34. ^ 小沢道成が来場者のお悩みを聞いてトーク、ロフトプラスワンでイベント開催”. ステージナタリー (2022年3月31日). 2023年5月13日閲覧。
  35. ^ 根本宗子が若手メンバーと杯酌み交わす「演劇人は、夜な夜な~」が明日放送”. ステージナタリー (2016年11月15日). 2023年5月13日閲覧。
  36. ^ 光も被写体の輝きも、直感で素早くキャッチ!”. ステージナタリー (2022年7月20日). 2023年5月13日閲覧。
  37. ^ これまで習った技術を総動員!撮りたい画をより明確に”. ステージナタリー (2022年7月26日). 2023年5月13日閲覧。
  38. ^ 虚構の劇団・小沢道成の個人演劇ユニットEPOCH MAN<エポックマン>『鶴かもしれない 2016』上演

外部リンク 編集